木崎湖ツーリング
いろんな目的のあったツーリングで、いろんなことがありすぎたツーリング。
こういうのは後世に残していかないといけないと思うんです。
内的理由その1
久しぶりの一日完全休日が確保出来たので、骨休みがてらどっか遠くへ行きたかった。
内的理由その2
K100RSが「BMWの慣らし運転距離」と言われてる3万キロを超えて車検を受けることになり、エンジンオイル等を全て
交換して戻って来たんで、いい機会とばかりにマイクロロンを投入しました。
その投入後に走らなくてはならない距離が1600キロ。出来るだけ早々にその距離を走りたかった。
外的理由その1
目的地の木崎湖湖畔にアニメ「お願いティーチャー」に出てきた桟橋があるんです。その老朽化が進んでるんですが、
その改修・補修費用が少なくて困ってるらしい。(注、桟橋の管理は桟橋のある湖畔のキャンプ場がしてます)
そのために、ファンが自主的に募金を募ってるんです。
もし、その改修・補修費用が出ないと、桟橋を壊して新しい桟橋に架け替える計画があるようなので、
誰がそんなことさせるか!
・・・・と、募金するために馳せ参ずる必要があった。
O町市観光協会とかN県の観光振興課とかが働きかけて早いところ「観光資源」として「環境保全」してもらいたいもんです。
職務怠慢も困るけど、税金の過剰投入も困る。民意の総意ってヤツを汲み取ってタダ仕事してればヨイ。
外的理由その2
そして、そのキャンプ場が10月いっぱいで冬季閉鎖してしまいそうだったので、閉鎖する前に募金したかった。
と言うわけで、いろんな目的を含んだツーリングに行ってきました。
ツーリング当日の早朝。
さっさと出発。・・・・する前にやるべきことがありまして、ミッション・ファイナルオイルへマイクロロンを投入したいんです。
こんなところでマイクロロンの説明するのもどうかな?と思うんですが、必要な説明だと思うんでちょっと説明。
マイクロロンはエンジンオイルには「マイクロロンの必要量をそのまま投入」する必要があるんですが、ミッション用は
「ミッションオイルをマイクロロンの必要量分抜き取ってから投入してください」とエンジン用と使用方法が違うんです。
エンジン用は車検からの帰り道に、マイクロロンを買ったDSの駐車場で投入してるんでここでは出番無し。
朝からオイルまみれになって・・・、ツーリング前にやる作業なのか疑問に思ったりして。
寒い朝でミッション・ファイナルオイル共に硬くなっていて、吸い出すのに時間がかかってしまいましたが、問題なく投入完了。
後片付けもそこそこに、そしてリアシートにはマイクロロンの容器を括りつけて木崎湖へ向けていざ出発。
常磐道柏ICから首都高へ。さらに中央道と繋いで快適に木崎湖までの距離を詰めて行く。
途中の談合坂SAで小休止の後、併設のスタンドで給油。ここでマイクロロン(エンジン用)が登場。またエンジンへ追加投入。
上に「車検からの帰り道に、マイクロロンを買ったDSの駐車場で投入してる」と書いておいて、なんでまた入れるかというと・・
「エンジンオイルの量が多い車両には、必要量の約半分を入れてから300キロ走行して、その後に残りの半分を入れて下さい」
と注意書きがあるので、それにしたがって入れる必要があったんです。
ちなみに、今朝出発前までに約150キロ走行してあって、この談合坂SAでだいたい300キロ走った頃合だったんです。
エンジンに残りの半分を入れてから、ほんの少しの量をガソリンタンクにも入れて(こうすると燃料ポンプ内部やインジェクターにも
マイクロロンが行き渡る)、談合坂SAを出発。
ダラーっと中央道を進むこと約2時間後。木崎湖最寄ICである豊科ICで下りる前に、その直前の梓川SAで
再度給油&ガソリンタンクへマイクロロン投入するのに小休止。
時間的にはお昼近い時間なのに、あんまり暖かくない。むしろ寒いくらい。この時はまだ「秋仕様」の服装で行ったんですが、
さずがに長野県北部へ行くには少々薄着のようでした。
そのSAでコーヒーを飲みつつ休んでいると、観光バスから団体様(ほぼ男性のみ・推定年齢50代後半)が下りてきて、
なんかこっちに集まってくる?
