車検4
車体年齢20年目の記念となる定期通過儀礼?





車検後の写真ですが、前回からおよそ2万km弱走行してます。
この辺は例年どおりのペースで推移してます。


手に入れてから4回目になる車検。
前回3回目のときには、K1300Sのこともあってあまり点検内容に重点を置かずに(大した走行距離も走らなかったから)、
文字通り『車検を通した』だけでした。が、今回は・・・・・・・・、大して変わらないか?


今回の車検も初夏にやったトラブル処理後の車検なので、『車検のついでに修理』もしくは『修理ついでの車検』とはならず、
過去何度かやった車検よりかは楽に車検を受けれる予定・予想となっています。
それでも、それなりに気になる(素人ながらに交換した方が良いであろうと思われる)部分の交換だけはやってもらおうと思います。



とりあえずこの内容で注文を出しました。
で、預ける際に思いつきでエンジンオイル交換とクラッチレバーの白いブッシュ交換もお願いしました。


特に今回の車検で一番の注文(速攻で交換してもらいたい項目)となったのが、タイヤ。
北海道ツーリング前でもけっこう限界に近い状態と思えたところを、あえてツーリングに使用してより限界まで使い込んで
車検に持ち込みました。


     
持ってく前に写真を撮るのを忘れたので、携帯で撮影。
リアはともかく、フロントは露骨に偏磨耗してます。
走行距離で言うと、フロント=約15000km・リア約3万km。
どんだけ生温く使っていたんだか。


ま、いつものように自分で気が付いた部分を頼んで、後は向こうの点検時に気が付いた部分があれば必要に応じて交換する
スタイルでやってもらいます。
前回の車検から2年間の間にも、そりゃいろいろとやったからそんなに悪い所はないだろうし、
そのうちに勝手に悪い所も出てくるだろうから。




その2年間に起こった『そりゃいろいろと』起こったことを思い出してみると・・・・・・。
確か・・・・ホーンがダメになって、次がリアブレーキディスクにガタが出て厚みが残ってるのに交換したなぁ〜。
で、・・・・オイルポンプ/ウォーターポンプがご臨終になって、今年の北海道ツーリング前に電気系のリレーがダメになったんだ。
まあ、リアブレーキの件を除けば、年式相応なトラブルの出方でしょう。
何て言っても生産されてから20年だからねぇ。20年選手の車体でトラブルフリーな走行をメンテフリーな状態で
使い続けるなんて言うのは、やっぱり無理がある。


     
オイルポンプ部分は走行距離と年数を考慮すれば、寿命として納得できます。
GPXでも交換したし。
しかし、ブレーキディスクの方は未だに納得できない。


その間はK1300Sに活躍してもらおうと思ってたんですが、あまりに放っておきすぎたかバッテリーが上がってしまい
9月の連休の休日出勤後の残りの時間も楽しむことが出来なくなるなんて。あんまりです。




そんな折、ディーラーから電話がありました。
「今、各部を点検してみたんですが、フロントホイール側のベアリングがゴロゴロしてますね。あとステアリングステムの
ベアリングもちょっと動きがおかしいんで、この両方を交換した方が良さそうなんですが、どうしますか?」と
部品交換の追加の話が出ました。
こんなときでないと交換するタイミングを失うと思ったんで、その両方のベアリング交換をすることに。

で、そのベアリングのうち一個が日本に欠品で、取り寄せに1週間くらい時間が掛かるって。
つまり、車検から帰ってくる予定が1週間ほど延びました。(それでも1週間くらいで入荷するらしいから良しとしよう)




一週間予定が延びた「予定日」を迎えるちょっと前、ディーラーから無事に作業完了したと連絡がありました。
本当に1週間で部品が入荷したんだ。予定どおりで良かった。

で、10月の3連休の中日に無理やり予定をこじ開け、K1300Sの点検作業と入れ替えるようにして
K100RSを引き取ってきました。


     
とりあえず予定した作業・・・と問題が発覚した作業と両方完了。


     
ステアリングステムにあるベアリングのレース。
ローラーベアリングの跡がけっこうクッキリついてます。
前回ここを交換してからおよそ3万km。
やっぱり前が重たくて、こういった部分に負担が掛かりやすいのか?



フロントホイールのベアリング。
「何で左右でサイズが違うのだろう?」と思うのは素人だけだろうか?



クラッチレバーの穴に収まるブッシュ。
相当にガタがあったようで、交換後はガタが全く無くなりました。


     
新品の前後タイヤ。
個人的に『3』のタイヤパターンが受け入れられないので、これにしました。
あれに比べたら、こっちの方がマシ。


K100RSの受け渡し&K1300Sの引渡しをスムーズに済ませて、ディーラーを早々に退却。
帰宅後に待ち構えてる仕事の事で、交換した部分の変化を感じ取るとか楽しむとかはそっちのけで走ってました。
それでも、クラッチレバーのスムーズさは良く分かりました。