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面白い組み合せでの同じ用法を発見した。雪と新聞紙の効用である。
雪が降り積もることで、地表の凸凹はならされ、被い隠されてしまう。美しい雪の面しか見えなくなる。
いかなるものが雪の下に隠されているか、観ることができないのである。つまりは、雪下のものは、観られずに済むということだ。
雪が解けずに、雪に被われたままであれば、何事も発現はしない。が、雪が解ければ、凸凹も、あるいは、醜い現実も、そのまま 露わになる・・・。
先日、ドアホンの工事で、作業者が宅内に入ってきたが、整理整頓・掃除の出来ていない部屋に入ってもらうのに、私は、急遽 室内のほとんどを新聞紙で、被ったのである・・・。(雪が被うように。)
結果、雪が、地表を被い隠すように、我家の室内も、新聞紙で被い隠されたのである・・・。
現実には整理整頓もされていないまま、見た目には、あたかも整理整頓がなされたかのように、雑然さが、表面上は観えないのである。
新聞紙に被い隠されてしまったのである。
何も解決していないのに、その場を取り繕らわれたことになるのである。寂しい限りではあるが・・・。
いつまでも、こんなごまかし方法で毎回、新聞紙の”雪”を部屋の中に降らせ、積もらせて、掃除を引き伸ばすことはできないだろう。
(15/02/01)