北陸方面ツーリング
『日本一高い道路』と『日本一低い道路』と『日本の真ん中』に行ってみよう。




きっかけはまたしても「水曜どうでしょう」でした。
その番組内で「石川県の海岸に車の乗り入れが出来る砂浜がある」ことを紹介していました。車どころか観光バスも走れる砂浜だとか。
ふーん。一応公道のような扱いなんだ?もし走れるなら、一回は砂浜を走ってみたいなぁ〜。
・・・・・と言うことで、地図で実際の場所を確認しつつどうやって回ってみようかと計画を立ててると、群馬県の方に
日本一高い場所を通る公道があることを突き止め、さらに長野県には日本の中心の碑があるのもわかってしまい、
せっかくならこの3点をめぐるルートでGWツーリングをしようとGW連休の4日間を使って回る計画を立ててました。
しかし連休初日に仕事が入ってしまい、仕方なく内容を『4日で回るルートを3日で回るツーリング』に仕立て直して行ってきました。
まあ、連休初日が雨だったのでちょうど良かったかもしれない。




5月4日
昨日の天気を今日も引きずって、あまり天気が良くない。何か霧雨っぽいのも降ってきてるし。
そんな不安材料も気にせずに、朝5時出発。向かうは常磐道の柏IC。ここから外環道→関越道の渋川伊香保ICまで一気に移動。
千葉では良くなかった天気も大泉JCTに来た頃には段々と青空も見え始め、群馬県内に入ったら完全に五月晴れ。
順調に高速を突き進み、渋川伊香保ICから353号線で志賀高原方面へ。
この先にある志賀草津道路って道の渋峠って場所が日本で一番高いところを通る道なので、北陸へ向かう途中にここを
通ってしまおうと言うわけです。
が、その前にちょっと草津温泉へ寄り道。せっかくなので、あの湯畑の前で記念撮影でもしようかな・・・・と。

353号線→145号線→292号線と繋いで、草津到着ゥ〜。
いや〜、有名観光地だけあって車が多いな〜。そんな車列に付き合って(すり抜けするほどの余裕は少ない)やっと着いた湯畑の・・・


     
真正面に乗り付けて記念撮影。
硫黄分の多い泉質のようで、今流行りの「硫化水素」のニオイがします。


さて、やることやったし、さっさと移動しようか。
この後の草津脱出が大変でした。草津へ行った人はお分かりだと思われますが、この湯畑の場所って国道より低い場所に
あるんです。つまり国道から湯畑までは下り坂なんです。それもかなり急な下り坂。
ってことは、帰り道は急な上り坂になるんですよ。それもかなり急な上り坂。加えて草津から出る車で渋滞してて
すり抜けが出来ない位の細道を数え切れないくらい坂道発進をするはめに。
クラッチがそんなに強くないK100RSで急坂の連続坂道発進は、クラッチ本体にも乗ってる人間の心臓にも悪影響を及ぼしたと思います。
多分、向こう10年分くらいの坂道発進をしたんじゃないかな。

やっとのことで草津を抜け出して、また292号線で山の高い方へ。
一番高い場所にある渋峠の標高が2172m。確か草津辺りでの標高が1000mくらいだと思うので、高さ的にはまだ半分。
案の定、草津からの道のりはこれまで以上に急坂を進むはめになり、渋峠を通って新潟方面へ抜ける車の列に嵌まりながら
また連続坂道発進をすることに。
それでも草津市街地での坂道発進よりかは全然楽勝。例えるなら向こう3年分くらい

標高が上がるにつれて植生が少なくなり、逆に残雪の量が増えていく風景に変わっていきます。
草津にいたときよりも寒いッ!オマケに風の強いし、体感温度は春よりも冬のそれに近いと思えました。
そんな苦行にも耐えつつやっと今回のツーリング最初の目的地へ到着。



日本一高い場所を通る道です。
単純に高い場所っていうなら富士山の5合目駐車場でしょうが、ってところが今回のツーリングのなんです。


さすがにここまで来ると、燃料ポンプの音もおかしい(気圧で耳がおかしくなったせい?)しエンジンのパワーも減った感じが
しないでもないのですが、そんなこともお構いなし。目的地を制覇したっていう気持ちがとっても良い。


     
渋峠から見た風景。
残雪がバリバリ残ってます。
渋峠の前後では5月にもかかわらず普通にスキー&スノボを楽しむ姿を見ることが出来ました。


渋峠での記念撮影が終わったら、さっさと下山。本当に寒かったので、早く移動したかったんです。
草津→渋峠までの移動時間が約1時間。その間に気温が15℃くらいは下がったんじゃないか?

