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1枚50円の挨拶状(年賀状)(自然周吾)

12/31(木)9時30分に、今年の年賀状はすべてポストに投函された。
12/29(火)から順次3日間に渡って投函され、終了した。
(購入枚数:300枚、印刷ミス:7枚、残数:35枚で、258枚の発送である。)
パソコン筆王の記録からは、送付該当分は257枚 (喪中受取り分11枚を除く)となり、結果、1枚が不明(恐らくはダブり送付??)で完了した。

今年の年賀状送付までの経緯を振り返ってみる。

年賀状の購入は10月中旬に申込み、11月中旬には、入手した。インクジェット紙で、白・ピンク・緑の3種をそれぞれ100枚ずつ買った。
例年木版にするが、図柄が決まらない。12/27(日)になって漸く木版を買いに行った。ところが、文具店に木版がなく、 消しゴム版(商品名:『はんけしくん』)がたったの1枚残っていたのだった。

来年の干支の”トラ”は、図案に彫りにくいので、ずっと迷っていた。12/28(月)夜にやっと下絵を決めた。 歩数計に取り付けた、付録のホルダー(写真参照)を描くことにしたのである。
(▲写真:モデルの人形)

確かに消しゴム版は、削りやすい。ところが印刷に慣れるまで、数枚の失敗があった。30年間以上木版での印刷であった。
木版では、インクは墨汁の原液をそのまま使っていたし、1回の塗りで、5枚は刷れた。
ところが、消しゴム版では、1枚毎に墨汁を塗らなければならない。
しかも、薄くである。少しでも量を濃く塗ると、墨汁がにじんでボケてしまう。
結果、かなりの枚数を印刷してから、やっと墨汁を、水で薄める(半分)ことに気がついたのである。

そもそもの出だしから手を抜いた作業で、しかも、初めての消しゴム版を彫った為か、印刷後 ほとんどの年賀状は、手直しを余儀なくされた。
インクジェット紙年賀状は、インクの吸い取りがいい。墨汁も薄目がいいようだ。ともかく、12/29(火)から、完成した年賀状を ポストに投函し始めた。(差出人のゴム印は、痺れを切らした嫁さんが、全部押してくれた。感謝ではある・・・。)
(▲写真:2010年度”虎年”の完成した年賀状)

12/30(水)には、300枚が刷り終わった。差出人のゴム印も押し終わった。後は、宛名と添え書きを加えるだけである・・・。
ともかく、年内投函の目処がついた。
そして、12/31(木)午前中に投函完了した。12/28(月)の夜からの4日間で、図案化・版画・印刷・差出人のゴム印・宛名書き・添え書きを300枚処理した。
TVを観ながら、睡眠も充分とっての作業だから、本当に集中したら、2日くらいで出来るものかも知れないが・・・。

(09/12/31)
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