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テニスの戦略の究極の考え方は、「マイボール化」ではないかと思う。
相手から来たボールを「your ball」(ユアボール)と呼び、自分が、自分の”意思”を乗せて打つボールを「my ball」 (マイボール)と決める。(私の勝手な命名である。)
相手から来たボールを適当に打ち返すのは、「マイボール化」をしたとは言わない。
自分の”意思”を乗せ、どんな球種で、何処に打つか、つまり、ボールに自らのベクトルを与えていなければ、
ユアボールのままの返球となってしまう。
常に自分からは、”マイボール”を打つことである・・・。
マイボール化の練習方法は、とても簡単である。が、できない人も多い。
打ち合い練習で、相手からの返球ボール(ユアボール)を直接打ち返さない。一度アップし、ナチュラルにしてから、
マイボールとして打ち返すのである。
当然アップは打ち易いところに上げ、それに回転を掛け、思った地点を狙って打ち返すのである。
そして、徐々にアップの状況を時間的に短くするのである。つまり、パーン・パーンの二拍子のリズムを、パン・パンと短く
するのである。究極的には一拍子にするのであるが・・・。
この練習は、マイボール化の究極の練習方法である。
これが出来て、始めて上級のレベルに入ったと言えると思う。
⇒ (副次産物として:ボールをよく観るという効果が得られる。)
(14/08/16)