08’北海道ツーリング
『予定』は『未定』で『決定』では無い。
夏の定番となった北海道へのツーリング。
例年通りにフェリーの予約やらバイクの整備などをやっていたのですが、直前になってK100RSが
電気系統のトラブルで不動になり、急遽GPXで行くという計画に変わりました。
まあ、その準備は何とか間に合って行ける目処は立ちましたが、例年に無いドタバタ準備でした。
とりあえずは「北海道へ行く途中でのトラブルじゃなくて良かった」
GPXで不安だった電装系の補強として
「明るそうなライトバルブ」への交換とバッテリーの交換をしておきました。
GPXでツーリングに行くならもっとやっておきたいこと(やらなきゃいけないこと)はありますが
本当に必要最小限のことだけやりました。
で、12日の夕方。
これも近年定番の深夜超特急で青森を目指す予定で行ったんですけど、元々はK100RSで行く
ルート設定だったので、GPXでの行動はちょっと不安が付きまといます。GPXには散々乗ってますが、夜はちょっと・・・。
でも、すでに予約してしまってるフェリーとかあるし、本人が北海道へ行く気マンマンだったのもあり
機材能力≦精神力で乗り切る覚悟での出発でした。
高速ではK100RSほどの巡航スピードが維持しにくいGPXでも、高速の混雑具合がさほどでも無かったせいか
(ガソリン高騰が影響してる?せいでSAでの給油待ち時間が短くて済んだ)ほぼ同じくらいの移動時間で青森へ到着。
北海道内でも計画通りに行動できそうな予感がした青森への移動区間でした。
ただし、肉体的疲労度はこの時点でさえかなりきついものがありました。とにかく眠い。
13日朝方の青森フェリー乗り場の駐車場にて。
周りのバイクを見渡すと「750cc」という排気量は
もう大排気量ではないようでした。
初めて見れた高速フェリーのナッチャンNERA。
排水量10000tくらいなので通常フェリーより1,5倍くらい大型なのですが
その巨体に似合わないほどのスピードが出るようで
函館港ですれ違ったときにかなり大きな白波を立てて航行してました。
自宅を出てからおよそ16時間後、函館に到着。
GPXでまた北海道へ来るとは。
ほぼ昼ごろの時間の函館のフェリー乗り場に到着。周りがさっさと移動し始めてるのを横目にまずは腹ごしらえ。
今日は宿のある千歳まで行くだけの予定なので、途中の観光地等は無視してひたすら移動することだけに専念します。
パリダカでの「リエゾン」ですね。
と言えども、こんな余興も。
毎回毎回『通るだけ』の国道5号線から37号線→453号線で支笏湖方面を目指して、支笏湖を通り過ぎれば
もう千歳。
そんな初日の北海道はちょっと寒い。
GPXの防風性能が低いのか天候があまり良くないのか、北海道初日からフリースを着込んで走ってます。
それでもまだ寒い。
明日以降はどうなるのだろう?
千歳に行く途中で手に入れた防風用のヤッケ。
購入先はもちろんホーマック。
最近は千葉にもあるんだよねぇ。
明日からの北海道ツーリング本番に備えて、今日はゆっくり寝ます。
8月14日。
名実ともに北海道初日。朝の天気予報では道内の天気はこの先下り坂らしい。
今日はぎりぎり曇りの予報で、明日は全道的に雨の予報になってました。
そして、まだ天候的にはセーフな状況でも、千歳駅前で非常に寒い早朝の空気を感じております。
ホテルを出発する前にすでに『Tシャツ+フリース+昨日買ったヤッケ+メッシュジャケット』という
手持ちの衣服をフル装備の格好で北海道ツーリングに挑んでいます。本当に夏か?
