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われらの会話(自然周吾)

最近のわれわれ夫婦の会話は、以下の 落語の小話 (▼以下参照) のように、笑いを誘えるような話ではなく、 本当に必要な情報が通じないという、危険なイライラの関係になっている。

いろいろな ”欲”(金銭欲・出世欲・人から好かれたい欲等) から距離が出来、 ”枯れた”(”欲”を超越した) 年代に来たと、 自負しているが、互いに会話が通じ合わない状況になると、気短くなって、何回も何回も同じ質問を繰り返す。

(質問)『○×は?』 (回答)『なに?』 、(質問)『○×は?』 (回答)『なに?』 、(質問)『○×は?』 (回答) 『・・・?』 で、あきらめて質問を止める。(真剣に聞いていない???)

回答は、どうでもいいや、たいした内容ではないからと、噛合わないままで、終了する。
相手もよく判っていないだろうと感じるままに・・・、互いに会話を止めてしまう。
それでも生活に支障はない・・・。

やがて、身体も、思考も同じ程度に弱ってきて、(喜びの)感動も(怒りの)感情も、真に ”枯れて” 来るのだろう・・・。
落語の小話の登場人物そのものになってしまい、笑いの意味も気がつかなくなるのだろう。
 ”あ、はっ、はっ!!・・・” である。

(09/01/31)
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《参考》
●NHK朝のテレビ連続小説『ちりとてちん』のHPより転用(7:31 07/12/04)

耳の遠い老夫婦(爺・婆)の会話

爺 「おい、婆さん。婆さん!……聞こえんなあ、おい、婆さん」
婆 「何やいな、じいさん」
爺 「今、表通ったんは、裏の源さんと違うか」
婆 「えー?」
爺 「今、表通ったんは、裏の源さんと違うかっちゅうねん」
婆 「何言うてんねんな、今通ったんは、裏の源さんやがな」
爺 「ああそうか。わい、また裏の源さんかと思た」