木崎湖日帰りツーリング
GPXでの久々ツーリング




急に思い立って行ってきました、木崎湖。
元々は我が友人が(リンクで紹介している彼です)「木崎湖行ってみたいなぁ」と言い始めたのがきっかけでした。
※もっと大元は、木崎湖周辺の風景が出ていたアニメが終了してしまったことに起因するのです。
いろいろとアドバイスしていくうちに、こっちもだんだんと気持ちが盛り上がって
「夏休みにどこも行けなかったから、出かけるぞ!」
と、その代わりに楽しんだ事なんぞ置き去りにして用意を整えていきました。

しかし友人が都合がつかなくなり、1人で行くことに・・・・。
せっかく秋葉原まで行って不要な本やDVDソフトなんかを処分して『軍資金』を調達したのに、しょうがない。
2人なら仕事車でと思っていましたが、1人なのでバイク。それもGPXで行ってみようと。
長距離ならK100RSのほうがいいに決まってるんですが、今回足回りをリフレッシュしてみて高速域での不安定感が
作業前よりひどくなったような気がするので、それを確認する意味でも高速をつかうツーリングで乗ってみようと言う魂胆も
あったのです。
木崎湖まで行くルートも首都高速→中央道→長野道ではなく、外環→関越道→上信越道→長野道と変則的なルートで
行ってみました。そう、途中までは春にGPXミーティングで使ったルートです。
何か比べる時には『比較する対象以外は同一条件で実験する』と中学の理科実験で教わったような記憶があるので
そういう風になるようにしました。これで作業前と後の感じを比べてみたいな〜って。
それに、首都高速って渋滞とか分岐がめんどくさくてあんまり好きな道ではないんです。

20日早朝4時半ごろ出発。
常磐道・柏ICから外環へ向かう。もうここで実験開始。
私のGPXは一般道で空いてるときに120〜140くらいで走るとふらつくような不安定感が感じられていたんです。
で、高速で同じようにすると・・・・・・感じられない?
もう少し上げてみても・・・・・・・・・?しない。
そんなことをしてるとアッと言う間に外環へ。ここでもう一回試すと・・・・・やっぱりきました。車体がゆすられてるような感じ。
なんでだろう?道のわだちとかにタイヤが取られるのか?他の車両(トラックとか)の風圧のせいなのか?
理由もわからないので、いろいろと試せることを試したところ・・・・・。

1・体重をシートにかけるよりもステップにかけるように心がけると不安定感はしなくなる。
2・シートの前側より後ろ側に座るように心がけると、やっぱりしなくなる。
3・他車の後ろや横にいるときより、単独のほうが安定する。

ようなので、なるべくそういった走り方を心がけるようにしていきました。
そんなことをしているとアッと言う間に関越道へ。不安定感への対処方がある程度わかってきたので
ペースをもう少し上げてみる。そうすると、結構いける。160でもいいくらい。
そういったことを実験しつつ、水色のプジョー206(フレンチブルーでなかった)と追いかけっこしたりされたり・・・・・
あれって速いねぇ。確か1600ccくらいじゃなかったっけ?さすがWRCとかで活躍していることはある。

そんなことをしてるとアッと言う間に上信越道へ。ここからプジョー206からユーノスロードスターに対戦相手を変更して
追いかけっこしたりされたり・・・・。前回待ち合わせ場所の甘楽PAをすっ飛ばして(ここにスピード取締り機アリ)
ひたすら走るとアッと言う間に減るガソリン。燃料計の針はかなり左下を指してはいるのですが、距離計では
たかだか170kmぐらい(柏IC直前に満タンしてからの距離)。「おやぁ?」とペースを落として横川SAで急遽給油。
給油してみると12L入った。頭の中で計算すると・・・・・・・・リッター15km以下?
最近ガソリン価格の上昇もあってレギュラーがハイオク並みの価格で売られているのを喜んでいない私としては
『ちょっと飛ばしすぎ、反省反省。』と心を入れ替えてみたりして・・・。