今年の予定では今日千歳から富良野→旭川と回って網走へ行き、明日網走から知床・釧路経由で帯広へ行く
つもりだったんです。が、今日知床・釧路へ行くルートにしました。
富良野と旭川はほとんどお土産目当ての場所だし、まだ行ったことの無い知床を天気の良いときに
行ってみたかったから、フレキシブルに予定を変えました。
そんな今日もあまり良い天気ではありません。
ちょっと曇ってるし。
千歳から夕張→日高と274号線で日勝峠へ。
まだ夕張とかのあたりは天候も良かったんですが、峠道を登ってくにつれてだんだんと霧が出てきて
そのうちに前方10mほどを行く車のテールランプも見えなくなるくらいの濃い霧に。
前の車のテールランプを目標に着かず離れずの距離を保ちつつ用心深く走って行きます。
本当に視界が少ない(周囲が見えない)から、夜を走るよりもおっかない。
峠を越した後の清水ドライブイン。
これでも霧は薄くなったほうです。
ああ、要は「山に掛かった雲の中を走ってきた」んだねぇ。
峠を下るにつれて霧は晴れてやがて霧雨に。そのうちにその霧雨も上がり無事に十勝清水へ到着。
でもまだ全然先が残ってる。ここで全行程の10%くらい?
峠を下ったとこにあったコンビニ駐車場にて。
こっち側(十勝清水側)は朝方まで霧雨が降っていたそうです。
十勝清水から38号線で帯広方面へ。
途中で左へ折れて75号→73号と言ったルートで利別へ抜けて、242号線で今度は本別に向かって
そこから392号線で太平洋側の38号線の白糠を目指す。
もうこの辺はひたすら走るだけ。
幸いにして天気の心配をしないで済みそうな雰囲気だったので、心置きなくGPXを走らせました。
で、その38号線でひたすら釧路市街地を目指して、やっとたどり着いたのが・・・・・
釧路お土産の定番スポットである和商市場に到着。
北海道上陸してから初めて「観光地」に着きました。
って言うものの、目的は「お土産を買って→宅急便で送る」ことなので、勝手丼を作ることには目もくれず
ひたすらお土産の吟味をしてました。
多分、この後巡る場所では大したお土産を購入することも無いだろうし、そもそも購入出来るかどうかもわからない。
そんな場所ばっかり行くつもりです。
お土産の心配をする必要が無くなるほど買い込んだ後、今度は知床目指して出発。
釧路から44号線で根室方面に少々走ったら272号線を左へ。
道東でまだ走ったことの無いミルクロードで中標津まで一心不乱に走りまくり。
初めてこの272号線を走りましたが、まるで「北海道の良い道を凝縮したような」道路で最高に気持ちよかった。
特に後半の直線道路の多い区間は交わる道と立体交差で繋がっていて、見た目が「アメリカのフリーウェイ」。
こういった道路はハーレーとかで走った方が雰囲気がでて良いんだろうな。
気持ちよい余韻を残しつつ辿り着いた中標津。
ここでの目的は
前回ここへ来たときにも寄ったアニメックでの記念撮影。
・・・・・・中標津ではこれだけ。
本当は店内に入って買い物をしようと目論んでいたんですが、どうやら完全閉店状態。入れません。
まあ、世の中これだけネットが普及してネット経由でいろんなモノが手に入るようになったのに
地方で極少数相手に中途半端なモノを売る商売をやってもダメでしょう。
それもこんなオタクなモノじゃねぇ。
「記念撮影」も済み、今年のツーリング最大も目的地である知床へGO!