渋峠から292号線を下っていき中野市方面へ。そのまま292号線→18号線で上越市へ向かい、8号線を捕まえたら左折。
8号線をそのまま東へ行けば富山県。今日の宿泊は富山の駅前です。

この途中の18号線。さすが土建国家の本拠地?のことはある。まるでアメリカのフリーウェイのよう。
除雪のために広くて冬場でも通行しやすくするために作ったのか、単純に予算が有り余るほどあったから作ったのか?
どっちなんでしょう?
まあ、とっても走りやすい道になってるので文句は言いませんが、ちょっとやりすぎじゃない?



8号線沿いの駐車場から。
ほんの数時間前まで雪を見ていたのに、今は日差しが厳しい陽気の中にいます。


8号線沿いで特に見るべきものは無いと思われるので、さっさと富山まで行きましょう。


・・・と言えども、一応話題として「親不知」の風景。
昔は交通の難所として有名だったんでしょうけど、今は国道・高速道が立体的になってる
「首都高」のような風景に。
道の駅からの風景もあまりパッとしないし、走っていてもそんなに面白い道ではない。


そんな8号線の道中。黒部市くらいからまた無駄無用に快適な道路になって、富山駅前に比較的早く到着。
早く到着したところで駅前あたりでお土産を物色するくらいしか富山の楽しみが思いつかないので、
今日は早めに就寝。明日に備えます。




5月5日



いつものように早朝の駅前。
しかし、いつも以上に不安感タップリの朝です。


ツーリング2日目の朝。
写真では比較的いい天気のように思えるでしょうが、実際の天気予報では午後から雨。朝のTVニュースの多くは
「夕方から雨」と予報を出していました。
ただでさえ『4日で回るルートを3日で回るツーリング』に仕立て直してるのに、今日はさらに予定を切り詰めて移動しなきゃ。
ちなみに目的地は金沢市。それも能登半島をグルッと駆け抜けるルートで目指します。
個人的目標では「夕方3時」までには金沢入りとしたいと思っている朝5時の私。

まず目指すは富山市の西にある高岡市。
駅前から44号線でひたすら走る。やっぱり距離と時間を稼ぐには早朝に限るね。あっけなく高岡市内へ。
で、何とするかって言えば・・・・



ここで記念撮影。


正確にはこの中にある噴水で記念撮影をします。
今回のツーリングの別メニューとして、また「アニメの舞台を巡る」っていうのがあります。
まあ、「富山県内が舞台となったアニメ」の説明をしてもあまり意味は無いと思われるので、詳しい説明は省略。
気になる人は「ture tears  巡礼」とかで検索かけてください。



で、これがアニメで使われた噴水。


・・・・以上。
写真は撮ったので、もう移動。他にやることなんてありません。



公園の出口から見えたビルの看板。
「空気読めない商事」って読むのか?


この公園からちょっと移動。
このすぐ近くにまたアニメで使われてる風景が。



普通のたこ焼き屋です。
アニメでは大判焼きを焼いてる店になってました。


高岡市内ではこの2ヶ所のみ。これにて撮影は終了。
高岡から160号線で輪島を目指します。

この時点でまだ朝6時。今だ交通量の少ない時間なので、個人的快適度数の高いスピードで順調に快走。
適度にカーブが続き、尚且つ適度なアップダウンのある160号線。信号も少なく、すごく良い感じ。



