車検6
やっぱり10万kmを超した車体は、ただじゃすまなかった?





通常メニュー+αで車検を受けるつもりでしたが・・・・・


GPXと共々で巡ってくる車検の時期。GPXの方ばかりにいろいろと手を入れるだけでなく、こっちにもいろいろと手をかけてます。
今となっては、一番の主力機種となっているので、まともに動いてくれないと困ってしまう訳で・・・・。
10万Kmを越した車体が、まともに動いてもらうためにも、ディーラーで綿密に車検を受けさせてるのです。

今回の車検は、「2015年の9月のシルバーウィークの休日出勤の合い間に、K100RSをディーラーに持ち込んで車検を依頼して、
その時に約半年ほど使用したステンチューン・マフラーを純正に戻し、マフラーを外すのであれば、
ついでにリアタイヤやその他モロモロも新品にしてしまおうと言う『車検時に一遍にやってもらって、予算と時間を節約しよう』作戦」
です。
事前に(予算的)準備をしておいたとしても、一度に2台の車検を受けさせるってのは大変ですから。それでも何とかやってます。


     
ステンチューン・マフラーのネタは「休止扱い」で、
リアタイヤは写真のようにまっ平らになったので、交換です。
(フラットROM+ステンチューンの加速を楽しんだのが原因の一つ)


その車検の時に、マフラー&タイヤ交換の追加だけではなく、北海道ツーリング後に気がついた不安材料の判断と
前回車検時からの繰越しネタも依頼してみました。この時点では、予算とかの考慮はしていませんでした。ま、何とかなるさ。



最後の3項目はプロに見てもらった方が安心だから。


     
ブレーキディスクは、過去のGPXほどではないにしろディスク面の段差を発見したので。
バルブクリアランスは、前回車検時に見送ったのもあるし、マイクロロンの効果も見てみたかったから。


最後のドライブシャフトは、もしかしたらこの車検一番の大問題かもしれない。


     
センタースタンドを立てた状態でリアホイールを回すと
途中で「コクン・・・・・コクン・・・・」とスムーズに回らない部分があるんです。
もしかして、ユニバーサル・ジョイント部がおかしいとか?


北海道ツーリング後の洗車時に気がついた事象で、その時にはさして心配には思わず、しばらくはそのままでしたけれど、
エンジンも含めて10万km走った車体で、もし走行中にドライブシャフトが折れたら、チェーンドライブが切れた時よりもマズいから
・・・・・・と、ディーラーまで走っていける時についでに点検してもらおうというコトです。
『ついで』と言う言葉で纏めていいのか?


そういった不安感を払拭する目的も携えて、ディーラーにK100RSを持ち込みました。
ディーラーで車検内容の打ち合わせ後、ブレーキディスクやドライブシャフトの件を伝えて、実車を確認してもらったところ・・・・・
『ブレーキディスクは最低限度厚を下回っていて、ドライブシャフトは分解してシャフト本体を確認してみないとマズいかも』という診断を
いただきました。もしかして、スゴいマズい状態で北海道を走り回ってたとか?

また、バルブクリアランスも、もし基準値から外れてたら基準値内に調整する・・・・・・・・のがエラい大変そう。
バルブクリアランスを調整するのにバルブ⇔カム間にある『タペットのサイズ違い』を選んで組み付ける方式なので、
その作業の際にはカムシャフトを外す工程が必須なんだとか。
そして、そこまでやるのならば、カムチェーンテンショナーもチェックして、必要なら交換しましょうと言うことになり、
いとも簡単に話が膨らんだ結果、そういった作業見積もり(車検代も含む)でトンでもない金額となってしまいました。

依頼した本人は「この先、安心して乗り回す必要経費」と思ってましたが、それにしたって想定外の金額でした。
で、ディーラー側と相談し、ブレーキディスクとドライブシャフトはこちらで中古品を手に入れて、それを組み付けるお願いをして
幾らかでも費用を圧縮するような方法を取らさせてもらいました。
それでもスゴいことになってます。



ね、スゴいでしょ。


さて、これからどうなることやら。


2015年10月追記
仕事や天候のせいであまりバイクに乗るチャンスがなかったけれど、ヤフオクでK100RS関連の品物を眺めることは欠かしませんでした。
そして、その甲斐あって、必要な部品の比較的良さそうな程度のモノを用意出来た・・・・・・・・と、思ったんだけどなぁ〜。


     
ヤフオクで手に入れたドライブシャフトとブレーキディスク。
ブレーキディスクの方は、今装着してるモノよりもダメだと思う程度のモノでした。
これは『物置の肥やし』です。


     
ドライブシャフトは比較的きれいなモノですが、状態の素人判断が出来ないので、
ディーラーに見てもらって、使えるか使えないかを判断してもらいます。


で、このシャフトのみを携えてディーラーへ行って、この品物の確認と受け渡しをして、ついでにK100RSの様子を見てきた。
さらに必要な部品が増えたらどうしようって確認するのもあったし、せっかくだから現物のチェックもしたかったから。


     
ディーラーで見せてもらったモノです。
あぁ、本当にバラしたんだ。
(部品類は見たけれど、車体そのものは見てません)