それもただ「知床峠を走ろう」ってだけ。
それまで何度か道東方面へは来てるものの、あまり滞在時間が取れるわけではなく
ほとんどが記念撮影程度の縁のない場所だったので、道東の知床峠はいつかは来て『見たい』場所でした。
だいたい、函館から道東を目指さなければならないから遠いんだな。
だからこそ悪天候を避けるために予定をずらしてこっちを選んだんです。
272号線を海にぶつかるまで走って、ぶつかったらそこを左。
335号線をひたすら北上するとそこが羅臼。
パッと見た目が「南房総」っぽい羅臼付近を抜けて目的地である峠道をどんどん登ってくと、またどんどん現れる霧。
・・・・・また雲の中か・・・・
念願の知床峠へ来たものの、霧が掛かって何も見えずじまい。
せっかく来たのに全ては霧の中に隠れてしまってます。
残念、またいつか来よう。霧が晴れるまでここには居られないし・・・・・。
案の定、峠を下ったら晴れました。やっぱり今年の北海道って寒いのか?
帰りがけの334号線にあるオシンコシン滝での一枚。
滝の風景よりも駐車場から見えた野生の鹿の方に目が行きました。
334号線→244号線と移動して無事に本日の宿のある網走に到着。
明日の天気はどうだろう?
そんなことを考えつつ網走でやってた祭りで屋台のたこ焼きなんかを食べていました。
だって、網走で「おいしいもの」って思いつかなかったから。
8月15日
北海道2日目。
昨日は雨の予想だった天気予報が良い方向にずれたようで、薄く雲が掛かってる程度の網走市街地。
それでも網走の今日の天気は「曇りのち雨」。
今日の宿泊地である帯広の天気予報が「雨のち曇り」。微妙な天気予報のもとに走り出します。
何とか雨を避けるように走って帯広まで辿り着きたい。
ちなみに今朝の服装も昨日同様『Tシャツ+フリース+一昨日買ったヤッケ+メッシュジャケット』のフル装備。
やっぱり道東は寒いねぇ。
早朝と言っても朝6時の網走駅前。
今日は移動距離も少ないので、ゆっくり目のスタートです。
とりあえず今日の目的地の一発目は「網走監獄博物館」。前回網走に来たときに入り口門の前まで行って
結局入らなかったので、今回ここまで来たのなら絶対に見ておきたい。
そうそうここ(網走)までは来れないと思えるので、今日のスケジュールの一番目に持ってきました。
しかし、その博物館の開門が朝8時。まだ2時間近く時間があるので・・・・・・
網走市周囲を軽く散歩。
近くの海岸から見た多分知床半島方面。
もうちょっと足を伸ばして能取岬へ。
途中の道がCMで出てそうな感じの道になってた。
さらにもうちょっと足を伸ばして能取湖。
シーズンには(9月ごろ?)には真っ赤になるサンゴ草ですが、まだ早かった。
で、能取湖から網走湖をグルッと回って・・・
朝8時の網走監獄博物館へ。
まあ事前にいろんな情報(観光情報誌とかで)があったんで展示物・・・・・・・マネキンで昔の様子を再現してるヤツ・・・・は
あまり興味が無かったんですが、資料館とかにある刑務所を含めた昔の北海道史が
読んでいて非常に興味深い内容だったので、それを最後まで読みきるのにかなりの時間を費やしました。
その次に時間を使ったのが、中にある売店でのお土産購入でした。
さて。網走での用事も済んだので、本格的に移動開始。
今日の宿泊地である帯広まで移動すれば良いので、昨日に比べたら大した移動距離じゃないから
幾らかは気が楽なのですが、一番の心配ごとがやっぱり天気。
博物館を出る頃の網走付近は雨が降りそうな雰囲気がありありだったんで、あまり途中の寄り道をせずに
