中国地方ツーリング
山陽&山陰を好き勝手に巡るバイク旅




まず、今年のツーリングを計画するにあたり、避けて通れない話題の「東日本大震災」。
あれから2ヶ月弱の時間が経っており、現地は着実に復興してるようですが、全体からみればまだほんの一部だけですし、
復興の手助けにもなるとは言え、そういった最中のところに遊びに行って良いものか?とも思ったりしています。

他にも東日本大震災に関わることでいろいろと思うところもありまして、
今回のツーリングの目的地・あるいは通過地としての東北ってところはちょっと遠慮させていただき
しばらく様子見です。
って事は、夏の北海道ツーリングも・・・・・。




その震災前に決めてたんですが、今年のGWツーリングには東北方面か中国地方かの2択を考えてたんです。
で、この件で東北方面へ行くのはキャンセル。
震災後の自粛ムードの中で、GWに中国地方の何処に行ってみようかと計画・立案していました。
カレンダーを見ると5月1日から5日までの5連休くらいはいけそうだったこともあり、
「しばらく行かなくても良いくらい充実したツーリングにしよう」とかなり欲張って計画したものの、直前になって
1日が雨の天気予報に気持ちが萎えて、5日で回る内容を4日に仕立て直してツーリングに行ってきました。

ま、しょうがない。次のチャンスになったら、また行ってこよう。




5月2日
例年どおりの『早朝4時出発』で、去年と同じく『東関道→首都高→東名→伊勢湾岸道→京慈バイパス→名神』と
進んでいき、山陽道で目指すは広島方向。

やはり、5月2日という日はGW期間中の中途半端な日だったせいか、中途半端に空いてました。
ツーリングする際には、小さなノートを持って「止まった場所・時間・距離・給油したらその量」などを書きとめていって
次回のツーリングペースの目安にするのですが、その記録から調べると、今年はえらくペースが早い。
給油で止まった富士川SAで約20分、土山SAで約1時間、吹田JCTを過ぎたころでは2時間弱
(注・去年は加西SAに『午後1時ごろ』で、今年は西宮名塩SAに『午前11時ごろ』でした)くらいの差が出来たんで、
いかに今年の出発日が空いている日だったかが分かります。
いつもこのくらいの混み具合なら、楽に移動出来るのになぁ。

で、そのペースのままひたすら西に移動してたんですが、・・・・・・・・いつの頃からか前が霞んで見える。
どうやら運悪く西日本に黄砂が飛んできた時期に当たったらしく、かなり濃い黄砂が空気中に漂ってるのか、
本当に空が黄色く見えます。雲の少ない日なのに、高速からの眺望があまり良くない。
その黄砂の中を走ってるので、当然、ヘルメットのシールドも粉をふいたように白く汚れます。

そんな中を現地のアウディA4なんかと追いかけっこしながらひたすら走り、広島直前の小谷PAに一旦停車。
ここでツーリングマップルを開いて、ゆっくり休憩も兼ね、「さて、ドコに行こうか」と一人作戦会議

この小谷PAについたのが大体2時。
今日の宿泊地が広島市街で、このまま行ってもかなり余裕が生まれそう。
ならば、もうちょっと足を延ばして『宮島に行って』から『マツダ本社』を巡るコースを組み立てて、早速実行。

広島を過ぎた大野ICで降りて、国道2号線で広島方面に戻るようなルートで厳島神社のある宮島へ。
で、その2号線に入ったら・・・・・・



普通に混んでました・・・・。


ツーリング初日の最初の目的地に向かう道中がこの有様では、盛り上がる気分も一気に冷めます。
まあ、宮島が有名な観光地で、そのルートが混むのは仕方がないので、脇をすり抜けさせてもらい、とりあえず先に進む。
しばらく進むと宮島への入り口になる宮島口に到着ぅ。
本当ならば、船に乗って宮島の神社にでも行くのでしょうが・・・・・・・・・、そういったことはせずに、



道路沿いのコンビニ駐車場から島の鳥居を見るだけ。
やっぱり黄砂で視界が悪い。


     
金網のところから狙った
「望遠」と「超望遠」
多分、あれが神社でしょう。


さて、宮島はこのくらいにして、広島での『本命』であるマツダ本社での記念撮影に向かいたい。
まだ明るいうちに到着して撮影を終わらせたいので、また脇をすり抜けつつ2号線→2号線バイパスで広島市へ。
そのまま「なんとなく広島市を西から東へほぼ横断する」感じで市街地内の2号線を進んで、仁保橋で左折して
その橋を渡ったらまた左折。
ちょっと行けば、



去年立ち寄れなかったマツダ本社へ。



せっかくなので、裏門?のようなところも撮影しました。


これで広島で撮りたいところは終わり。
この撮影終了時で大体4時半って頃だったこともあり、今日はこれで終わり。
個人的に広島で他に見てみたい場所って無いから、混む時間帯の広島市街地をウロウロするのはつまらなさそう。
さっさとホテルに向かいます。

