ATFに添加剤注入
リバビリついでにデミオをイジる。





正月にやるコトではないかもしれないが、正月でないと時間が確保出来ない。

2019年の正月。
ちょうどTVでは、どっかのガッコの5連覇がかかった駅伝なんぞを放映してました。が、それに興味はないから
暖かくなった頃合いを狙って、デミオのATにバイク時代から使い始めたメタルチューニングを添加してみました。

元々の予定では、もっと早くからこれを添加するつもりだったのに、2018年春の再手術後の右腕の様子を見ながら
(2018年12月にレンドゲンを撮って、骨がかなり繋がったのを確認した)、そのチャンスを狙ってました。
ずいぶん遅れちゃったけど、やってみよう。

年末年始の隙間の時間を使って、デミオからATFを抜くチューブやら、量を量る計量カップやらを買いそろえておいて
ネットでエアクリーナーボックスを外す方法とATFを交換するトコロなどを調べることもチェックして
不慮のトラブルが起きないように『段取り』だけは念入りにしました。
何か起きたら、デミオが動かなくなるから。



幸いに事前に時間は大量にあったので、情報はわかったけれど
果たして以前と同じように作業が出来るだろうか?不安です。


意気揚々と作業を始めたものの、徐々に風が吹いてきて・・・・・・寒い。
しかし、エアクリーナーは外しちゃったし、ATFを抜くとこまで来ちゃったし、やるしかないでしょ。
ただゆっくりやってるとアチコチにホコリが入りそうだから、写真を撮るのは控えめにして、作業優先で進めます。
ウチでしっかりやらなくても、ネットで調べれば他所でしっかり情報は得られるし。


     
ホコリなどが入らないように、エアクリーナーに繋がってたパイプに古Tシャツを突っ込み、
ATFを抜く部分には、ATFが垂れてもいいように、古Tシャツを置いておき
出来る範囲で養生をしておきます。
そして、エアクリーナー入り口部分のホコリの跡に注目。
やっぱりそれなりに静電気が溜まるのか、アルミテープの跡が見える。


作業をやってて気が付いたことを幾つか挙げると、
① 約1万km走ったATFは意外に汚れていた。そしてエンジンオイルよりかは粘度が低い。サラサラ。
② メタルチューニングを買ったオマケでついてきた注射ポンプでATFを必要量抜くのは、意外と大変だった。
③ メタルチューニングを買ったオマケでついてきた注射ポンプでメタルチューニングを入れるのは、もっと大変だった。
   (ATFよりも粘度が高く、入れるチューブが細いとなかなか入ってくれないから。)



左が抜いたATF、右がメタルチューニング。


粘度の高いメタルチューニングを入れ終わったら、外したパーツ類をちゃんと元に戻していき(締め方もしっかりと)、
抜いたATFは台所用品の油処理のに吸い込ませ→可燃物ゴミとし、使った工具をキレイに終い込んで、終了。おおよそ1時間くらい。
手を洗ったら、試走へ行きます。

そして、正月を含め数百km走り回った様子は、・・・・・・かなりいい感じ。すごくスムーズになりました。
DJデミオのATは、普通に使ってても変速ショックは少ない(と思う)ところが、さらにショックが少なくなって、上等なモノに感じます。
さらには、アクセルを抜いた後の慣性走行時に、添加前よりもかなり『飛距離』が伸びる(あるいは伸びた)ようになった。
エンジンブレーキとしてはちょっと使いづらくなった感じはするものの、エンジン・AT共々内部抵抗が少なくなったと思えば、悪くない。
ただでさえ非力なので、抵抗が減らせるのであれば、減らせることに越したことはない、・・・・・と思う。

これで、かなり遠い将来まで快適に使えることを望みます。