なるべく最短距離で帯広まで行って、後の予定は途中の天気しだいって事で。
途中寄った美幌のメイコーマートにて。
心配するほどでもないかもしれませんが曇ってます。
網走から39号線→240号線→51号→242号線→と繋いで、帯広近くの池田まで戻ったらだいたい午後1時。
ちょっと早すぎる帯広到着になりそうだったので、ちょっと寄り道。
池田から73号→38号線→210号と行って・・・・・
十勝スピードウェイへ。
休日を使っての走行会か何かをやってました。
北海道の郊外へ行けば大概静かなモンですが、ここだけは例外。
ここに来てもまだ時間が残っていて(午後2時)、まだ天気も持ちそうだったんで、もうちょっと行ってみよう。
210号→236号線と移動して、多分2008年度一番有名な牧場だと思われる花畑牧場に。
236号線から農道に入ってかなり奥(5kmくらい)の場所にあるそうなので、道に迷わないか心配でしたが、
多数の車が同じ農道へ入っていくので一発でわかりました。
到着直前200mくらいでの駐車渋滞をこなした後でやっと到着。それでも停めたのは『農道の脇に路駐』です。
情報誌に150台収容の駐車場有りと書いてあっても、それ以上の車やバイクが集まってるんですから、
溢れた車はさらに脇道へ入ってそのまま路駐してました。
そんな場所にパトカーが来ていて、この渋滞や路駐の様子を無線でどこかとやり取りしてたんですが・・・・・・
「ここ路上駐車禁止じゃないから、問題ないですよね?」
北海道は長閑だねぇ〜。
やっとこ入った花畑牧場の様子。
牧場自体はものすごく広いんですが、売店のところだけは非常に人口密度が高いです。
せっかく来たのだから、何かお土産のひとつでも買って帰ろうと思ってたんですが、
売店の中に入るまでに1時間くらい待ってないと入れないらしい?のでちょっと思案。
ここに到着したのが午後2時半。
牧場の売店の営業時間が午後5時まで。
その売店に入るのに約1時間待つ。
そして、その売店に入ったとしてどのくらいの商品が残っているだろうか?
その一方で天気があまりよろしくない。
花畑牧場の向こうに広がる山々にあまり見たくない真っ黒な雨雲らしい雲がかかっていて、
ライダーの勘に「ここには長居無用」と訴えてきてました。
「せっかく来たのだから」という思いはありましたが、それ以上に「雨の中を走りたくない」気持ちがあったんで
潔く諦めて帯広に向かいました。
また来年にでも来ればいいさ。
花畑牧場から236号線へ戻って、そのまま帯広方面へ。
左手方面に見える黒い雨雲を気にしながらそれなりに急いで走りたいんですが、やはり出かけてる人が多いようで
中途半端なスピードでしか車が流れない。
そのうちにパラパラと雨が降りだして「こりゃマズイ。」とさらに予定変更。途中から新しく出来てた自動車専用道って道で
帯広近くまで一気にワープ。
帯広市街地に入って、GSでガソリンを給油してから予約してたホテルに3時半ごろチェックイン。
予定はコロコロ変わりましたが、「雨の中を走りたくない」と言う目的は無事に果たせました。
幸い帯広中心部は雨も降らなさそうだったんで、駅前の長崎屋とかでお土産を物色したりして時間を潰したり
駅北側でやってた祭り(北海道の祭りって今頃にやるのだろうか?網走でもやってるし?)の出店で
今日の夕食を済ませようと出店ぐあいを見て歩いていたら、いきなり大雨。
仕方なく雨の中をホテルまで早足で帰還。
ホテル内のレストランで夕食を済ませて、後はテレビで天気予報を見てました。明日は晴れるだろうか?
