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本は捨てない(自然周吾)

家の中の整理をしだして、気が付いたことがある。購入した本が多いのである。
不要なものは捨てるのが一番だが、本の背文字を観ていて、読みたい本が多く見つかるのである。そんな本の最後のページを開くと 日付と、サインがしてある。購入して一度読んだ書物には、日付とサインをすることにしている。
ということは、記憶にはないが、当該本は、ともかく一度は読んだということだ。もちろん、サインのない、買っただけの本も 多数見つかる。
最近は、本はできるだけ買わないことにし、図書館を利用して、本には接触している。
だから本は、あまり増えてはいないはずである。

今家にある本は、それなりに、全て読みたい・読むべきだという方向で、入手したものである。従って、私の趣味の方向が現れている。 本を整頓して、家中で周りを本で囲まれてもいいか・・・、と思った。
ともかく、捨ててもよい本と、残しておく本とを選別することにする。他人任せにするように闇雲には捨てないことにした。

生活はシンプルにし、集めた図書は地域に開放するという構想は、将来の自宅の在り方に繋がる。
今までに培った知識のうち、教えられる技法は、求められれば伝えてもいい。自宅を寺子屋風として、 地域の文化貢献に開放できればいいなぁ! と思う。
最近知ったのだが、子供のいない夫婦は、中途半端な資産を残すと、実の兄弟間に、ややこしい問題を残すようである。
もちろん、それは、残った関係者の問題であり、死んだ本人には関係ないとはいえる。
しかし、遺志の希望があるなら、早々にその遺志を表明して残しておくことである。

今後、自宅を地域に開放することを、真剣に考えて行きたい。自分だけが生活する居住容量は実際には、こじんまりとしたものである。 無理はしないが、社会に、地域に、貢献できる方法を探っていこう。これから、独りで、長く生き続けるのは難しいだろう。
単に、一日一日をしっかりと生きていくだけである。お金も時間も、単に無駄には捨てることはできないのである。

(12/02/22)
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