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聞いて見るものだ(新年会顛末）（自然周吾）

1/9（土）夕、07s-テニスの新年会が、JR稲毛海岸駅近くのダイニング「F」店で行なわれた。

我ら（3人）は、お酒は飲まないメンバーの車に便乗して参加し、17：30に駅前ﾋﾞﾙの駐車場に入った。3時間以内は無料 と聞いていた。終了まで充分余裕があった。
ところが、参加者7名の新年会（18：00-20：00の予定）は、20：00すぎになっても終了せず、話が弾み、なんと店を出たのは、22：30前であった。

駐車場に行くと、ﾋﾞﾙの周りの入り口は全て鍵がかかっていて、中も暗い・・・。締め出しされてしまったのだ。

出会った近くの婦人が、昨年から、21：00で駐車場も終了している、と話してくれた。まずい状況である。
駐車場のﾋﾞﾙを一周して、いよいよ、車を置いてタクシーで帰らざるを得ないと覚悟した。
今夜は、幸い風もなく穏やかな天候であった。それ程深刻な事態とは思わなかったが、ともかく車には乗って帰れないと思った。

突然、Sコーチが、『確か従業員の出入り口があった。ダメ元でもともと、警備員に相談してみよう』と、言い半周程戻った。

聞くと、なんと、『いいですよ』『暗いから気をつけて出てください』と、平然と言われたのである。

再び半周して、鎖のかかっていない入り口から、螺旋の車路を4人でを歩いて登った。途中見上げると晴れた空が 穏やかに観えた。4Fのフロアーには、我らの車だけが1台ポツンと、停まっていた。
互いに『ラッキー』と言って車に乗ったのである。

追加駐車料金500円（駐車時間5時間）で、出られた・・・。

聞いて見るべきだ！、私なら、黙って、ブツブツつぶやいて、しぶしぶ後悔しつつ、歩いて、タクシーで帰ったと思う。

Sコーチの”度胸のよさ”に感謝した新年会であった。