せっかく多数の出店&お客がいるのに、雨のせいで台無しです。
8月16日
北海道3日目・・・・って言うか北海道最終日。
毎年・毎回北海道に来てますが、あっけないもんでもう北海道ツーリングが終わり。
今日、帯広から函館まで走っておしまいです。
朝5時の帯広駅前にて。
昨日の雨がウソのように晴れた朝です。
早朝の交通量の無い236号線をひたすら南方向へ。
まずは定番観光スポットであろう襟裳岬へ行こう!・・・・と決めて、とりあえず移動。
あまりに気持ちの良い(交通量が少なく、快適速度を維持出来る)から、途中に寄っていこうと思ってた
幸福駅跡を簡単にスルーしてしまうアクシデントもありましたが、まあ気にせずに進んでいこう。
また来ればいいさ。
その一方で、代わりって訳じゃありませんが別の場所に寄ってみました。
ナウマン象発掘跡地。
・・・・・・非常に地味な場所です。
オマケに236号線からも襟裳岬からも離れるし(236号線から657号→336号線で釧路方面に向かったすぐそこ。)
でも、今回来るのを逃すとまずこういった場所には寄り付かないだろうと考えて、勢いだけで行ってみました。
跡地には発掘した地層とどういう風に埋まっていたかの復元模型があり
脇に発掘の一部始終が解説してありました。
こんどは「記念館」ってところも寄ってみようか。いつになるかわからないけれども。
ここから336号線を南に。
後はひたすら「左に海。右に山」の風景を見ながら進んでいけば襟裳岬。そしてその先には函館。
先は遠い。
途中「フンベの滝」で記念撮影。
襟裳岬を目指して走ってるとだんだんと雲が多くなり、怪しげな天候に。・・・・・雨が降るか?
やっぱ海水温が低くて霧とか出やすいのかなぁ?また行っても霧で見えなかったりして?
いろいろと心配ごとをしながら進んで襟裳岬手前の庶野付近。
雲が厚く垂れ込めて雨が降ってもおかしく無さそうな空模様でも、一応霧は発生しておらず視界良好の様子。
336号線から左に折れ、いざ襟裳岬へ。
と進むにつれて視界が白く変色。やっぱり霧がでた。
襟裳岬へ行く途中でのひとコマ。
それまで走ってきた方向は晴れてるように見えても、行く先は白く濁ってしまってます。
本日最後(時間にして朝の8時半ごろ)の観光地である襟裳岬に到着。うーん、白い。
襟裳岬の駐車場から展望台方向。
しかし、この中途半端な霧の出方。
歩く周囲はそれほど見え方は悪くなくても、眺望が全然ダメ。
しばらくウロウロと歩いたりお土産物屋で時間を潰したりしてるうちに霧も晴れてきましたが、完全に晴天になるには
まだ時間が掛かりそうだったんで、襟裳岬を後にしました。
後は無事に函館に着けばいい。
それからは「ガソリンが無くなったら給油して、腹が減ったらコンビニで腹ごしらえ」するだけです。
時間的には余裕があるので、さして急ぎもせずに周囲の車の流れに乗って北西方向の苫小牧まで行って
それから室蘭→長万部→函館って感じ。
文字にすると短いですが、やっぱり長かった。襟裳岬⇔函館間がざっと430km。そこを7時間半かけて
ゆっくりと進んで行きました。
で、夕方5時ごろ。事故も無く取締りにも会わずに無事に函館フェリー乗り場に到着ぅ〜。
今年の夏が終わりました。
この後『夜発・深夜青森到着』のフェリーに乗って帰ったんですが、この帰り道が一番つらかった。
北海道ツーリングが終わった気の緩みからか、何か非常に疲れた&眠い感覚が襲ってきまして
このまま走っているとマズイのが自分自身でも分かるくらいの状態になってました。
さらに、帰り道の東北道の岩手県内で雨。それも降ったり止んだりとイマイチはっきりしない天候の中を
走って帰るというメンドクサいことになりまして・・・・・・・。
ちょうど服装が『Tシャツ+フリース+ホーマックのヤッケ+メッシュジャケット』の組み合わせだったので
そのままレインコートも着ずに雨天決行走行!
雨と言っても霧雨みたいな雨が中心で、珠に本格的に降ることもありましたが長時間降るようすではなかったので
(実際長時間は降らなかったと思う)その格好で走ってました。
傍からは「レインコートも持たずにメッシュジャケットで走って寒くないのか?」って思われてたかも?
もうレインコートを出して着るのもメンドクサいと思うような気分で走ってました。
まあ、それでも帰ってこれたんだから良しとしよう。