現在のK100RSの仕様
これまでに改良(改造)した場所と内容についてのインプレ
HIDライトキット装着。
ノーマルのライトがあまりにも暗いために真っ先に交換したのがこのHIDライトキット。
HIDを組む前に「高効率バルブ」をつけてもダメだった(納得できる明るさが確保できなかった)ので、一気に装着。
でも「明るさ」は十分でも「明るく」はならなかった。なんか明るいところと暗いところの差が著しく見づらい。
ライトバルブの能力ではなく、ライトの鏡面自体の反射の仕方やカウルに埋まったように取り付けられているのが
一番の問題なのかもしれない。
HIDを取り付けてから気づいたのが、「ハイビーム」の照射範囲の狭さ。スポットライト的にしか照らしません。
元のハイビームは・・・・暗くてよくわかりませんでした。
もしかしたら、GPXにも使ったPAMSのブースターキットの方がハイビームも含めていい結果になったかもしれない。
いずれにしても、フランス製「CIBIE」のライトにはガッカリしました。(ライトケースはBOSCHでした。CIBIEはバルブ・・だったような)
カウル内に収まるHIDのユニット。
電装系のアーシング(自作)
GPXにもつけたアーシングを今度は自作して装着。
場所は点火コイル部⇔シリンダーヘッド⇔バッテリーとつながるように配線しました。
発進加速が少しはよくなるかな〜と思いつつ走ると・・・・・また、そんなに変わらない。
でも悪いはずはないと思うので、外す予定はありません。
※元のアース線はかなり太かったので、今回のアーシングでは触りませんでした。
ステッカーチューン
大したことではないですが、意外と本人が気に入って効果の高い(満足度の高い)改造と言うことで、ステッカーを貼りました。
GPXでもそうですが、せっかく自分のバイクになったのだから、少しは他車と差別化したい。でも、大げさな改造や
変更はしたくない(したくてもパーツが潤沢に揃わない)というときには、こういった差別化がいいかな・・・・
特に、このKは幸いにして純正にはない色に変更されていたのだから、それに輪をかけて差別化を進めました。
最近のバイクや車に多く採用されているイエローカラー。他の人はKに合わないとか思うかも知れませんが、
本人はかなり気に入っています。
もともとの純正カラーの「白・黒・シルバー・白/青」とかもいいですが、いかんせんちょっと地味に思えるのです。
それに、もっと安くKが入手できたら、『塗装屋に出してオリジナルカラーにしてみようか』なんてのも考えてました。
願ったり叶ったりの「幸運の黄色いK」といった感じでしょうか。
昔は、パリダカに出ていたプジョー205T16とかでの「キャメルイエロー」なんかカッコよかったし、オーリンズの
黄色なんてのにも憧れていました。(今は好みが変わり、WP。イエローの車体には白いほうが似合うでしょ?)
他にも新幹線整備車両の『ドクターイエロー』なる黄色い新幹線や、運送業界での『DHL』の黄色い車両とか思わず
目を引くモノを購入前後に見てしまったのも、影響された一因です。
そのなかでも、一番影響を受けたのは、北海道HTBテレビのキャラクターの『ONちゃん』。(わかる人います?)
