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作者の実感が湧かない陶芸研修作品の入手(自然周吾)

美しき”ぐい飲み”が完成していた。

今日学校の事務所で、先の笠間陶芸の里でのロクロ作品の完成品が送られてきたと、私の作品を 手渡された。
観てその出来栄えに、驚いた。予想もしていない、よき出来具合であった。
イメージ以上に、上質に完成されていた。上塗りは、色を指定したが、自分で作ったと思えないほどの ”ぐい飲み”であった。
工房のスタッフに感謝である。市販で数千円の価値を自分では付けたいくらいである。

正直言って、2度と同じ物は作れないと思った。つまり自信がない。というのは、自分が作業した実感が ないのである。
”ぐい飲み”の底に名前が明記されているのが、自分の作である証だが、全く作った実感がないので ある。
それほどに、ロクロ終了後からの予測が合わない当該完成品であった。

すなわち、これは素焼き以降の専門家の手芸がなせる技であろう。自分の作だと、おこがましく発表 できないほどである。

他の参加メンバーの作品もやはり同じような出来栄えなのだろうか。
専門家の巧みの腕のすごさ、恐ろしさを感じる。

思うに、今後何回やっても、スタッフの助言が無ければ、焼き細りの具合を予測は出来ないだろう。
今回、陶芸の難しさを、改めて、垣間見た。

(05/10/25)
参考:『つぶやく』
★★笠間陶芸の里、ロクロ実習に参加して(学生研修旅行)(写真添付) (84)(05/09/13)↓