確か氷見市街を通り抜けた後の風景。
多分海の向こうに見えるのは黒部の山々じゃないかな。


160号線から249号線に乗り換え、能登島へ。
ここで・・・



能登島大橋を通り抜けて・・・・



最短距離で能登島を抜けてツインブリッジ能登を渡りました。


そのまま249号線に戻って、ひたすら余所見もせずに走る。
で、次に停まったのが鵜飼にある見附島。通称「軍艦島」って呼ばれてる島の見える観光地です。


     
真正面から見る見附島。
真正面からみると本当に軍艦のようなのですが、
ちょっと角度を変えるとデカイ断崖絶壁の孤島にしか見えません。


ここも撮影のみ。
ここから249号で能登半島の奥のほうまでグルッと回って行きたかったんですが、ショートカットして一気に日本海側の249号へ。
鵜飼から26号→6号と移動して249号に。次に見たのは


     
棚田で有名な白米の千枚田。
1000枚と言っていますが実際には2020枚の田んぼが集まって出来ています。


はい、終了。
本当に写真撮影だけで目的地を回っております。
まあ、田んぼをシミジミ眺めても大した発見などは無いので、次行きましょう。

千枚田からほんの少しの距離のところの輪島へ。
市街直前から少し渋滞気味にはなりましたが、気にするほどのことは無かった。
それよりも駐車スペース(なるべく朝市をやってる通りに近い場所に停めたかった)を見つけるのに一苦労。
良く交番の隣りのところに停めさせてもらえて、そこから朝市までてくてく歩いていって・・・・・・・



とりあえず写真撮影。
この朝市の中をお土産目当てにウロウロしてみたものの収穫なし。
それに売っていた魚とかのニオイ・・・・潮臭いというか腐りかけたニオイというか・・・にやられ
かなり気分を害しました。


さらに停めてたところまで戻ってきたら、バイクがカモメか何かの鳥のフン攻撃にさらされていてトンでもないことになってました。
停めてた場所が悪かった。電柱&電線の下はまずかったか。
急いで移動したかったんですが、思わずタイムロス。ま、こんなこともあるさ。

緊急掃除(ウェットティッシュで拭く)をした後、輪島から1号→7号→51号→23号と山の中をショートカットしてまた249号に。
出た先にあったのが


     
富来(『とぎ』と読む)にある世界一長いベンチ。
海岸沿いにず〜〜っと設置してあります。
長いことは長い。



ベンチより気になってるのが空模様。
千枚田→輪島→富来と移動するにしたがって雲は厚くなり風もより強く吹くようになってきました。
金沢まで雨が降らずにもってくれればいいけど。


さすがにここでちょっと小休止。
缶コーヒーを飲みながら残りの目的地までの距離や天気の具合なんかを考えながら金沢までのルートを再考。
・・・・・ギリギリ大丈夫かな?

で、249号を南下。
今日の最終目的地(撮影ポイント)を目指して走っていると、メットにポツポツと雨粒が。
指でぬぐうほども無い本当にポツポツ当たる程度なのですが、段々と天気予報どおりの展開になりそうな予感。
あまり時間的猶予はないみたい。

249号の猫目って交差点を過ぎて、看板を見つけたのでその路地を右へ。
本日最後の目的地が、



車も走れる砂浜を走ろう!


このツーリング一番の盛り上がり・・・のはず・・・のなぎさドライブウェイに到着。
この看板から少々海沿いに向かい走っていくと舗装路がだんだん砂に侵食されていき、やがて・・・・・・


     
普通に皆さん車で乗り入れてます。
足で踏みしめてみてもかなり硬そうな様子だったので、スタンドで立たせて記念撮影を
・・・・とチャレンジしてみましたが、そこまで硬くなくスタンドは砂の中に。
潰した空き缶かなにかを用意するんだった。


砂浜を走るって行為なら地元・千葉の九十九里浜でも出来そうですが、多分乗り物の乗り入れ禁止じゃない?
1ナンバーとか8ナンバーのランクル・パジェロ・アメリカ製SUVの愛好者なんかは平気でやりそうですが、
一応誰でも入れるって名目でならここに来るしかないでしょう。
他に入れる場所っていえば、北海道にあったっけ?