で、貼り付けたのは以下の種類。
BOSCH(電装品)、brembo(ブレーキ)、SHOEI(ヘルメット)、MICHELIN(タイヤ)、の4種と「秘蔵のステッカー」。
イエロー一色よりはいろんな意味でオリジナル色を強めたかな?と思っております。
その他、細かい部分の使い勝手向上策
乗り終わったとき、ヘルメットはどうしますか?今までのGPXではミラーのところに引っ掛けておいたんですが、K100RSでは
それが出来ません。ちょっとあのミラーでは引っ掛けにくい。
バイク自体にヘルメットホルダーは付いているんですが、奥のほうで使いづらいんです。そこで、店の人に教えてもらった
方法がワイヤーロックを使ってヘルメットを引っ掛けるやり方。ヘルメットホルダーにワイヤーを通して、それにヘルメットを
引っ掛けるんです。今までよりめんどくさい感じですが、しょうがない。
真ん中に見えるのが、そのワイヤー。下のは、ブレーキディスクにつけるタイプの防犯ロック。
車体の赤いラインは、センタースタンドをかけるときに使うグリップの位置が上から見てわかりやすいように付けたラインです。
これが無いと位置がわかりづらかったもんでつけました。
バックミラーの命綱
K100RSのバックミラーはカウルにはめ込んで留めるタイプなので、何かあったときには落ちます。
実際にはウインカー作動用のコネクターがあるので、すぐに落ちるわけではないでしょうけどあって安心なのでつけてみました。
材料はGPX用オイルドレンボルトのワッシャーと園芸用の木綿糸、以上。
木綿糸の一方とワッシャーを結んで、もう一方をカウル内側より外へ出してミラーの結べるところに結んで終了。
とりあえず、落ちなければよしと言うことでこんな感じに仕上げました。
出来上がり。
落ちないようになればいいんですから材料は何でもいいと思います。
特に私の場合は自宅に駐車中は左ミラーは外しておかなければならないので(着けっぱなしだと家族にぶつけられてしまう)
車体にやさしそうな木綿糸で作ってみました。金属ワイヤーだとカウルとかに傷つけそう。
ただ耐久性でいえば金属ワイヤーの方が良さそうだから、右ミラーはワイヤー仕様にしてます。
夏季限定?アンダーカウル外し(仮)
夏場のKは熱い!
なので、快適なKのライディングを目指して、物は試しとばかりにアンダーカウルを外してみました。
最初に購入するときに「アンダーカウルを外した時にもカッコイイこと」を条件にして選んでいるから、スタイル的には問題なしと
思ってます。が、ディーラーの人に「アンダーカウルを外すと、高速時に整流効果が無くなって安定性に問題が出るかも?」と
言われたりして・・・・・。
まあ、そんな高速で走ることも無いだろうし、安定性よりも熱さ(エンジンも人も)をやわらげる事を優先します。
カウルを外しての様子。
板状のカウルステーはそのままにしてあります。
で、外して走ってみると・・・・熱さはそんなに変わらない、というかむしろ足元は温度が上がった?
エンジンからの放熱が良くなったせいか、足元(足首付近)が外す前よりも熱い感じがする。
エンジンにとっては良いかもしれないけど、その分人間に負担が増えた気がします。
あのアンダーカウルって整流効果よりも、エンジン熱の放熱コントロールが目的なのか?K1200RSなんかでも、
あのフルカウルで熱さを感じにくいと雑誌等で書かれてたりするから、そういった目的があるかもしれない。
外したカウル本体もそんなに空気が良く抜けるような構造には作ってないみたいだし・・・・。
もう何回か試してみて、夏場を快適に過ごせるようにしてみたいです。
ちなみに高速時もぬやわまで出しても特に問題となるような挙動は出ませんでした。
2005年9月追記
結局、北海道ツーリング前に再装着してそのまま使用しています。
足元の熱さよりも上半身の熱さ(正確には膝から上ほとんどの部分の熱さ)の方が『どうにかしたい』と思うほどなので、
足元の熱さの事などは些細なモンと割り切ることにしました。
マイクロロン添加
2005年の車検後、エンジン・ミッション・ファイナルギアのオイルすべてを交換したこともあって、ちょうどいい機会とばかりに
入れてみました。
左がエンジン本体用で、右がミッション系用。
エンジン用は『投入する量を抜かずに』入れるんですが、ミッション用は『投入する分を抜き取る』必要があるのでちょっと面倒。
まあ、何とか抜き取って無事に作業終了。あとは指定走行距離1600kmを走るだけ。
前にGPXで入れた時の容器でミッションから強引に「吸い出して」ます。
ファイナルギアからも同様に。
で、約1000km走行後での感想。(2005年11月)
エンジンの方は、振動がかなり減ったように感じられます。
「ビィーーーン」といった感じの振動が、投入後50kmくらいから「ビューーーン」といった幾らか角の取れたような振動に
変化しました。振動すること自体が減ったのか、振動の仕方が変わったのかはわかりませんが、とにかく変化してます。
ミッションの方は、スムーズになったと思います。まあ、もともとスムーズに動くミッションなので微妙なところですが・・・・。
それでも前までは「シフトフォークがシフトドラムに沿って動いてます」って感じがしてたのに、投入後はそれすら感じさせない
ように思える動き方をします。
1600km走行後の感想(2006年1月)
う〜ん。一応指定走行距離は走り終わったんですが、入れ始めの時に感じた変化のようなものは無いですねぇ。
入れ始めから100kmくらいでの変化が一番体感できた変化だったから、その後の変化が感じにくかったのか?
