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先日、ニュースで(詳細は不明)、父親が年賀状を出しに出かけた僅かの時間に、3歳の幼児が5階のベランダから落ちて
死んだと聞いた。
高所から落ちたら、死んだり、大怪我をするだろうことは想像できる。幼児には高所を危険とする本能はないのだろうか。
高所が怖くなく、危険と思わなければ、落ちる事故は増えるだろう。
『高所恐怖症』は、生き残るための本能かと思っていたが、どうも本能ではないらしい。
しかし、『高所恐怖症』そのものは、落ちることを避けるための最上の機能であると認識している。
なんとなれば、そもそも高所に近づかないし、たとえ高所に行っても充分に用心するからである。
高いところが平気という人は、高所でも安全対策は設けずに、危険を冒しやすい。まして幼児1人では間違いなく落ちやすい。
本能でなければ、幼少での早い時期に、縁側等そこそこの高さから落ち、”こぶを作る”等の痛い目に遭った、とかの怖い目に
遭えば、”落ちたら怖い”の危険予知が身に着くだろう。
『高所恐怖症』になるくらいに用心深い方が、結果、長生きできるだろう。
かって、10数階以上階での高層生活をしたことがなく、地に足の着いた生活のみをしていれば、高所での危険な状況には遭遇
しないのだろうが・・・。
最近ではマンションも高層である。『高所恐怖症』が本能でないなら、今後、幼児の落下による死亡事故は増えるだろう。
いかに早期に、『高所恐怖症』レベルの体験を得させられるかである。
これから、高層住宅階で生活を続ける人が増えれば、かえって、ますます『高所恐怖症』の人の数は、減っていくだろう。
高所が平気ということは、危険に遭遇しやすく、また、安全への危惧も薄くなることを意味し、落下事故の発生も増えるだろう。