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指輪の行先(自然周吾)

結婚当初から暫くは、結婚指輪は、嵌めたり外したりしていた。それが、いつからか、嵌めっぱなしにしていた。
最近は指が太くなったのか、返って外せなくなってしまった、結果、そのまま嵌めたまま今に来ている。

特別気にしないで嵌めたままで居たが、困ったことに、テニスでラケットが当るのか、丸いはずの輪が少しずつ歪んで変形してきた。
抜けないだけでなく、指輪が当って指を圧迫してきたのである。

N子が入院し、足を手術をすることになった際、指輪を外す必要が生じた。彼女も指が太くなったのか、指輪は抜けなくなっていた。
医師が、指輪を切って外すことにした。その時、当該医師に、『主人に了解してもらってください。』と言ったらしい。
人づてに聞いたのだが、すごいことを言ったなと思った。後日、本人には切った指輪も繋いで復活できるし、 また嵌められるよと、告げてはいた・・・。

、彼女が亡くなって、二つに割れた指輪はそのまま手元に残ってしまった。
どのように遺品として残すかを考えていた。

自分の指輪もこのまま嵌めていると、指によくはないし、と、今日、貴金属店にアイディアを相談に行くことにした。
稲毛駅近くのスーパー内に、確か店があったと向かったのである。当該店の手前に、ジェリーショップ(手直しもするらしい)があった。
貴金属店に手直しの相談に行くよりも、ここの店の方が、いいのではと、一瞬思った。
暫く立ち止まっていてから、店員(店主)に声を掛けた。

事情を話し、その場で、私の指輪も切断し、持参したN子の指輪と繋いで、ネックレスとすることにした。
二人の記念として、繋いで私が、身に付ければ、かえっていいのではないか・・・。
即決で修理注文したので、12/24には完成するとのことである。
私の指輪も修理でき、遺品もなくさないで確保できる最善の方法だと、自負している。
(▲写真→:出来上がってきたネックレス、光った大き目の方がN子の分である。ネックレスは鳥の形になった・・・。12/24夜から着用する-クリック拡大:11/12/24-撮影)

(11/12/21)
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