レーダー探知機2
「転ばぬ先の杖」をちょっと太くしてみました。





バイク用ではなく、車用を転用しちゃいます。


2011年の北海道ツーリング前のことです。
K100RSの修理が終わり、何とか北海道へ行く目処がついたところで、ふと考えました。

「レーダーも新しくしようか」

今使用してるあのレーダー探知機。・・・・・・・・・あまりにレーダー探知用としては貧相な対策品としか思えなくなっていて
普段から着けっぱなし=K100RSのデコレーションとなってました。
久しぶりの北海道ツーリングだったんで、旅先の安全・安心を得るのにアレじゃぁ〜ねぇ〜・・・・・、頼りない。
とは言え、ツーリング前にバイク用最新レーダー探知機を新規導入するほどの金銭的余裕&度胸も無く、
一時期は「無くてもorこのままでもいいか?」なんて考えてたりもしました。

でも、一度「新しくしようか」と考え出すと、もう止まらない。なんとかして新しいのを取り付けよう。
・・・・・と、取り付けるヒントを得るべくネットをウロウロと漂ってみると、世の中には車用をバイク用に転用してる人がけっこう
大勢いるらしく、かなりの数のヒントが得られました。
ならば、それをマネしてみよう。

それから毎晩ネットで車用レーダー探知機の情報を集め、K100RSのどの位置に取り付けるか・取り付け方法を考え、
仕事の合い間にはホームセンターやカー用品店なんかにも寄って、いろいろと優柔不断なコトをやっていました。

で、K100RSに使えそうなモノとして探し出したのか、上の写真にもある機種です。



セルスターのVA−210E。


ホームセンターで安売りしてたモノです。
単純に価格比較で、バイク用とかの20%か25%くらいの価格で、今まで使ってたのと比べたって60%くらいの価格。
車用のって大量生産してるせいかバイク用に比べて非常に安い。それでいて機能的にはかなり高機能。
ま、バイク用としては不都合な部分や必要無い機能もありますが、その辺は気にせずにいます。
車用をバイク用に転用する時点で、そういったことまで全て納得して使っていきます。
気に入らなければ、何かしらの対策をしてけば良いんですから。


肝心の転用方法・作業ですが、・・・・・・・・・電気系統は前にやったレーダー探知機の乗せ換え用コネクター増設した方法で
やってしまいます。
そうすれば他車との乗せ換えも楽だし、K1300S用の電源部(コネクター部)だけ新規製作すればOK。



ホームセンターで同時に買ってきました。
コネクターの種類は当然以前に使ったヤツといっしょです。


ま、この辺はコネクター増設偏を参考にしてください。
やってることは同じですから。




今回の一番苦労した&工夫したのが、K100RSへの搭載の仕方。
まず車用をバイク用に使用するのに一番大変なのが、「どうやって(どこに)取り付けるか?」だと思います。
箱に同封されてる取り付け部品は全て車用なので、そのままではどうやったってバイクには取り付けられない。
取り付けたところで、不具合が無いように(ちゃんと見えるとか聞こえるとか)しないと意味が無いから、
このあたりは散々考えましたねぇ。

そんな中、取り付けるのに使えるかもしれないと目に付いたのが、これ。



会社(実家の水道屋)のゴミ捨て場にあったプラスチック製の透明ケース。


これなら金属製ステーのようにレーダー探知に悪影響を及ぼさないだろうし、加工も容易だろうから
(上手い具合に折れ曲がった部分があるし)、これでやってみようと、さながら特攻野郎Aチームかマグガイバーのような
廃品利用のレーダー探知機用ステーを作りました。



まず一個目。
風雨から守るため、カウルの裏側に隠れるように取り付けようとしたんですが、
メーターまで隠れてしまい、ボツ。



で二個目。
取り付け位置を上方に変更して、代わりにレーダー用のついたてになるような部分を作り、
台座となる部分の面積も少なくしてメーター視認性を良くしてみました。


