青山学院大学の優勝の軌跡
 優勝校と各区間1位とのタイム差で「0」以上は2位との差
 (単位:分・秒)
 総合順位の推移以外のグラフは優勝校の時間差と順位
レースの経過
 青山学院大学が3年連続3回目の優勝。総合・往路・復路も優勝の完全優勝で、今年度の大学駅伝3冠を達成、黄金時代を築く。
 今回から4・5区の中継所と距離が変更になった。
往路:
1区:東洋大学の服部が1位に立ち、2位は東海大学、3位は早稲田大学と続く。
2区:神奈川大学の鈴木健吾が大学史上初めて2区で1位を奪う区間1位の好走。2位は青山学院大学、3位は駒澤大学。 リオデジャネイロオリンピック代表の順天堂大学・塩尻が8人抜きで7位に。
3区:青山学院大学の秋山が区間1位の走りで湘南遊歩道に入った13km付近で1位に立つ、2位は早稲田大学、3位は神奈川大学。
4区:青山学院大学の森田が区間2位と堅実に走り、1位を守り、2位は早稲田大学、3位は東洋大学。 今回から距離の伸びたこの区間の1位は順天堂大学の栃木。
5区:1位の青山学院大学が無難に走って3年連続・3回目の往路優勝、2位は早稲田大学、3位は順天堂大学が6位から上がる。1位と2位の差は33秒。 8位の上武大学、9位の創価大学は過去最高順位。今回から距離が短くなったこの区間の1位は駒澤大学の大塚で4人を抜いて5位に上がる。
復路:
6区:青山学院大学の小野田が区間2位と堅実な走りで1位を守り、2位は早稲田大学、3位は順天堂大学。 日本体育大学の秋山が今年も区間新記録の区間1位で順位を6アップした。
7区:青山学院大学の田村が1位を守ったがブレーキで2位との差は1分21秒につまる。2位は早稲田大学、3位は東洋大学。
8区:青山学院大学の下田が区間1位で1位、2位との差を5分32秒と大きく広げ、優勝を決定づける。2位は早稲田大学、3位は東洋大学と変わらず。
9区:青山学院大学は池田が区間2位で走り1位を守り、2位との差は6分30秒とひらく。2位は東洋大学、3位は早稲田大学。
10区:1位の青山学院大学は着実に走り、2位に7分21秒と大きな差をつけて3連勝。2位は東洋大学、 3位は早稲田大学、4位は順天堂大学、5位は神奈川大学。 関東学生連合は20位に相当。 区間の1位は順天堂大学の作田であったが、関東学生連合の照井が実際に1位で「幻の区間賞」となった。
 復路の1位は青山学院大学、2位は東洋大学、3位は日本体育大学。  神奈川大学が第81回大会、法政大学が第89回大会以来のシード権を獲得。帝京大学、山梨学院大学がシード権を失った。
 また、87回連続出場の中央大学と13回連続出場の城西大学が予選で落選。
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