ここからは燃費に目を向けて走ってみることに。
それまでは6000rpm以上を多用して走っていたので、今度は5000rpm以上6000rpm以下で走ってみる。
大体130から140くらいか?このペースを維持して長野道の豊科ICまで走る。
このくらいのペースなら車の流れを先行できるので、大してストレスなく快適な走行ができて特に不満はなし。
しかし、針の落ち方だけで判断すると、それまでのハイペース走行時とそんなに変わらないかな?って程の差。
つまり燃費は良くない。
下道に下りて木崎湖周辺や松本市内を走った後の220kmで給油すると、また12L入った。リッター18kmほどか。
私のGPXの場合このくらいの燃費が普段の走行での平均値って所です。

余談・・・GPXで燃料残量ランプが「真っ赤」になったころで満タンにすると、大体いつも14〜15Lくらい入ります。
     走行距離でいうと260km前後ですね。
     カタログでは21L表記になってますが、絶対そんなには入んないと思う。

木崎湖現地到着がちょうど8時半ごろ。
早速、あちこち回ってみる。・・・・・が、ここをそんなに詳しく説明してもしょうがないので、写真を羅列。

   
シリーズ中に出てくる駅。
参考までに、両方とも無人駅です。

    
作品中に出てくる家屋。
主人公が住んでいる設定なのですが、本当に実在する家なんです。
行ってみて驚くぐらい「同じ
ちなみに、ここを撮影中に湖にパラグライダーが落ちました。

    
作品中に出てくる学校(松本市内)
前回来た時からペンキ塗り替えてきれいになってた。

やはり2連休ってことで『この地域』に来ている人も多く、『そういった場所』にはかなりの人が集まっていました。
シリーズが終わっても、当分にぎわっていることでしょう。

ここまで回ってきてちょうどお昼ぐらいの時間。
さて、どうしたもんか? と考えて地図とにらめっこすること数分。結論・・山を越えて浅間山を見に行こう!
来る途中の佐久IC付近で浅間山がみえるのですが、頂上付近に雲がかかっていて噴煙らしいのは見えなかったので
それを見に行こうと言うわけです。
松本市から254号線→152号線と通って上田市に。そこから18号線を東に走って、小諸市の高峰高原って場所から
見てみようと行ってみたものの、やはり雲がかかっていて結局見えずじまい。残念。


高峰高原側登山道入り口においてあった看板。

小諸ICから高速で来た道を帰るわけですが、ここでもう一回燃費走行実験。
今度は5000rpmを限度にしてひたすら燃費走行してどこまで燃費が伸びるかチャレンジ!
スピードで言ったら120くらいでしょうか。この速度を維持することの辛いこと辛いこと。ちょうど120くらいは
普通に高速が流れている速度域で、ただ「流れに乗ってる」だけの単調そのもの、変化なし。
追い越すのも5000rpmを厳守していったので、なかなか追い越すのにも時間がかかってしょうがない。
5000rpm以上の回転域の誘惑をこらえて、ひたすら走って三芳SAで本日最後に給油。
約240kmで12L・・・・リッター20km。やっとリッター20kmですよ。K100RSならもっと飛ばしてもっと燃費もいいはず。
やはり、GPXは街乗り専用にしたほうがいいのかなぁ?

今回高速道でいろいろ走った結果わかったことは、
1、たぶん車体が振られるのは、路面のわだちが原因として一番有力であるけど他にも要因はあるはず。
  やはり、前タイヤを110サイズに戻したい。前タイヤ100サイズが一番怪しいと踏んでます。
  (タイヤが小径になって、トレール量が減ったのが不安定感の発生原因じゃないかなぁ〜と勝手に想像してます)
  ナッ○ス足立店にジェグラの110があったから、それにしてみようか(9月19日に行ったら、まだあった。)
2、マフラー補修したバイクで元気よく走ると、補修がすっ飛ぶ。
3、エンジンからのタペット音が少し増えたような気がする。

結論・・・・・GPXをいたわって乗っていきましょう。