で、北海道ツーリング前に完成したのがコレ。



目の前の邪魔になるような位置に取り付けることが出来ました。
この位の位置じゃないと、見落としそうだったんで、ここに決定しました。


取り付ける際の固定方法も落ちて壊す&無くすって事が怖かったんで、両面テープと事務用品のクリップを併用して
けっこうガッチリ、しかし後で簡単に取り外し可能な程度の固定方法にしてみました。

さらに、防水加工のつもりでレーダー本体はバイク用傷つき防止用の透明シートを貼り、さらにTVリモコンからヒントを得て
サランラップでグルグル巻きにするという念の入れよう。
この仕様で北海道ツーリングに挑みました。




で、その北海道ツーリングでの使用インプレ&実際の取り締まりとの整合性についてですが。
そこそこ「取り替えて良かった」と思うし、そこそこ「正確」じゃないかと思います。

まず、このレーダーはGPS測定と実際のレーダー波測定をしてくれるタイプで、各種のポイントをGPSデータとして記憶し、
走行中の位置データとそのポイントを照らし合わせて、近くに「ある」か「無い」かを判断して教えてくれるタイプです。
その教える位置も、ポイントごと(固定地点か注意地域か)で数km手前とか数百m手前とかで事前に警告してくれます。
これだけでも、前に使ってたタイプとは能力的に雲泥の差があります。
あっちは本当に直前でないと警告してくれなかったからねぇ。あるいは直後くらいだった・・・・・・。


そういった説明書なんかの解説を読みつつ、北海道ツーリングで使ってみたら・・・・。
やっぱり事前に(かなり手前から)警告してくれるっていう機能は便利。ちょっと距離が手前すぎるかな?ってのもありますが、
心の準備とか減速とかの用意を考えると、その距離は安心感に繋がります。

ただし、その警告ポイントが「本日開店中」なのかどうかは別問題。
北海道走行中、あるいは往復の道中でも、数多くの警告を出してくれましたが、実際に遭遇した(やってた)のは一ヶ所だけ。
ツーリング中の9割以上が警告だけで済みました。
ま、それだけポイントはいっぱいあるわけで。過去何度か通った道でも知らなかったポイントがあったり、新しい発見もありました。
さらに、そういったポイントの中には、いわゆる地元で有名な場所ってのも含まれるみたいなんで、
過去に体験した「なんでここでこんなにスピードが遅いんだ?」とイライラさせられた理由も分かったりしました。
そういった部分も含めて、心の余裕がある状態で北海道ツーリングを満喫出来ました。


しかし、良いこと尽くめって訳では無くて、気になった点もそれなりにありました。
@ 防水・防雨性能は無し。
ま、元々は室内用だし、勝手に透明シートを貼ってみたりしましたが、・・・・・・雨が降ったら取り外してビニール袋に入れて解決。
それに「雨の日には取り締まりはしない」という都市伝説を信じるしかない。
A 音声・映像による警告が自分まで届きにくい。
バイク用だと『LEDなんかで派手な警告光』とか、ヘルメット内に『専用レシーバー』か何かで聞こえるようなシステムがありますが、
車用(室内用)なので、そういった機能がバイク用として使うには物足りません。音なんか走行中はまず聞こえないし。
警告画像も、画面に透明シートを貼ってしまったせいか、太陽光の下では光が乱反射して非常に画像が見にくい。
だからツーリング途中でホーマックに寄って、下の写真にあるような対策を施しました。
そのまま使うのであれば、その辺がちょっと不安材料な部分ではあります。(だから、いろいろとイジってます)
B ポイントが道路上ではなくてGPSの点であること。
上にも書きましたが「9割以上が警告だけで済みました」という一文。
それには但し書きがつきまして、「自分の行く手にあるポイントだけを拾ってくれるわけじゃない」んです。
例えば、自分が高速道路を走っていて、それと平行に走る一般道があり、その一般道にポイントがあったとしたらば、
そのポイントに反応して警告を出してくれます。・・・・・・直接関係のない高速を走ってる自分に対しても。
そのポイントの警告範囲がかなり広い(=かなり手前から警告する)ので、市街地で道が1本違うのにもかかわらず
警告してくれるときもありました。
さらに、そのポイント範囲にちょっと引っかかっただけでも警告→すぐに通常モードに戻ってしまうときもありました。
郊外の道だとそういったのは無かったけど。