空が晴れていれば「気分はデイトナ・ビーチ」なのですが、まったくのドンヨリ鉛色の空。
遥か遠くには雨が降っているような様子も見えて、素直に楽しめません。
約8kmの砂浜をゆっくり急いで(走れるけどそれなりに凸凹でそんなにスピードは出せない。それにアクセルを開けすぎると
タイヤの空転&尻が流れるのでロードバイクでは危ない)出口で向かう。
今度来るならオフ車で来たい。それもソノートカラーのXTZ750とかで来たいなぁ。そうすりゃ、気分はパリダカ。
そういうことを考える人は他にもいるようで、出口近くでアフリカツイン・DR800Sとかに遭遇しました。

さて本日の観光地巡りはこれまで。
残りは宿泊地の金沢市までたどり着くだけ。・・・・なんですが、雨が降ってきやがった。
砂浜から出てそんなに移動しないうちにかなり強い雨が降ってきて、それに合わせて周囲の車の流れ方もスローダウン。
こっちは逆に急ぎたいのに。

幸いにして雨雲の切れ間が大きいのかしばらくしたら雨も止み、走りつづけるとそのうちに路面も乾いてきた。
さっきの雨は雨雲の切れっぱしだったようで、まだ雨雲本体が来るまでには時間が掛かりそう。
ここぞとばかりにラストスパート。金沢市に向かい『交通の流れ+α』で走り、ほぼ予定どおりの3時ごろに
宿泊するビジネスホテルに到着。結局、雨に降られたのはさっきのだけで済みました。


     
金沢駅前の様子。
時間がかなり余ったので、金沢駅ビル内のお土産屋へ行って買い物なんぞしてました。
そのお土産調達に行く途中と終わった後の数時間でこれだけ一変しました。
かなり激しい雨だったので、早めに着いて良かった。



古都・金沢で「雅で風情」のある食事ではなく
「ラテンで情熱的」なメキシコ料理を食べてみました。
コロナビールは結構おいしい飲み物でした。




5月6日 ツーリング最終日
本当に駆け足で駆け巡ったGWツーリングも今日で終わり。もう帰んなきゃ。



早朝の近江町市場前。
昨日の雨もあがり、晴れた空と乾いた路面が気持ちよい朝です。
時間に余裕があればこの市場にも来たかったんですが、全面工事中なの?


金沢から目指すは長野県の諏訪湖。諏訪湖の近くに「日本中心の碑」があるところがあるので、そこまで下道で移動して
最後は高速で千葉まで・・・・っていう感じで。たぶん一日かければ帰れるでしょう。

市内から210号線→27号線→304号で城端市に向かい、今日最初の記念撮影。
城端市内にまたアニメに関した場所があるので、どうしても行ってみたい場所なんです。



その@ 市内のお寺の隣りにある建物。
アニメの中では集会所(公民館だっけ?)で使われてました。



そのA アニメの中で使われた住宅。
実際も住宅です。


     
市内で活動する会社の入ってる産業支援センター。
このビル(元は病院だとか)に入ってるピーエーワークスってところが製作したアニメなので、
裏口にはそれを応援?するポスターが貼ってあったりします。


はい、撮影終了。
下道で移動するので時間的余裕は無いであろうと、昨日以上に移動時間を気にしてます。
見るのを見たら、もう終わりです。

で、304号線→156号線に沿って移動しながら・・・・



世界遺産の相倉合掌集落を撮って、


     
すぐ近くにある白川郷へGO!
途中かなり風光明媚な風景も見れたんですが、いかんせん寒い。
早く暖かくなってほしい。


     
川沿いの快適な道を辿って白川郷到着。
てっきり家だけある場所かと思ってましたが、上の相倉も同じく
普通に人が暮らしてる民家なんですね。
外から来れば見るだけで済みますが、住んでる人は世界遺産保存のために
いろいろと制約とかがあって苦労してそう。


で、ここからは他のどこにも目もくれずに、156号線→158号線で高山市方面へ。
この156号と158号が今回のルートで一番良かったルート(風景&流れる速度)だったなぁ。
途中良い風景とかがあったんで停まろうかとも思ったりしたくらいなのですが、それ以上に走ってる状態を止める気にならなかった。

高山市内では給油したのみでスルー。見るとこ無いし、見る時間も無い。

361号線をずーーっと走って、39号線に入って次に停まったのが



ああ野麦峠。
話題が欲しくて通ってみました。
(分かりづらいですが、野麦峠の碑です)


