デミオのリコール
うちの燃料ポンプにも、あの部品が入ってたらしい




     
K1300Sの時は封筒で来ましたが
デミオの場合はハガキで来ました。
まあ、対象数が膨大だからねぇ。


2023年の秋ごろでしたかね。他社の車で使ってたデンソー製燃料ポンプの問題で、リコールの話題が出まして
まさに他人事のように「大変だねぇ~」と思ってたら、2024年年明けにどうやらマツダ車にもその燃料ポンプを使ってる
車種があるらしい事をネット記事で目にしました。
もしかして?と気をもんでいた頃(2024年1月下旬)に届いたのが、マツダからのリコール通知のハガキです。

あら、ウチのデミオにもあの燃料ポンプが使われていたのね。
だとすると、『知らなくて幸せ』だったのか?これまで何の不安もなく・・・普段使いから高速で広島まで・・・走り回って
無事に生活出来てたのは、一種の奇跡だったのかもしれない。
しかし、次回出かける時はどうだろう?


試しにネットで「デミオ 燃料ポンプ」で検索してみたら、DJ型デミオで燃料ポンプのトラブルで修理をした記事が何個か
目にすることが出来ました。それは今回のリコールよりもかなり以前に発生した事を記事にしていましたので、
このリコールとは別の単発的トラブルだったのかもしれませんが、・・・・・・・・・無関係じゃ無さそう。

リコール対象車だからと言ってジタバタしてもしょうがないので、とりあえずリコール対応の様子をネタにしながら
自分のデミオの経過観察をしていこうと思います。


リコールの対象となった燃料ポンプの交換時期(交換予定)ですが、マツダから届いたハガキにはまだ具体的な予定時期の
記載は無くて、改めて連絡(ハガキ)が来るようです。
今回のリコール対象の数が他社・他車の燃料ポンプも含めて430万台もあるようなので(2024年1月末のネット記事で)
それだけのリコール対策済み燃料ポンプを用意して交換作業をしてもらうとなると、相当な待ち時間が発生しそう。
マツダにリコール対応してもらうまでの間、何となく燃料ポンプのことを考えながらデミオを走らせることになりそうです。


それにしても430万台って数もすごいですが、それが全部≪ダメな部品≫を使っているんですかね?
リコールのハガキとかネットで燃料ポンプのリコール記事を調べてみたら、燃料ポンプの中のインペラ(樹脂製羽根車)の
整形条件が不適切で樹脂密度が低くなって、燃料により膨張・変形するのが問題となってるそうです・・・・が、
そのインペラを作る生産用の金型から、1回に何個のインペラが出来るのか?

今時の生産方式で、1個の金型から1個のインペラしか作れないなんて事は無いんじゃないだろうか?
1個の金型で20個なり30個なりのインペラを作っているんじゃない?
素人の想像(思い付き)で、生産したインペラ全数がダメってことは無いだろうから、仮に1個の金型で生産する
インペラ20個あったとして、そのうちの1個がダメな整形条件のインペラだったとしたらば、そのインペラを組み込んだ
燃料ポンプのリコール数の430万台の20分の1が、問題となる燃料ポンプに該当するんじゃないだろうか?


まあ、どのインペラがどの燃料ポンプに組み込まれたかなんてのは、今となってはもうわからないだろうから
その問題のあったインペラの製造時期に該当するモノを全部交換(回収)するんでしょう。
何にせよ、ウチのデミオの交換作業の順番が来るまで、何事の無い事を祈るしかない。

マツダのサイトで今回のリコールのところを見てみたら、ウチのデミオの同じグレード(DJ3FS)の対象車が
29600台ほどあるそうです。マツダ全体でも相当数あるだろうから、交換出来るのはいつになる事やら。
もしかしたら、来年まで待つかもしれないなぁ。


2024年3月追記
仕事から帰宅すると、マツダからDMが届いてました。


     
あの燃料ポンプの対策品が用意できたのか


想定よりも早く対策品が出来た(用意できた)との内容で、燃料ポンプ交換の予約を促す内容のDMでした
うーん、いつ行こうか?

そんな折、春の彼岸の頃に行く予定だった墓参りを前倒しで行って、その他モロモロの用事も済ませましょう・・・って話が決まり、
1泊2日で静岡まで往復することになりました。・・・・・・・それは都合が良い。
上の写真にもあるように、「燃料を半分以下にしてください」って準備に最適な距離を走る事になるから、
この墓参り(3月9日と10日)の後の日曜(3月17日)に作業予約が取れないかな~と、ダメもとでマツダに電話してみたら、
予約が取れた。


2024年3月追記(2回目)
というワケで、その日曜にマツダまで行って、燃料ポンプを交換してもらいました。作業時間およそ1時間半ほど。
その間、成田山周辺をブラブラ歩いて時間つぶしてました。


     
無事にリコール対策完了。
前のK1300Sのようにシールを貼るのか?と思ってたら、
現在は作業の手間を省くためにシールは貼らずに
黄色のペンで印を付けるだけだって。
で、ついでに墓参り時に塩カルまみれになった下回りを洗浄してもらった。


これで安心して走れる。多分、K1300Sのようにこの先何度もリコールになることは無いだろう。