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旧いメガネの効用(自然周吾)

ここ1ヶ月くらいだろうか、メガネをかけたままで、近くが観にくくなり、メガネを外して観るようになった。
いよいよ加齢による老眼が始まったのだと思った。そうしているうちに、今度は、メガネを外しても、近くが観にくくなってきたのである。

凸レンズのメガネが必要になったのだと確信した。眼鏡屋にいって、新しく検眼してメガネを買い求めようと、思っていた。

そんな時、机の棚に、旧いメガネ(今のメガネに替える前のメガネだろうか)がケースに入っていた。
試しに掛けてみた。なんと、よく観えるではないか・・・。
家にいる時は、近くを観る事が多いので、自宅で使用することにした。

先日、旧いメガネをしたまま、外出してしまった。観えるからいいとそのままにしていた。地面が近くに観える・・・。
思えば、新しいメガネを装着した際に、馴染むまでに感じる現象である。
遠くから近くまで、メガネをかけたままでよく観えて、調子がいい。

テレビがデジタル化し、映りが細部まで繊細になったが、観る方の目がアナログであったのか・・・。
今回、旧いが良く観えるメガネで人の目も”デジタル化”され、テレビが真に”デジタル化”されたのを体験した。

ひかりテレビも、HD番組が多くなり、感度が鮮明になってきた。
ところで、ひかりテレビは、ここ2-3週間前から、画面にモザイク現象が発生して、観るに耐えなくなっていた。
BS画像が受信電波不良で、同じような現象を体験している。アンテナのない、ひかりテレビで、なぜこんな現象が発生するのだろうか。
電話の回線速度(Bフレッツ)が影響しているのだろうか。

ともかく暫くメガネは、このまま旧いメガネを使用し、様子を観ることにする。

(11/05/31)
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