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4代目(4台目)購入のための準備?





軽いノリの割には、そこそこ資料は集めてます。




K100RSを修理に出してから早1ヶ月。未だ戻ってきておりません。・・・・・・・かなり面倒クサイ状況なんでしょうか?
もしかして、製品としても部品供給の面でも寿命なんだろか?

K100RSが17年。GPXにしたってもう22年。年数だけで言ったらもう「解体工場」で「スクラップ」になっていても
おかしく無さそうな年数は経っています。
とりあえず2台とも現状が動いていますが、今後の維持・保守点検のことを考えると、
決して安心できるような状況ではないと思います。
カワサキよりもBMWだったら、まだマシかもしれないけど。

そういった2台をどうするか?
ちょうど次回の車検まであと1年くらい(GPXが2009年9月。K100RSが同年10月)。
それまでの車体の状態によってはもしかしたら「4代目(4台目)」が新しく入ってくるかもしれない。
今回ばかりは結構真面目に考えてみました。




ちょっと前からのバイク雑誌とかで、気になる話題があったんです。
どうやら、2008年9月から新しい排気ガス規制&騒音規制がスタートしたらしい
その代わりに国内馬力規制が無くなったらしい
ウソかホントか分かりませんが、そういった新しい規制がこの9月から適用されたようで、今後のバイク選びが
魅力半減しかねない非常に忌忌しき時代になったようです。
実際、新型のドゥカティやKTMがこの規制に合わせて無理やり馬力を落として輸入されてるようだし、
もしかしたらその他の輸入車もそういったことをするかもしれない。
そして、国産逆輸入車もその規制対象になるようで(国産だけど、日本国内で走るには日本の規制に合わせる
必要があるらしい。)、いわゆるフルパワー仕様ってのがもう乗れないかも・・・・・・・。
だから、ヤマハはFZ1を国内仕様で発売して、その一方で同型車の逆輸入を止めさせた動きがあるようです。
ちょうど新型V−MAXが出ましたが、新規制のせいでそのフルパワー仕様は入手出来ないんじゃない?

そういった時代の境目で、もしかしたら今よりもっとバイク(スクーターを除く)の種類が少なくなる可能性もあるし、
今手に入るバイクを程度が良い状態のうちに買っておいた方が良いかもしれない。
GPXやK100RSが現役だった時代には、免許や資金力の問題もあってリアルタイムでは扱えなかったけど
免許も資金力も(資金はあまり改善はしてないけれど)ある現在にそんな「つまらない理由」
気になるバイクを見過ごす手は無いでしょう。

上にも書きましたが、2台とも動いているんで今すぐ購入って話では無いことをお断わりしておきます。
でも、2台とも心配する必要がない状態なら、こんな話題づくりしないんだよなぁ〜。




ってことで、今現在気になるバイクを取り上げて1年後への準備みたいにしてまとめていきたいと思います。
以下にメーカー別で気になっているバイクを順に羅列していきます。

まずヤマハ。
ヤマハだったら、一番の候補はFJR1300の2003〜2005年型のヤツ。
FJR1300は2001年型から現行の2008年型までありますが、その2003〜2005年型のがバランス的に良いかなと。
個人的必要装備のセンタースタンドが装備されてるのはもちろん、K100RS並みの重さ
(乾燥重量で確か250kg。ガソリン等で+30kg見込んでも280kgくらいでしょう。)で、馬力は143馬力。
数字だけ見れば十分すぎる性能に思えます。
2001〜2002年型だともうちょっと軽いみたいなんですが、フロントウィンカーが出っ張っていてカッコ悪い。
2003〜2005年型はウィンカーをGPXみたく処理してるので、そういったデザイン面でも問題なし。
さらに2006年型以降だとホイルベースが伸びて車重も重たくなったので、それなら2005年型までの方が良い。

ただ、マイナスポイントとしては「いかにもツアラー」って感じのハンドルバーと、見た目が
大きくファットでメタボリックな感じを与えるあのカウルの形。
色がシルバーだとまるで魚のように見えてしまって・・・・・・。マンボウかマナガツオを彷彿させます。
だから、色は絶対ブルーのヤツじゃなきゃダメ。で、カッティングシートを使って「ソノートヤマハ」風にしたい。
・・・・それは置いといて、あのカウルだと多分うちの駐車場では狭すぎるかもしれない。
純正パニアケースなんかを付けたままじゃ、ウチの駐車スペースには入らないでしょう。
そこがちょっと問題。



