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今日お昼、テニスの合間に、数人のテニス仲間と、近くのファミリーレストランSにいった。
12時頃に、店で出会った客に、なくなったN子の面影を感じた。元気なる自分に比して、どこか動きが(特に表情に)、 鈍くスムーズでないところに、入院前の嫁さんの動きに似た雰囲気を観て、思い出したのである。
手を添えてやらなくては・・・と、どうしても思えるほどの、”ゆったりとした”動作を、あぁ大変だなぁ、と思った。
思えば、そんな嫁さんを置いては何処にも行けなかったし、また、一緒に遠くに連れても行けなかった。そんな状況であったのだ。
その客は、夫婦なのか、親子なのか・・・。ちら!ちら!と観ていたが、もどかしくて、手を出してしまいそうな状況に思えた・・・。
普通に食べられて、普通に歩いていければ、一応健康だと言える。テニスするほどに運動が出来なくても、 他人から、手を副えられることもなく歩ければ、一人で生きていけるだろう。
趣味のテニスが出来ないくらい、足が走れなくなったら、それでも一人で、歩けるうちなら、次は”旅行”に趣味を替えよう。
全国の美術館めぐりとか、博物館めぐりをゆっくりとすればよい。外国の美術館・博物館を訪問してもいい。
ただ、走れるだろう今のうちは、テニス活動に集中しよう・・・。
12:45、我々が、店を出る前に、その2人は、店を出た・・・。女性は杖をついて歩いていた。
N子ももう少し生きていたらあんな風になって、外出して来ていたのだろうか・・・。
家には自家用車がなかったから、彼らのように、郊外の店に、連れては来れなかっただろうが・・・。
N子の月命日で、夕方お墓には行ってきた。
(13/01/04)