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物忘れ現象(自然周吾)

加齢で物忘れが多くなるのは、自然現象なのだが、なかなかに受け入れ難い。

悪い記憶は忘れ、いい思い出のみを記憶として残す、という現象ならば、決して悪いことではない。
もはや、幸せの記憶に満ちて、今生を終えることができるだろう。

これを、パソコンに例えれば、パソコンと同じように、内臓ハードディスクのメモリ容量が年数と共に満杯となり、 一部記憶を消去しなければ、容量不足で、全体の処理スピードが落ち、やがては、固まってしまう現象は、 旧いパソコンで頻繁に体験していて理解できる。
自分の身体にも、同じ現象が起こっていることは、残念だが、想像でき納得できる。

パソコンなら、外付けハードディスクを装備すれば、何とか記憶容量は、減退せずに、むしろ増量できるのだが・・・。
しかし、パソコンの処理能力自体は、購入当時のママであることを考えると、自分での処理能力の限界も認めざるを得ない。

5/6(月・祝日)の夕方、三角町コートでのテニスを終え、家路に向かったのだが・・・。
途中、天戸交差点前まで行って、背中がいやに軽いのに気がついた。

ラケットを入れたリュックをコートに忘れたのに、気がついたのである。
急いで引換し、コート外の屋根の着いたベンチに置かれたリュックを見つけ、事なきを得たものの、 すっかりリュックを忘れたのに、ショックであった・・・。急いで戻ったのだからと、自分で自分を慰めているのだが・・・。
(13/05/08)

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