スイッチ交換
「ターンスイッチ」でも「ウィンカーレバー」でも
何でもかんでも機械まかせにしたくない。
前々から気になっていた部分を、外出自粛期間の有り余る時間を使って調べ、改良したという記録です。
デミオに乗ってて、使いづらくて替えたいと思ってても、なかなか手を入れづらかったのが、ヘッドライトの「オート」機能。
高速道路などのトンネルやアンダーパスを通るときや、冬場の早目のライト点灯など、自分の意志で『ライトを点けたい』と思い
ライトスイッチをひねり『ポジション灯を点ける』・『ヘッドライトを点ける』・・・・・前に、AUTOの位置でそのタイミングがずれます。
本来ならば、いつでもAUTOの位置にしておいて、後は機械まかせにしておけば万事解決という使い方が正しいのかもしれない。
が、今使っている仕事用トラックから過去のサニー1500も、GPXやK100RSでも、ほぼライトスイッチが装備されていて
(K1300Sは除く)、自分の判断でライトを点灯させるのが普通のことだったから、この「オート」機能が非常に邪魔です。
そういったコトもあり、何かの拍子に思い出してはネットで「オート機能無しのライトスイッチに交換した」を検索したりして
情報を集めていたりしてました。
ただ、現実的にライトを点灯させてデミオを走らせるコトもそう多くはないんで(早朝ツーリングや夜の散歩はしない)、
そんなに優先順位の高い事案ではありません。
先月(2020年4月)のマツダ成田店での定期点検時にそのコトを思い出して、「これ(ライトスイッチ)をオート無しのヤツに
交換できますか?」と聞いてみたらば、そっけなく「できません」と言われて、意気消沈。
13Cのライトスイッチとでも交換したかったのになぁ~。
で、大量にありあまる時間を有効利用し、ダメもとでネットオークションを「オート無し」を探し出し、試しに買ってみました。
これが『1回目』に買ったオート機能無しのライトスイッチ。
確か、商品説明では「車体番号100000番台」のデミオに使われてたモノ。
先っちょに白いプラ部品がついてます。小さいけど、結構重要。
うちのデミオは300000番台のデミオなので、適合するか怪しかったけど、この時にはカワサキ部品ばりに
「ちょっとくらいの違いは問題ないだろう」と思って、購入しました。
5月のGW前に届いたんで、GW中に交換し、さっそく動作確認すると・・・・・ライトの切り替えもウィンカーの動作も問題なさそう。
お、大成功ジャン。
これで気分良く(外出自粛中の)GWを過ごせそうだと思ったのもつかの間、自宅前から月極駐車場までの移動で曲がり角を曲がったら
ウィンカーがハンドルに合わせて戻ってくれない。ナゼ?
外した元々のライトスイッチを観察すると、
オート無しのヤツでは白かった部品が、黒かった。
もしかして、この小さい部品のせいで、ハンドルと連動しないの?
マツダ・デミオでは100000番台と300000番台とで若干の部品の改良が加えられてるようです。
ま、気を取り直して、別な部品を探し出そう。キーワードは「先っちょが黒」
運よくGW連休中に「オート機能無し」で「先っちょが黒」のライトスイッチが見つかり、すぐ購入しました。
よくよく見比べると、先っちょの部品が「白」より「黒」の方が長いです。
この違いでハンドルと連動しなかったのか?
GW明けに届いたライトスイッチを携えて、再度チャレンジ。
ハンドルを右にこのくらい回しといて、カバーを外せば、簡単に交換できます。
(ネットを検索すると、このスイッチ交換がヒットするので、そっちを参考にしてください。)
交換後に確認すると、ライトの切り替えもウィンカーの動作も問題なく、曲がり角のウィンカーの戻りも問題なく戻る。
これでようやく自分の希望するタイミングでライト切り替えができます。
そういえば、あの定期点検時にマツダ成田店で聞いた話では、近いうちに車のライトもバイクと同じように常時点灯になるようで
(もしくは切り替え無しのオートのみ?)、車の世界ではどんどん機械まかせになっていくようです。
オートでいいのは、オートマくらいで十分なんだけどなぁ。