ドライブシャフトは可動部4ヶ所のうち1ヶ所が固着して動かない。
その一方、残りの3ヶ所はちょっとユルい感じの動き方をしてました、
で、このシャフトは持って行ったシャフトと交換です。


     
バルブクリアランスを測定したカムシャフト他は使用上の問題は無し。
BMWの潤滑系の設計が良いのか?それとも材質が良いのか?
GPXで見られたようなキズは見られなかった。
両方ともにマイクロロンを使ったのにねぇ。


     
肝心のバルブクリアランスを決めるタペット?
見た感じでは、インナーシム式タペットのキャップそっくり。
しかし、中にシムは無くて、これそのもののサイズ違いを選んでクリアランスを決めるそうです。
ちなみに、これも大きな傷やカジリも無く、10万km走行した相応の磨耗の程度でした。
このクリアランスについて聞いてみたら、排気側での数値で
指定値0,2〜0,3mmの所、0,33とか0,34とかの場所もあったみたい。
思いのほか磨耗の程度は少ない。


ドライブシャフトは持ってきたモノで良かったけれど、ブレーキディスクがダメ(用意したのも磨耗しすぎ)だったんで、
仕方なく新品のブレーキディスクにしようとしたら・・・・・・片方欠品。
それも日本国内の話じゃなく、ワールドワイドな話で、ドイツ本国にも無い。
左右のどちらか忘れましたが、片方はバックオーダー扱いなので、そっちは諦めて残りの片方を注文してドイツから『お取り寄せ』
仕方無く、ブレーキ回りは現在のまま使い続けて、バックオーダー側のディスクが届いたら、パットもろとも全交換することにしました。
そして、上のタペット(16個)はクリアランスを調整するのに別サイズのが必要なのですが、これもドイツから『お取り寄せ』
その他、エンジンカバー類のパッキンとか、パラレバー回りのベアリングとか、細かい部品なども交換するように打ち合わせた結果。
車検代を含めた修理代金の予想金額が前回以上に、トンでもないことになりました。



ね、トンでもないでしょ。


ヘタすると、中古のK100RSが買えるくらいの金額になっちゃった。
まあ、同じ金額を払ったとしても、これで幾らかでも新車の時に戻るんだと思えば、納得出来る数字ではあります。
しかし、すぐに用意できる数字でもない。これからどうしよう。


2015年10月追記
10月最後の日、ディーラーから連絡がありました。
もしかして、「車検と修理が終わりました」って連絡かと思いましたが、実際には「まだ終わりません」という連絡でした。
あのバルブ関連の新品部品がまだドイツ本国から届いていないらしく、作業が進まないようです。
ディーラー側の予想では、11月中旬ごろまでには終わると思いますって言ってたけれども、・・・・・・・・・ま、年内なら御の字だろう。
仮に終わってたとしても、こっちも仕事が一番忙しい時期になってきたので、気軽に引き取りに行けない。
引き取りに行けるのも、・・・・・・・・・・・ま、年内に行けるなら御の字だろう。


2015年11月追記
11月のとある日、ディーラーから連絡がありました。ようやく、ドイツ本国から修理作業に必要な新品部品が届いたそうです。
本当はもっと早くに彼の地から届いてほしかった。まあ、向こうのゴダゴダ(排気ガス問題とか民族大移動とか・・・・・)のせいではないと
思いますが、実際はどうなんだろう?ただ、バックオーダーが溜まるのを待っていたのか?
それはさておき、これでやっと修理のスタートラインに立てたようです。
ディーラーの話では、がんばって11月最後の週末までに終わらすように進めてくれるようですが、・・・・・・・・・・期待して待ちましょう。
ただ、仮に修理が完了したとしても、11月最後の週末には、すでに仕事の予定が入っているので、
K100RSの引き取り&K1300Sの定期点検に行ける可能性は、限りなく低い。


2015年11月追記(2回目)
11月の最終週のある日、ディーラーから連絡がありました。やっと車検&修理作業が終わったそうです。
ドイツ本国から修理部品が届いてからさほど時間がたっていない気がしましたが、それは今まで2ヶ月くらい待っていたせいで
時間の感覚がズレてしまったせいでしょう。
内容的には、ディーラーで見積もった部品数と金額で作業自体は済み、余計な追加部品や不足部品は出なかったそうです。
オマケでバックオーダーだったフロントブレーキディスクも一緒に入荷出来たから、それも左右のブレーキディスクを
同時に交換出来たそうです。

まあ、内容はどうであれ、完調になって戻ってこれるのが分かっただけでも、安心出来ました。
他方、過去最大級の修理費用も、これだけ長時間待っていた間に何とか工面出来そうな目処が立ち、なんとかなりそう。
後は、こちらが12月中に『K100RSを引き取りに行く&K1300Sの定期点検に出す』ことが出来るかという問題。
11月最終日曜が休日出勤でダメで、12月中に何とかディーラーに行かなければ・・・・と多少焦っています。
12月中に2回ディーラーに行かないと、K100RSとK1300Sが手元に揃わない。しかし2回も行ける時間が取れるだろうか?
1回行けるかどうかも怪しいのに。
もしかしたら、2台のうちどちらかはディーラーで年越しの予感がします。