BMWっぽいんだけど、K100RSよりも扱いやすそうで
尚且つ夏場は暑そう(熱そう)でもある


あと次点扱いとしてFZS1000。
昔欲しかったのもありますが、モデルチェンジしたFZ1よりもデザイン的に好みなんです。
FZ1ってちょっと昆虫っぽく思えて・・。FZS1000はまだちょっとマシなデザインじゃありませんか?
ただカウルが「オマケ」程度の形のが付いてるだけで、それが気に入らないのと
荷物などを引っ掛けるフックの類が全く無いのがバイクの装備仕様として信じられない。
でも、軽くて(確か乾燥重量で200kgそこそこ)パワーがあって(150馬力)、キャブレターを使ってるところに
「電気系統」の不安が無いかな?という魅力がある。



FZ1はよく見かけるけど、こっちは最近あまり見かけない気がする。
中古価格ならかなり落ち着いてるようだし、意外に良い選択肢かも?


次にスズキ。
スズキだったら、現行のバンディット1250S。
馬力は100馬力あるし、車重もまあまあ(乾燥重量で230kg。+30kg足しても260kg)、センタースタンドもある。
多分、日常使う街乗りからGW&夏休みのツーリングに使っても、問題なく快適に使えそう。
これがFJRだとツーリングは良くても街乗りじゃ使いにくそうだし、FZS1000はその逆のことが起きそう。
使い勝手を考えると今のGPXやK100RSと同じ使い方で乗れそうなところが選択の理由です。
同じスズキでもGSXシリーズやハヤブサだとちょっと自分の使い方からは外れるし大げさすぎるように思える。

それに近くにスズキの専門店(SBS成田)もあるからアフターサービス面でも心配無し。
何にせよ「国内仕様」だから、逆輸入車とか外車とかに比べても保守点検・修理面でも安心できて
長く付き合えそう。

マイナスポイントは、「間違いのない車種選び」にしか見えないところが大きいです。
平たく言えば「面白みの無さそうな車種選び」。安心の裏返しで無難すぎるきらいがあると思えます。
それにバイクのジャンル分けをするとカウルつきの「ネイキッド」になってしまうせいか不必要なオマケが気になる。
ハンドル周りに必要以上を思えるメッキパーツを使い、メーターも要らないギミック
(キーを入れるとご丁寧にスピードメーター部に「GSF」って文字が現れるそうです。そんなのいらない)があって
そういったのが気に入らない。

ただ、そういったマイナスポイントを補うほどに「安心感」漂うバイクであることには違いない。



良いバイクだってのは分かるんですが、自分的には「何かが足りないor何か違う」
でも、全体的な仕上がりは良いんだよねぇ。


そしてカワサキ。
・・・・・・・・・・・・・今のカワサキで欲しいってバイクは無い。
ZZ−R1400は排気量馬力街中で見かける台数も「多すぎ」。ZX−10Rはどう見ても「遊び用バイク」で問題外。
1400GTR選ぶならやっぱりFJR1300の方が適当だし、Z1000とかZRX1200Rは自分には合わなさそう。
強いて選ぶならER−6Fあたりを下駄代わりのバイクにするかぁ・・・・・、ってくらい。
ZZ−R1100&1200でも十分すぎる性能を持ってるんだけども、1100はもう古すぎるし1200はデザイン悪いし。
今のカワサキにGPXのようなバイクを求めるのはもう出来ないのでしょうか?
そういえばZR−7Sってバイクがあったっけ。あれでも良さそうなんだけど、思い切りGPXとカブるんだよねぇ。



これを買うとなると、カワサキ不人気車の常で長期的には苦労しそう。
でもK100RSが健在ならセカンドバイクとしては丁度良い。


そして外車勢。最初はBMW。
BMWの中から選ぶならK1200S。BMWならもうこれしかないでしょう・・・・ってほど気になります。
BMW流でレイアウトした歴代最大馬力のエンジン+デュオレバーのフロントサスっていう組み合わせの車体が
他のメーカーじゃやらないだろう的な魅力これでもか!ってくらいに出してます。
もしK100RSを買うのが遅ければ、あれを買っていたに違いないであろう・・・・・・と思うくらいのバイク。
装備面でもセンタースタンドや荷掛けフックらしいのも付けられるし(後付け)、今の2台の代わりになりそう。
GPXやK100RSよりも新しく(当たり前だ)、FJR1300よりも軽くてハイパワーで、
バンディット1250Sよりもデザイン的に好みで、微妙にマイナーバイクの仲間入りをしてる感じも良い。