そうしたら必然的にK100RSについての質問攻め。
「このオートバイ幾ら(金額が)するんだ?」とか、「どのくらいスピード出るんだ?」とか、
「この季節に乗って寒くないのか?」とか、「これ外車か?」とかいろいろ・・・・・。
K100RSって意外に高い年齢層の男性に人気があるみたいで、いつだったか友達と九十九里海岸に行った時とか
九州や北海道ツーリングの時とかにも同じような高い年齢層の男性に話しかけられたんです。
まあ、それがどうのこうのってわけではないんですが、GPXではそんなことはほとんど皆無だったように記憶してますし、
K100RSでも他の年齢の方々に質問されたのって・・・・・・・あったかなぁ?
なんか変なフェロモンとかオーラみたいのが出てるんでしょうか?不思議です。
豊科ICで下りて、木崎湖へ向けて北上。日差しもあって雰囲気は快適なツーリング日和なんですが、相変わらず寒い!
「しょうがないなぁ〜。」と思いつつ遠くの白馬の山々を眺めると、・・・・・・山頂付近に白いのが見える。
こっちはもう雪が降ったのか?(あるいは降るような季節なのか?)どうりで寒いはずだ。
早く木崎湖へ行って、何か暖かいモノでも飲んでゆっくりしよう。
いつもどうりのコースで、まずは舞台になった駅前にて記念撮影。
ちょうど昼ごろに木崎湖半のキャンプ場へ到着。いや〜っ寒かった。とりあえず、暖かいコーヒーを売ってる自販機は何処だ?
手早く2本ほど缶コーヒーを飲み干してから、キャンプ場の管理棟内にある募金箱(と言うか、その管理棟そのもの)を探す。
その管理棟を見つけ、早速中に入って募金箱を探す・・・・・・・・・・ない?
ならばと、キャンプ場の管理人(と言う呼び方で良いのかな?)に桟橋の募金に来たことを説明して、募金させて欲しいことを
告げるとしまってあった募金箱を出してくれました。
(出しっぱなしだと無用心みたいなので、しまってあったみたい)
早速『募金』を入れて一安心。これでまずは当初の目的が達成出来ました。『良い事』をした後は清清しい気分になるなぁ〜。
木崎湖畔にて。
今後もこの桟橋がこの形であり続けるように見守っていきたいと思います。
本日の目的を達成したんで、後は無事に帰宅するだけ。・・・の前に、木崎湖畔にあるボート屋の聖湖亭さんへ行ってみました。
聖湖亭の前で記念撮影。
この聖湖亭さんは、木崎湖周辺にあるアニメ「お願いティーチャー」の舞台になった地点を巡るときに、言わば「出発点」になる
お店で、ファンだけでなく声優さんやアニメの監督も来てたりしてるお店なんです。(本業は貸しボート屋さん)
で、お店の人のご好意で、ファンの置いていったグッズやここへ来た人の感想を書き綴ったノートや声優さんたちが来たときの
写真&サイン色紙なんかが飾ってあって、ファンには馴染みのお店となっています。
過去に来たときも必ず寄ったお店なんで、今回も懲りずに寄ってみました。
ちょうど昼時だったんで、なんか食べてから帰ろうと思い、お店へ。
ここで飾ってある品々を写真に撮りながらファンにはお馴染みのカレーを注文して、それを待ってる間、お店のおじいさんと
かなり白熱した日常会話を交わすことに・・・・・
「今日は寒いですねぇ」ってところから始まって、「昔はもっと寒かった」→「今みたいに良い防寒着なんてなかった」って話に
飛躍して、何故かアメリカ軍の話や旧日本軍の話、果ては日本の政治・環境の話まで飛んでいって収拾がつかなくなる様な
雰囲気になってしまいまして、途中にきたカレーを平らげるとそそくさとお店をあとにしました。
今となっては、何でそんな話が飛躍したのかその道順を辿るのは不可能(覚えてない)です。
