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”悪いコート”の選択(テニス)(自然周吾)

テニスゲームで、コートを選ぶ際は、”悪いコート”を選んだほうが良いのではと日頃から思ってはいるが、その確証はないのである。

大学コートは昨年の震災で、一方のコート中央には縦に割れが入り、また一方のコートは溝との境が大きく陥没し、段差が出来たりしていて、 修理が必要であった。今年全面工事で修理をしてくれた。
人工芝の全面をめくって、一部コートを張り替えたのである。(▲写真:濃いグリーンのところが張り替えたところy←クリック拡大)
ところが、張り替えたコートの境目が、ちょうどサービスラインのネット側約1.6メートルのところで、段差がついて、 相手ボールが、その境目に当たると大きくバウンドしてしまう。
明らかに、張り替え修理したコートの方が、”悪いコート”となってしまった。

つまり”良い(普通の)コート”と、”悪い(イレギュラーし易い)コート”とが、誰の目でも明確に判る状況になったのである。
従って、トスで、コートを選ぶ際は、”良いコート”か”悪いコート”かを選ぶ事になる。
どちらのコートを選ぶかは、重要なのだが、今日のテニスで、特に気がついた点がある。

一人でサーブ練習をした時に、”良いコート”からサーブをし、大きくバウンドした時は、”悪いコート”の境目に ボールが落ちたことが判る。つまり、サービスラインから1.6メートル内側に落ちたのがわかるのである。
アウトするまで、まだまだ1メートル以上も余裕があったのである・・・。

”良いコート”側から観ると、境目とサービスラインとはそんなに(1.6メートルも)距離があるとは思えないのである・・・。
境目よりももっと深く打ち込んでもいいのである。いや、打ち込むべきである。
サーバーとしては、できる限り、サービスラインすれすれに、つまり、できるだけ深く入れることが有効だと思う。
一人サーブでは、どのあたりに入っているのか判らなかったのだった・・・。

今までは、こんなところに境目を持ってくるなど、テニスを知らない業者が修理したのだと、憤慨していた。が、考えてみれば、 一人練習する者には、この上ない、練習コートであったのである。目からうろこであった。
確かに、ゲームの際、境目でバウンドするとイレギュラーし、”悪いコート”と言えるが、イレギュラーに適当に反応できるようになれば、 それで柔軟な動作を養うに有効である。

”悪いコート”に対面した際は、その境目をサーブの深さの目安にし、”悪いコート”側にたった際は、柔軟性を養えるという、 練習にはもってこいのコートであることを改めて認識したのである。

これからは、”悪いコート”をこよなく愛する人間になってしまった・・・。
(12/07/12)

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