これから馬力規制がかかるかもしれない時期に、BMWのハイパワーモデルが日本に入ってくることが
これが最後じゃないかと思うのも、BMWシリーズ中で最大馬力のバイクを「買いたい」と思う理由です。
今、BMWが並列4気筒でチェーン駆動のバイクを作ってるようですが、多分市販されたとしても
日本に入ってくるモデルは規制がかかって、ドゥカティやKTMと同じような制御で(ある一定以上エンジンが回らない)
フルパワーじゃないモデルしか入ってこないでしょう。まあ、もう少しうまい制御はするかもしれませんが・・・。

そういったことを思うと、せっかく4代目(4代目)を買うんだったら、「今後買うことは無いだろう」ってほどの
バイクを視野にバイク選びをしたっていいじゃない?と思うんです。

でも、その意気込みを萎えさせるのが、BMWバイクらしからぬ『悪い噂』の数々。
思いつくだけでも、電動サーボ付きブレーキが作動不良を起こす・デュオレバーのスムーズさに欠ける動き方・
エンジンのアイドリング不良&回転が落ちない。
本当にBMW製?って思うほどの悪評がネット上に散見されます。
市販されてるK1200SおよびR/Rスポーツ/GTの全てじゃないと思いますが、そういったトラブルを持つ個体は
結構高い確率で存在するみたい。
下手に手を出すと、そういった固体に当たりそうな不信感がいつも頭の中にあるんです。

某MS社のOSじゃないけど、修正パッチやSP1くらいの改良・マイナーチェンジがないと安心して乗れない。
ただでさえ、ここ最近K100RSでトラブルで泣かされてるのに、新車・中古問わず高価なバイクを買った後に
さらに高価であろう修理代等で苦労するのを想像すると・・・・・・・、寒気がします。

K1200Sの過去を振り返ると、最初期型の2005〜2006年型と次の2007〜2008年型とで
電動サーボ付きブレーキが変更されたり(2007年〜2008年型は電動ではない通常型ブレーキ)してるので、
仮に2年ごとに改良されてる・改良してるのであれば、次の2009年型はもうちょっと何かが改良されてる
可能性があるから、それを確認してからでも遅くはないなって気がします。

BMW製の中からではK1200Sくらいしか魅力あるバイクってのがない。
後のKシリーズはメーター回りのデザインが気に入らないし(なんであんなデザインにしたのか?)、Rシリーズは
あのエンジンが幅をとって駐車スペースには収まらないだろうし、GSなんてのは以ての外。入りきらない。
Fシリーズも同様。


     
ディーラーからもらったカタログとDVD。
『心の琴線』にはビンビンにキテるバイクなんだけど、
いろんな部分でリスクが大きすぎる。





さらに番外編。
もし今の2台が完璧な状態であるとしたら、ビューエルって選択肢も考えたりするんですが、
(中でもXB12STTが良さげなんだけど、12Rも9SXも気になる)
あれは「他に問題無いバイクが用意してある」ので無ければ手を出してはいけないバイクではないでしょうか?
R1とかZX−10Rとか1098Sとかよりも「遊びバイク」度数は高い気がします。
かなりの思い込みかもしれませんが、あれは本当にセカンドバイクとしてでないと今以上に苦労しそうな
雰囲気に満ち溢れています。
昔、北海道ツーリングの際にXB12Rでツーリングしてるのを見かけましたが、大丈夫だったんだろうか?
体力的にも機械の信頼性においてもスリリングな旅だったんじゃない?

GPXの車検を任せてる店がハーレーを扱ってたりするんで、こういったバイクを選ぶのもアリかな?と。
やはり近くに任せられる店があるってのは、気分的に楽ですよ。
K100RSのように、何かあるたびに県外まで行くってのは必要以上に時間を浪費してる気がする。




今(2008年9月)の「購入するならこのバイク」順位は
1位 K1200S
2位 FJR1300
3位 バンディット1250S

以下、FZS1000・ビューエル・ZR−7S
圏外(単純に思いつくバイク)で羅列すると、ドゥカティのST3かST4、モトグッチのブレバ750、ハーレーのナイトロッド、
ER−6F、TDM900・・・・。




現実になるか妄想で終わるかは分かりませんが、将来の「予期せぬ出来事」のためにも
2台の維持費の他に資金の準備はしておいて無駄じゃないかもしれない。




つーか、早くK100RS帰ってこないかな?