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私の歩みは美の中で終わる。
今を生きる。
死は存在しない、考えない。あるのは今のみ。
先日放映された、NHKの番組、『旅のちから』で原千晶(旅人)が、死についてどのように考えるかと聞いたところ、死を考えない、 死の存在を認めない、生が終わった時である、との応えが返ってきた・・・。
死を考えないナバホに驚いて、蔵書検索し図書館から 『ナバホへのたましいの風景』 河合隼雄 (朝日文庫)を借りてきた。
本でアメリカ先住民の生き方に触れてみた。
自分の周りは美で満たされている、生のみで、死はないのだ、とは・・・の応えが見つかるかと。
(追記)
『ナバホへのたましいの風景』 河合隼雄 (朝日文庫)を読んだ。
西洋人の個人主義は、キリスト教の宗教心があって制御されているが、キリスト教を離れたら、どうなるか。
法律が行動を制御するというが、法の目を逃れたら、それが正義となって、認められてしまう危険がある。
つまり法的に触れなければ、いかなる行為も正義となってしまい、返って法に守られ、実行されるということになる。
一神教のキリスト教から離れ、禁欲のない西洋の個人主義は危険ではないか。
クリスチャンは教会の中での信仰ではないか、との批判もある。
ナバホは生活そのものが宗教である、という考えで、宗教と言う言葉もないらしい。
上記の本を読んで、感じた点である。中身とは違った自分の解釈にしているかもしれない。
絶対なる神と繋がっての個人主義と、全ての物に神が宿り、自分もその中にいるという仏教的考えでの個人主義
とでは、仏教的な考え方の個人主義の方が、私の生き方には合っている。