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恒例の日大公開市民講座(詳細:下記)を受講した。
生きて行く上で、食物を食べ栄養・エネルギーを採取することは、絶対条件である。
講義ではそんな、原則を改めて知らされた。
歯の『8020運動』は、80歳で歯を20本は確保するという運動である。
歯がない、あるいは歯が悪いと、不健康になる、結果、長生きはできないという話ではあった。
確かに、食物は口から採り入れるものであり、食物を噛み砕くためには歯がなくてはならない。”始に歯があるき”、である。
ともかく、入れ歯でもいいから、歯を確保しておくことが、重要なのである。従って、歯の確保・歯の治療には、最大限の関心・時間・ お金を掛けてもいいのであり、また、掛けるべきなのである。そのことを確信し、納得した。
歯科医も、単に歯科の医療だけでなく、歯の悪さが、他の病気の原因にもなるという、総合的な見地での相談をも受けられるように
なってきたのである。つまり、歯科医療は、生きる力を支える生活の医療であり、食文化を伝えるのだという考えをもってきたのである。
なのに、今まで40年以上も歯医者に行かなかったこと、行きたくなかったことに、今更驚いている状況である。
これでよく虫歯が増えなかったものだと、驚いているのである。
参考:
●第47回日本大学理工学部公開市民講座
開催日 3月13日(土)
開催時間 10:00-11:30
講師 日本大学准教授 歯学部 升谷 滋行
講座名 高齢と歯の健康
●私にとって、気になった項目:
・『歯が悪く(@う蝕(虫歯)、A歯周病)なる。 →咀嚼が出来ない。 →栄養バランスが悪くなる。 →糖尿病の原因にもなる。
また、肺炎の原因(歯周病も関係している)にもなる。』
・『歯周病は、糖尿病の合併症の第6番目になっている。歯茎の治療をすると、糖尿病の指数が下がる。』
・『高血圧症で、降圧剤を飲むと、唾液分泌が止まって、虫歯となるデータもある。』
・『歯周病(p.gingvalis)-silent disease:自覚症状に乏しく、静かに自然に悪化する。抜歯の原因の第1位である。』