     
単純に取り付けたままではあまりに画面が見づらいんで、
ホーマックにたまたま売ってた「カーナビ用のサンバイザー」で囲って太陽光を遮断。
その大きさのせいでよく振動してしまうようになったけど、視認性はかなり向上しました。


そういったマイナス?点もありましたけども、価格と性能と使用感をいろいろ含めて今取り付けてるヤツと比べると
チャレンジしてみて良かったと思える結果です。




このようにして北海道で使ってみたんですが、性能はともかく使い勝手が悪いと思えたんで、ちょっとした改良作業をしてみました。


     
風防的に必要最小限だった形状をスクリーンの幅いっぱいまで拡げて、
取り付け位置を若干下方へ移動。
さらにレーダー取り付け部を小さくして目立たないようにしました。
さらに見た目の軽量化のためにカーボン柄のカッティングシートを貼り付けてます。



既製品だったサンバイザーは・・・・・


     
100円ショップで黒地のファイルを買ってきて
レーダー探知機の形状に合わせて切り出して→両面テープで取り付け。


     
完成したのがこれ。
画像が黒で潰れて見づらいですが、そこそこ気に入った感じにはなりました。


ここまで作ったのだから、早速K100RSに装着して実験走行でも・・・・・・と思ったんですが、
「これから車検だ」ってところで余計な部品を取り付けてディーラーに行くのも迷惑だろうから、止めました。

ま、K1300Sの点検のときにK1300Sにレーダー探知機を取り付けて行って、帰り道のために乗せ換えよう。




2011年10月追記
4回目の車検から帰ってきてから、改良作業後のレーダーステーを取り付けてみました。


     
外観はこんな感じ。
元々が真っ黒な部分なので、黒い部品が多少増えても違和感は少ない・・・・・と思う。


     
例のコネクター部分から繋ぎなおして、カウル裏に納めてみました。
コードがかなり長すぎるので、これはもっと切り詰めてスッキリさせよう。



乗車時の見え方。
視線の移動量は少なくて済む位置だと思います。


で、この作業後にちょっと走り回ってみて、改良が正しかったかどうかを検証してみたんですが、
ステー自体は問題無し。前のよりもキレイに仕上がって見栄えも良くなった。ステー自体の強度も問題なさそうだし。
あのサンバイザーは前の既製品より軽量になったせいか振動して位置がずれることが無くなりました。
それだけで使い勝手は向上してます。前のはよくずれて、見やすい位置に戻しながら走ってたくらいでした。
しかし、見え方はそれほどでもない。ちょっと見にくいような気がします。
夏場と違って、秋の太陽光線の方向とかが影響してるのでしょうか?それなりに深く(影になるように)作ったつもりなのに。
これは今後年間を通して経過観察する必要があるか?




2013年8月追記。
シーズン的にまた北海道ツーリングの直前の思いつきの行動。。
いつだか忘れましたが、このレーダー探知機のマウント部を割ってしまい、プラリペアで補修して使ってました。
が、強度的には良くても、対磨耗性でちょっと不安が残っていて、北海道ツーリングの長距離・長時間の使用に耐えられるか?と思い
某カー用品店で安売りしてたの買って、また自作のサンバイザーをくっつけてみました。


     
マウント部の形状が同じ・・・・・であろうと思って、同じメーカー製のを買ってみた。



で、前回同様のサンバイザーを装着。


     
比較するとこんな感じ。
後ろのマウント部は同じなので、車体側は今までのでOK。
機種は『せっかく買い換えるなら』と画面が大きいのにしました。
これで警告画面を見逃すことが減少するかな?


これでより一層安心してツーリングが出来そうです。