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昨年の今頃、柿をもいだのを思い出し、庭に出た。
7月中旬に庭の草取りをしてからの”見学”である。
(▲写真左:今年の収穫、手前が熟れた柿・・・)
採る時期が今で、いいのかわからないが、また来週には海外旅行があるので、早いかもしれないが、
もぐことにした。
6個がこぶし大に成っていた。内1個は、皮が破けそうに熟れていた。2〜3日中には、鳥達の餌になるところであったろうか・・・。
鳥が喜ぶ味を賞味したいとあえて、もいでしまった。
帰宅後、硬い1個を賞味したが、甘く美味しかった。
昨年は、テニスメンバーに少々分けられたが、今回は、少ないので、自分で食する事にした。
何も世話(肥料も剪定も)をしていないのに、柿は律儀にも、実を実らせてくれた。
成る時期もほとんど昨年と変わらない。ここ数年は気候は大きく変動し、不順であったのだが・・・。
植物は、人間のサイクルより、もっと大きなスパンで、地球の気候に馴化しているのだろう。
(▲写真右:高さ2mくらいの柿の木・・・)
奇しくも図書館から、「バカの壁」(養老孟司著・新潮社)を借りていた。
『万物は流転する。朝に起きて(生きて)、夜に寝る(死ぬ)ように、人間も流転している。情報は変わらない-昨年は柿が8個
成ったことは、今でも変わらない・・・、が、比して、私は1年経って、変わっているのである。』
本からは、こんな、内容の印象を受けている。
ともかく、昨年は65歳で、庭の柿8個をもいで食したが、今年は、66歳で6個を食しているのである・・・。
(▲写真右:1個のアップ・・・)/p>
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