     
舗装した道とは別に昔使われた道が史跡として残ってるんですが
「ハイキングコース」か「ケモノ道」にしか思えない歩道が昔の道です。


ここまで来れば、ツーリングも終盤。あともうちょっとで諏訪湖。その近くの日本中心の碑まで行っちゃえばオシマイ。
なんだ、結構楽勝ペースじゃん。

野麦峠を下って26号線→19号線→361号と進んで、長いトンネルを抜けたら信州。
153号線に入ったところのコンビニで軽い昼食がてら最後のルート確認。もう日本の中心がすぐそこにある。

どうやらこの時点でかなり気が緩んでいたのか、この後起こる出来事への「悪い予感」みたいなのに気づけませんでした。
私の持ってるツーリングマップル中部北陸3版2刷の72ページG4には、『日本中心の碑』という文字があり、その碑は
林道王城枝垂栗線という林道にあるらしく、その林道には「尾根上を走る明るい快走路」という注意書がしてあります。
私の頭の理解能力では、ここまでの文字から想像して「林道っていうけど、舗装してあるんじゃない?」と思い込み、
全然心配せずにルート設定をしてました。

153号線を北上して宮所って信号を右折。線路を越えて今度は左折。細い道を進んでいき、犬が2匹繋がれてる建物のそば
○×神社だか○×寺だかの入り口を示す柱のあるところがどうやら林道の入り口らしい?。
ここに来るまででもほとんど心配せずにこの入り口からレッツトライ!

やけに細い舗装路をクネクネ曲がりながら上がって行くと、やがてその道は素晴らしい未舗装路に。
ご丁寧にコブシ大くらいの石もゴロゴロする正真正銘の林道が現れました。
どこが「尾根上を走る明るい快走路」なんだよぉ〜!普通に林道ですって書けよぉ。未舗装路って書けよぉ〜。
本当に泣きそうになりました。Uターンするにも道が狭く、もし下ってくのに失敗したら転倒して山肌を落ちて行きそうな場所なので
Uターンは諦めて覚悟を決めてこのまま山頂方向へ進んで行きました。
本音では「いつか舗装路が出てくるさ」と思ってたりしたんですが、そんなことは全然なく行けども行けども普通の林道。
日本中心の碑を探すどころか、ちゃんと無事に帰れるかが心配になってました。



その「尾根上を走る明るい快走路」。
セローとかで走る分には面白そうですが、少なくともK100RSで走る道としては避けたい道です。
「何だよ、このくらい」と思ってる人は是非チャレンジしてください。
同じルートを走るなら、絶対後悔することうけあいです。(特に前半)
この写真だってやっと「余裕」が出来て撮ったのだから。


そんな道中、たまたま林道に来てた人(ジムニーで来てた)や地元のライダーらしい人(赤いXR250か?)の人もビックリしてたようです。
でも一番ビックリしてたのは、そんな道を走るはめになった本人です。

約8kmほどでしょうか、結局「日本中心の碑」を通り過ぎ(ジムニーの人に尋ねたら、その時点でもう通り過ぎたらしかった)
やっとのことで反対側の林道入り口に出てこれました。
途中5〜6個の水溜りも入ったりしましたが、幸いぬかるんだところも少なく・・・・昨日の雨の影響が少なかった?・・・
転倒することも無く、『快走路』から脱出出来ました。



林道出口(しだれ栗森林公園側の入り口)にある目印。
こっちから入ると入り口から50mくらいで舗装路が未舗装路になるからすぐ諦められた。
しかし、とんでもない道だった。



まるで「キャメルトロフィーを走ったランドローバー」のようなコントラスト。
もし道が泥でぬかるんでたなら、確実に転んでた。


最後にとても疲れたせいか、気力も無く長野道の岡谷ICを目指してダラダラ走り、諏訪湖のSAで完全休養。
重いバイクで林道を走るもんじゃない。

中央道を関東目指して走って、この北陸方面ツーリングも終わりです。
帰り道の渋滞もあの林道の苦労を思えば快適過ぎる道に思えます。舗装路バンザイ!