聖湖亭で食べたカレー
何の変哲もないカレーですが、名前がアニメにちなんだ名前なんです。
お店にあるサイン色紙
左が声優の人で、右がお笑いの人の色紙。
お腹も満足したんで、日の明るいうちに帰りましょう。
木崎湖からの帰りでの一枚。
よーく見ると、山頂付近が白いんです。
聖湖亭での話では、「昨日初雪が降った」らしいです。
豊科ICから高速に乗って、もと来た道のりをそのまま帰る。
マイクロロンの効果もあってか過去の高速ツーリング時よりも振動が少なくなった気がする事とか、帰りの首都高が混むだろう
とか、相変わらず寒いのはどうにかならないもんかとか、いろいろ考えながら走ること約2時間。談合坂SAに到着。
そして、ここで事件が起こりました。
だんだんと高速上の車両が多くなり、幾らかの疲れもあったんでここでちょっと間食&トイレ休憩してから本日最後の給油を
しようとGSへ移動して給油し終わったらエンジンがかかんない。
プラグがカブったかとか(インジェクションがカブるのかなぁ?)いろいろと考えてみながらスタンドの端っこへそそくさと移動して
さりげなく「黄昏てみる」。頭の中では「♪〜そして、僕は途方にくれぇるぅ〜♪」なんてBGMが流れたり・・・・。
(この辺は、troubleのところ参照)
放って置いたらエンジンがかかったんで、この状態を保ったまま「ディーラーへ直行コース」に路線変更して
中央道をそれなりのペースで走っていく。
しばらく走ると予想どうりの自然渋滞。まあ、以前木崎湖へ行っての帰りよりもK100RSに慣れているんで、
渋滞の隙間を縫って走ってると、普通の車の間に紛れて普通じゃない車を発見してちょっと嬉しかった。
(シュノーケル付のX1−9とか、デ・トマソ=パンテーラとか、ジネッタ?がベースの車?!とか、いろいろと。)
それでも「今は動いてるけど、いつ止まるかわかんないエンジンの様子」が気になって素直に喜んでもいられない。
「別に水温が高いわけではないのに動いてるラジエターファン」の作動音を聞きながら、かなり夕暮れた八王子の料金所に
ついてチケットとお金の用意をしてると後ろに古いRが・・・・多分、スラッシュ7あたりのR・・・・何となくやる気のオーラを
発散してるのを感じたんですが(こっちの勝手な想像ですが)、
はっきり言って、それどころじゃねぇ!!
料金所を出たところで先に行ってもらって、こっちは高速下りて一路ディーラーへ。
無事にエンジンが止まらずにディーラーに着いたら、早速お店の人にKの症状を伝えて故障の原因を調べてもらう。
原因を調べてもらってる間、お店の中のバイクを眺めてたり椅子に座って昼寝してみたりしてひたすら待つこと一時間強。
お店の人に呼ばれてディーラーの整備室へ連れて行かれると、そこにはタンクを外されて中身剥き出しのK100RSが。
そして一言、「原因が分かりません」。
テスターで調べても分からないんで、もしかして配線内の断線かもしれないから、そうするとすぐには原因部分が
分からないんだそうで、今から(夕方遅く)ではちょっと直すのは難しいとの事。
なので、ディーラーにKを預けて電車で帰りました。
まあ、良い方で考えれば、四国や北海道へ行ったときにこんな状態にならなくて良かった。
全然知らない土地で「♪〜そして、僕は途方にくれぇるぅ〜♪」ような事になっていたら、どうなってたか?
オマケにその後原因がわかって無事に直って復活したんだから (この辺も、troubleのところ参照)、良かった良かった。
自分自身の運が良いんだか悪いんだかよくわかりません。が、結果がプラス方向で終わってるから運が良いんでしょう。