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気になる人(自然周吾)

今、気になる人が、何人かいる。
なにがどう気になるのか、説明がしにくいが、気にならない人と、気になる人がいるのは事実である。

非常に気になる人が、異性の場合、厄介である。
気になる人が、好きな人の場合は、恋に発展してしまうだろう。
まあ、非常に気になる人が嫌いな場合も、大いに困るだろうが・・・。

私の場合は、気になる異性に会うと、まともに顔が見れなくなる現象が生ずるので判りやすい。
しかし、後からどんな人だったか、思い出せないのである。顔の印象がわからないのである。
恐らく、”痘痕も笑窪”と言うことわざ通りの現象であろう。なぜ当該人の顔をよく観れなくなってしまうのだろうか。
瞬時に自分の理想の”面影”を、頭に描いてしまうからだろう。実物を観ていないと思う。

眼も耳も、そしてひどいことに脳までもが、冷静さを失って、他者の発言にも目を瞑り、耳栓をつけたように、聞えないのだ。
とくに欠点らしき物は、全く観えなくなるのである。異性を理想の人に祭り上げてしまうのである。

私と違って、社交的で、恋の豊富な体験者は、対象者を、客観的に、冷静に眺め、評価できるのだと思う。
さてさて、私は恋心多い純情派なのである。直観に優れてはいるが、そのため、思ったら最後、心でしか対象者を 観なくなってしまうのである。
つまり、実態をしかとは観なくなるのである。
自分勝手な創造の世界に突入して、自分で創った恋の世界に浸ってしまうのである。

こういうタイプの者に好かれた異性にとっては、大いに迷惑千番なことであろう。
真の自分を観てくれず、勝手に創造した架空の像とされ、恋されてしまうのである。
つまり、このタイプ者は勝手に恋をして、勝手に失恋していくのである。
こうして恋される対象者は、実際に好きだと確認されないまま、何がなんだかわからないまま、置いていかれてしまうことになる。
恋の結末が失恋になるだろうことを恐れて、告白して対決することなく、身を引いてしまうタイプの人なのである。
よく言えば、恋を恋するタイプである。現実から逃避する理想主義者である。

(13/06/04)

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●追伸:最近観ているリバイバルの韓国ドラマ:『シュガーガーデン』の中で、名前が”愛林”(アイリン)が登場する。 好きな名前である・・・。