車検5
10万km超えの車体を点検すると、何が出てくる?
よもや、本当に10万km走れるとは思わなかった。
さて、2年に一度の車検の時期がやってきました。
そして、過去の車検を受けさせた時と同様に、ディーラーへ車検に出しました。この辺は毎回毎度おなじみの『普通の』行動です。
で、その普通のコトをネタに、その内容をグダグダと羅列していきたいと思います。
今回の車検ネタで自分自身が一番興味があるのは、メーター読みで100000kmを越した車体を車検に出すことでしょうか。
昔読んだバイク雑誌などで、「BMWは10万kmは楽に走れる」なんて記事を読んでたころには俄かに信じがたい内容でしたが、
いざ自分でやってみたら、「意外と普通に走っていたら、すんなりと到着した」ような距離数でした。
ただ、それ相応の対価(ズバリ、お金)はかかりましたけどね。
その金額を用意すれば、多分国産車でも到達したであろう距離数じゃない?
今となっては、取り立ててスゴい数字ではないと思います。GPXだって、もうちょっとで届く数字ですから。
それは置いといて。
そういった節目の車体の車検内容を、過去同様にこういった文章にしてホームページの穴埋めのように使おうという訳です。
もし、ドコかの雑誌社のありがちな企画のようにするならば、10万km走った車体を全バラにして、各部の消耗具合を調べようなんて
コトを企てたかったんですけど、そこまでの財政力は持ち合わせていないので、10万km走った各部の消耗具合は想像するだけです。
(それでも、多分磨耗具合が測定しやすくて測定後の心理的影響力の大きそうなエンジンのタペット部の隙間測定を頼もうかなと
かなり真剣に検討したものの、2013年の夏〜秋にかけての出費の多さを少しでも軽減するために、その測定は見送りました)
で、そのホームページの穴埋めに使う「車検時に点検・交換してもらいたい項目」は、以下の通り。
いつもと同じ項目にプラスアルファがちょっとあります。
今回の車検で、一番の要修理部分であると思われる、クラッチのプッシュロッドブーツ部分。
あそこからのオイルの滲み以上・漏れ以下の様子が気になります。
この部分。
マフラーの上にあるので、たまにオイルの焼ける匂いが香ばしく漂ってきます。
この部分に関しては、過去に数回ほど交換しています。あまり話題にしませんでしたが、多分ブレーキパットよりも交換してるはず。
走行時にはブレーキよりも作動回数が多いし、マフラーに近いせいか熱とかの影響も劣化に影響してそうだったんで、
『トラブル』に挙げるよりも『ヘタるのが早い消耗品』に近い取り扱い方をしていました。
そんな部分が過去に交換してから約3万km走行後にダメになったようなので(調べたら2010年の4月・約69000km走行時に交換した)、
この車検時に交換してもらおうと思ったことくらいが、気になる部分です。
同様に交換してもらおうと思ったのが、エアクリーナーエレメント。
これも過去に交換して約3万kmを点検時の掃除のみで使い続けているので(これは2009年の10月・約66000km走行時に交換した)、
気分的に交換しておいた方が良いなと思ったから。
さすがに3万km走ったら交換しても良い頃合でしょう?
後は、マイルールで北海道ツーリング後の交換が決まっているエンジンオイルとかの交換。
オイルは別項でも書きましたが、夏場の実験用に使った15W−50から間違いの無さそうな10W−40のオイルへ。
プラグとブレーキフルードは、約10000km&約1年以上使ったんで、それぞれ交換します。これもやっぱりマイルール。
ここまで書いていて、ふと気づきました。10万km走ったからと言って、特別なコトは何もしていない(用意していない)なぁ。
正確に記述するならば、「特別なコトをしてもらうような注文を出していないし、出せる経済的余裕も無い」。
いつもの全てお任せコースでの車検を受けさせるだけ。細かな消耗品の交換はすれども、大胆なコトは必要なさそう。
もしかしたら、ディーラー側で過走行車体のチェック項目が用意されてる可能性も考えられますが、
10万km走ることが当たり前のコトと認識してる?BMWが、ディーラー側へそういった点検作業指示をしている姿が想像が出来ない。
「定期的に点検してれば、そのくらいは楽勝で走りますよ」と言いたげなドイツ人の顔なら想像出来るけど。
で。10月最後の日曜。
同時期に定期点検のK1300Sと入れ替えでK100RSを引き取ってきた。
別にドラマティックな事も起きず、予想以上の修理が必要な不具合も無く、極普通に車検を済ますことが出来ました。
10万kmなんて本当に通過点にしか過ぎないんだな。