そもそも、説明書の「1600km走行」の指示も、エンジン内部での定着を目的にしているみたいだし。まあ、いいでしょ。
ウィンカーの「延長コード」
うちのK100RSは、車庫に置いてある間は左バックミラーを外しているのは上にも書いてありますし、その懸案事項として
ベースピンの耐久性なんかを犠牲にしてますが、そのベースピンよりも先にウィンカー作動用のコードが切れました。
正確に言えば「切りました」ですね。
夜走りに行った際にベースピンに挟んで、コードの被覆を損傷したこともありますし、バックミラーを外す際にコネクター部の根本を
ちぎったりして・・・・・。そのたびに修復してたんですが、今後のことを考えて根本的に直してみました。
コネクター部をイジルからそのコードまで痛むのであれば、イジル必要が無いように「コードを外す必要をなくす」
イコール、コード延長。単純ですね。
ホームセンターで使えそうなコードと熱収縮チューブってモノを買ってきて、さっさと作ってみました。
結果。
コードを外す必要ななくなったけど、命綱ともども束ねながらバックミラーを装着するのは非常にメンドクサイ。
なんか間違ってる気がしますが、そのうちに慣れると思うので、しばらくガマンです。
BEFORE AFTER。
ウィングのつっかえ棒
K100RSのカウルの一番上には、可変式のウィングがついています。
そのウィングの角度を変えることでライダーに当たる風の整流をしてるんですが、この固定の仕方が何か心もとない。
裏側から固定するようになってるんですが、あまり強く固定すると何かの衝撃やカバーの重みで壊れそうだし、ゆるすぎると
カバーをかけても動いてしまいそのたびに固定し直さないといけない。
個人的には「ウィングの位置にこだわりは無い」ので、あまり気を使わなくてもいいようにカウルとウィングの間に適当なモノを
挟み込んで固定する方法をとってみました。
ホームセンターで1cm厚くらいのゴム板を買ってきて、両面テープで貼り付けるだけですが・・・・。
目検討で切り出した割には、ちょうど良い感じ。
可変ウィング⇔両面テープ⇔ゴム⇔両面テープ⇔カウル本体。
こんな組み合わせで半強制的に固定しました。
そういえば、前後サスペンションの交換(前後WP製に)をしたいと思ったりしてたんですが、どうでもよくなってしまいました。
今のサスでも不満に感じることってないし、そもそも大した使い方してないから。
マフラーもノーマルのデザイン&性能で十分満足してるし、基本的に静かな方が好みなので交換しない。
コンピューターのROMチューンもしない。
今現状のまま(つまりノーマルの状態)でも不満らしいところはないです。乗ってるうちに慣れちゃった。
作者注・・・・・・過去にこんなコトを言ってても、結局は交換しちゃったんだよねぇ
サイドスタンドの下駄・・・・・を履かせたサイドスタンドに交換。(この項2017年3月)
ネットオークションを徘徊してたら、サイドスタンドに約10mmくらいの下駄を履かせたサイドスタンドを発見したので、
他者に落札される前に落札しまして、ディーラーでオイル交換のついでに元々のと交換してもらいました。
強烈に左側に傾く純正のサイドスタンドに対処するのに、サイドスタンドにいろいろな厚みで下駄を履かせて(取り付けて)
使ってるオーナーの方もいるようですが、そういった対処をする手立てをもっていなかったので、こういった手段を使いました。
約10mm程度の違いですが、意外と傾きが軽減されて安心度が増した気がします。
やろうと思えば、20mm〜25mmくらい下駄の厚みが出来そうですが、そうすると下駄の下側面積がかなり極小になりそうなので
この程度の厚みと純正とほぼ変わらない下側面積のこのくらいのヤツでいいと思います。
本当はK1100RS用のサイドスタンドのようですが、K100RSにも取り付けられました。
K1300Sとの比較。
ちょっと写真が悪いけれど、傾き方は同じくらい?