2015年12月追記
数少ない12月の休日に発生した休日出勤をこなした後、K1300Sで高速をかっ飛んで、K100RSを引き取りに行きました。


     
まず目にしたのは、交換した部品の山。
ダメになった部品ばかりでなく、交換に要したパッキン類も。



お役ごめんになったブレーキディスク。
欠品だった方のディスクが入ってきたんで、良かった。


     
一番状態を知りたかったバルブのバケット(?)
GPXであったような打痕やキズがあるのを覚悟していたけれど
大した問題があるようには思えない。
前にも確認しましたが、10万km走った部品には見えない。



これが調整前と後の正確な数値。
あのバケット(?)が0.05mm刻みのサイズで揃ってるらしいので、
それをいろいろと組み合わせ&細工して調整したようです。


     
フラットROM&ステンチューン・マフラーで走り回った後のプラグ。
写真では若干黒く見えますけど、実際はもうちょっと白い感じでした。
しかし、ノーマルROM&ノーマルマフラーのときよりも黒い気はします。



パラレバーで使われたベアリングと組み合わされるシャフト。
ベアリングに当たる面の荒れが目立ちます。


で、修理内容についての一通りの説明と交換部品についての状態の確認をしてから、いつもの記念撮影(上の写真みたいに)をして
支払いを済ませた。・・・・・・・・・まさに、『場外ホームラン』のような金額に改めてやった作業内容の大変さに気づかされます。
K100RSと入れ替えで定期点検に出すK1300Sの費用が、不意の出費で増えませんように。


さて、ではK100RSで帰りますか。


     
帰る途中のコンビニ駐車場にて撮影。
新品のブレーキディスク。またブレーキパットとの当たりが出ないほど。
ここには若干の問題がありました。


     
リアタイヤはロード4に、マフラーは元々の純正に。
このマフラーは本当に静かで扱い易いと思います。
前の状態が遥か記憶の彼方なので、尚更そう思うのか?


この帰り道(というか、ディーラーからの出発直後から)問題が発生しました。
何かABSが頻繁に作動するようになり、ブレーキ時に緊張する場面が頻繁にありました。それも、停止直線の一番不安定な時に
『カコッカコッカコッ・・』とブレーキ油圧が抜けるのが手に伝わるんで、心臓が止まりそうになります。
危うく、前の車にぶつかりそうになりました。

この現象がブレーキディスクとパットの当たりがつくまで続くのか、それとも単にABSセンサーの誤作動なのか?
今度時間があるときに前のABSセンサーのクリアランスでもチェックしてみよう。多分、その辺りに解決の糸口がありそうだ。


     
後日、仕事の途中で一時帰宅し撮影、そしてシックネスゲージで測定。
そのクリアランスは、シックネスゲージの束が全て入る程でした。
で、帰宅後に適正なクリアランスになるようにシムを組み合わせ、試走してみたら何とも無かった。
全く不安感を感じさせないブレーキングって、すばらしい。
結論・センサー部の必要以上のクリアランスは、ABSの誤作動を招くようです。


さらにちょっとした問題を発見しました。



ちょっと写真が小さいですが、車検の有効期間が1ヶ月後ろへずれました。
2年後のGPXとの車検時期の調整が面倒になるか?


微細なコトは出てくるかもしれないけど、大目に見れば文句のつけようの無い仕上がりに、長時間待っていて良かったと思う。
そして、当面は預金通帳の数字は見ないようにしよう。




2016年1月追記
車検から帰ってきてから精力的に乗り回して、バルブクリアランス調整をした後の変化を探ってみた。

一番最初(ディーラーからの帰り道など)に思ったのが、エンジンが静かになった・・・・・ってコト。
ほんのちょっとの差かもしれないが、メット越しの音でも静かになったと感じることは出来ました。
まあ、調整したコト以上にマフラーを純正に戻したのが効いてるのだろうけれど、エンジンは静かになりました。
同時に、ほんのちょっとだけエンジン回転がスムーズに回る気がする。
元からスムーズに回るエンジンだけれども、より一層スムーズさを兼ね備えたように感じられます。
これは思い込みの部分が多い感想です。

しかし、良いことばかりではなく、ちょっと気になる部分もありまして・・・・・・・。
調整前よりも、何か始動性が悪くなったのが気になります。ちょうど標高の高い場所でエンジンをかけているようなかかり方。
ディーラーでのインジェクションの調整が甘いのか、車検前より始動性が悪くなったのが気にかかります。
で、もう一つが、クラッチ部からの音。
信号待ちなどでニュートラルに入れてると、クラッチのところから「コロッコロッコロッ・・・・・」と何かが動いている音が聞こえ
クラッチを握るとその音が薄れて、放すとまた元の音が聞こえてくるんです。

10万km以上走っているから(2016年1月現在、118000km走行)、クラッチディスクなんかも結構劣化しているのでしょう。
あと数万kmも走ったら、クラッチ部分をバラしてクラッチディスク部分一式を交換する必要がありそうです。
その時はまたネタにしよう。