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TV『MR.BRAIN』(デジタルTBS1:以下詳細)を興味をもって録画し観なおしている。今回で何週目のものだろうか。
今回分を観ていて始めて気がついたのだが、番組の構成で、妙に新鮮味を感じたのである。
番組録画時間は1時間なのに、なぜか1時間以上長く感じたのである。2時間ものくらいに感じたのである。
再度内容を観返してみると、1時間録画のうち前半は、確かに前週の続きもので、その解決編であった。
(ピアニストが関係した事件であった。)
解決編で終りかと思ったら、続いて、次の事件が始まり、継続した。(録画前の番組PRで、女優の仲間田が出演とあった。)
そのまま観ていると、今度は、録画時間が終わりそうになるのに、完結しそうもない。結果、時間となり、
『次回へ続く』となったのである。
これでは、もやもやが残り、次回どうなるのかと期待感を持ち、また観ざるを得ないだろう。完結編を観るがためである。
つまり1時間を1事件の前編・後編(完結編)に分けるのではなく、1時間を(前週の)後編(完結編)・(次週の)前編とに
分けてしまうのである。
観客は、次週を見なければ、その事件が完結せず、また、正に自動的に次週後編(完結編)の事件の前編を観てしまう
という構成になっているのである。
かっての、古き時代のおりに体験した、『紙芝居』の運営技法のようである。
紙芝居の活劇『黄金バット』が連続でいつまでも完結せず、それが毎日、『さてこの続きは、明日に・・・』として、
続きを観させられていた記憶に繋がった。
『紙芝居』技法の新しい再登場ではないか・・・。巧みな継続視聴確保の技法である。