車検3
イマイチ盛り上がりに欠けた車検でした。



多分、過去最低に近い年間走行距離の少なさでしょう。


3度目の車検となったK100RS。
本当なら、個人的に満足する何らかの達成感のような気持ちがあったりするもんですが、今年はそういったのはナシ。

と言うのも、GW後の定期点検後に普通に街乗りに使ってた程度の使用頻度でしか活躍させることが出来ず、
夏の北海道ツーリングもK1300S購入天気予報が悪かったために今年はキャンセルして
遠出しなかったのが影響してるのか、何か欲求不満状態なんです。

そういったことがあったとしても、放っておいたって車検の時期がやってくるので、受けさせるしかないんですけどね。




そして、いつもの車検なら大抵「北海道ツーリング」の後なので、各部のオイル交換くらいはやってもらうし、
大抵何らかのトラブルが発生するので、その対策・修理をしてもらうのが過去の通例でしたが、今年はそれもナシ。

だって、GW後の定期点検から走った距離が約1700km。たったの1700kmですよ。
これじゃ、オイル交換の必要すらありません。
今までで一番走らなかった夏じゃなかったかな?



2年間でおよそ12000km。
そっくり「北海道2回分」抜けてます。


そういった理由で、今回の車検の内容は非常にあっさりとした内容で済みました。
普通に車検を受けさせて、終わり。交換が必要だったのはリアのブレーキパットだけで、これを交換して終わり。
まあ、前回点検からの距離を考えたら当然な内容です。
たかだか1700kmでアチコチ壊れたり、交換が必要な状態になったりしたら困るんですけどね。




9月下旬。
車検に必要な『自動車税の半券』を財布に忍ばせて、ディーラーに直行。
はっきり言って、このときの心は『K100RSの車検内容』よりも『買ったK1300Sの取り扱い』の方に傾倒してて、
上記にあるように距離も乗ってなかったのもあって「突発的な修理」も発生しないだろうと考えてました。

で、K100RSの打ち合わせよりもK1300Sの打ち合わせに時間を多く取って、K1300Sに乗って帰宅。
帰った後もK100RSの車検が終わるのを待ちわびることも少なく、K1300Sの慣らし運転の完了を速やかに
終わらせることばかりに集中する日々。
一時は「K1300Sの慣らしが終わらなきゃ、K100RSを取りに行けないなぁ」などと考えてました。


裏を返せば、それだけK100RSを信頼してるというか・・・・・・。
GPXを含めた3台体制で本当にメイン機種となるK100RSには、これまでよりも活躍してもらわなけりゃならない。
これを書いてる時点で、少なくともK1300SはK100RSほどの汎用性は無いと思われ、出番が逆転する可能性は限りなく低い。
また、半ば「命を削りながら走るGPX」はこれ以上の走行距離を伸ばすことはちょっと厳しい(避けたい)から、
K100RSには「コンビニから北海道まで」というスローガンでも掲げるくらいに走ってもらいたい。
それにはノートラブルで走ってもらわなきゃならない。故に、手の掛からないバイクであってほしい。


そうやってるうちにK100RSの車検が終わったと連絡があり、と同時にK1300Sの1000kmも走り終わることが出来たんで、
今度はK1300Sと入れ替えでK100RSを引き取ってきました。

その帰り道。K100RSに乗って「ホッとする」自分がいました。
エンジンの回転の仕方も、各部の操作感も、乗車姿勢も、見える風景の流れ方も、「ちょうど良い感じ」でリラックスして乗れる。
でも、K1300Sに慣れすぎたせいか、乗ってすぐの時にはK100RSの乗り方(クセ)を忘れてしまってました。ちょっと反省。
今更ながらにK100RSの良さとBMWの良さみたいのが分かった気がしました。
こういった感覚を持たせるバイク作りがBMWの凄さというか奥深さなのかもしれない。




またこの2年間『主力機種』として活躍するでしょうし、活躍してもらわないと困るなぁ。