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『弾まないボール』を打ちたい(テニス)(自然周吾)

テニスをしたい。しかもうまくなりたい。そして、結果、試合に勝ちたい、と思っている。
(試合はダブルスでパートナーがいるが、以下、個人の技術という立場で考える。)
つまりは、試合では、勝てるテニスがしたい、ということである。

どうしたらいいのだろうか。闇雲に打つ練習だけでいいのだろうか・・・。

勝つということだが、完全試合を意味はしない。決定的なポイントで、特に、1本勝負で、自分が、打ち続け、拾い続けて 勝つことである。
しかし、体力的にも永遠には続けられない。ならば、途中で自分がミスせずに、相手にミスさせるのである。
ミスとは、ネットする、オーバーする、拾えない、である。

打法の技術はそれなりに練習で身に付けるが、勝つ戦術を頭で考えることは重要である。

究極的な戦術は、相手が届かないところ(ヤード外に弾む球、ネット際に落ちて手前に戻る球等、取れないボール)、 あるいは届いても、ミスしやすい体勢で打たざるを得ないところ、に打つことである。
相手ヤードの空間を狙って、あるいは空間を造って、そこに打つのである。

私は、個人的には、相手が打ちようのないボール、つまり『弾まないボール』を工夫し、打てるようになることを最大目標としている。

考えてみるに、永遠に続くラリーは、緩い・弾みの素直なボールを、同じ位置に、互いに打ち続けることにある。
互いに打ち易く、ミスしにくいからである。
従って、互いにミスをしやすく、続かないラリーとするには、速い・弾みの複雑なボールを、毎回違ったところに、打つのである。

だから、試合では、自分からは、相手が打ちにくいボールを打つのである。打たされるのではなくて・・・。

ボールに回転をかけた、いろんな球種を打てるように練習するのはもちろんである。そして、目標の『弾まないボール』が打てるように 工夫を続ける。が、まずは、速いボールをともかく当てるだけでもいいから相手ヤード内に返すことである。

そして、深いロブ、角度のついたショートクロス・ショット&ボレーを、ミスせず決められるようにすることである。

(08/07/24)
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