で、ホテルに入ってから、近くのショッピングビルに行って、お決まりの『お土産を買って→宅急便で送る』をし、
適当に夕食を食べて、一日が終了。後はゆっくり寝るだけ。
この広島でのお土産は結構いっぱい買い込みましたねぇ。
多分、この後のツーリングではお土産らしいお土産はそんなに買えないと思うので、
ネームバリューのある広島でお土産をある程度確保しておきます。




5月3日
朝6時の広島市街。いつもよりゆっくりめに行動開始してます。
やっぱり地元・千葉よりも西に位置するせいで日の出が遅いのか、同じ6時でもちょっと薄暗いような気がします。
ま、あせらずにツーリングを楽しもう。

それでも、起きたのはもっと早かったんですよ。
もしかしたら「マツダのNEW・RX−7(偽装車仕様)が早朝の広島市街を走り回ってる」かもしれないと期待して
ホテルの窓辺でロータリーの排気音を待っていたんです。
が、そういった音は聞こえずに、新聞配達カブの軽やかな音が聞こえるだけ。
まだマツダはそこまで開発が進んでいないようです。



朝6時の広島駅前にて。


いつものように証拠写真を撮り終え、広島駅前から54号線を北に向かう。
今日の一番最初の目的地は島根の石見銀山。あそこって朝9時ごろが開く時間だから、広島から3時間かければ
ちょうど開く時間に到着するであろう・・・・・・と予想し、行動に移します。

ぼちぼち朝の交通時間帯になりそうな時間でも、休みの日のせいか交通量も少なく、他車がいても
そんなに遅いペースにならずに走ることが出来て、54号線→191号線→261号線とかなり順調に進むことが出来ました。



でも、ルートが山がちなので、
天気予報の最低気温よりも低めの気温となってます。
ちょっと寒い。


     
その道中に見つけた「見えない境目」
ここが「山陽」と「山陰」の分かれ目となってるようです。
(多分、川の分かれ目だね)


途中の因原って辺りで快適だった261号線から40号線→31号線へスイッチ。そのまま進めば石見銀山です。
意外とすんなり到着。もうちょっと時間がかかると思ってましたが、予想より20分短縮で着きました。




比較的近年に世界遺産に登録された石見銀山。
世界遺産となってるのは「銀山の坑道」だけではなく、その周囲一帯の市街地・街道・港なども世界遺産となっていて
それらをひとまとめにして世界遺産としての石見銀山が成り立ってるんです。

で。そういった中の施設やお店が開き始めるのが、朝9時ごろ。
その時間を見越しての到着予想時間だったんですが、時間が余りました。
この石見銀山へは「車の乗り入れ禁止」で「無料駐車場からバスで石見銀山中心部に行く」のが普通らしいのですが、
時間があったんで、あえて徒歩で移動しようかと思い・・・・・地図で見る限りはそんなに遠くなさそうだったから・・・・・
その無料駐車場に停めようとしたら、


駐車場警備のおじさん曰く「バイクは中まで行けるよ」


どうやら、中にはバイクが停められるような空き地があるらしく、約30台ほどが停められるそうな。
何だ、それならバイクで行こう。



もらった地図より。
地図内の「石見銀山公園」のところにバイクが停められます。
雑草の生えた空き地ですが、スタンドがめり込まないように
木の板まで用意してくれてました。


教えられたとおりの場所にバイクを停められました。どうやら、5月3日のバイク来場者第1号となったみたい。
で、早速世界遺産の町並みを見学。

     
石見銀山の古い町並みの様子。
まあ、よくある「郷愁を誘う日本の風景」です。



その街並みですが
世界遺産登録を目的に電線を地中に埋める工事をやったみたいです。
だから、ここには電柱が無いんだな。



世界遺産登録地帯では、自動販売機もこうなります。
基本スタンスは目立っちゃいけない


今回は主に旧市街地付近だけをブラブラと歩いて、資料館なんかを見学したくらいでここを切り上げました。
まだ今日はいろいろと回りたいからねぇ。
また今度ゆっくり腰を落ち着けて見学しよう。



ある意味、ここでの本当の目的です。
いつだったか、ニュース解説で有名な池上彰氏も食べてました。




石見銀山を後にして、46号線→9号線で出雲市方向に。
なかなかに快適な9号線は、走るのにはちょうど良かったんですけど・・・・・・相変わらずの黄砂の影響で
見える風景がイマイチ。
ただ、この辺りも比較的砂の多い地域なので、単純に『黄砂』って訳でもなさそう。
鳥取砂丘まで行かなくても、すでに海辺が石・砂利っぽい海岸ではなくて、砂・・・それもかなり大量の砂の堆積した
砂の海岸となってるから、日本産の砂による影響も多分に想像されます。

9号線のところにある道の駅「キララ多枝」でもっと海岸線沿いの道を選んで、出雲大社までショートカット!
・・・・のつもりで行ってみたらば、何かその道めがけていろんな車が入ってってる。
ツーリングマップルで取り上げるほどの道だから、やっぱり走って気持ち良い道なんだねぇ。

ただ、もうちょっと交通量の少ない様子を想像してたんで、走っていてあまり気持ち良くはなかった。


最終的には地元の軽ワゴンに先導されながら出雲大社の近くまでこれて、観光地にありがちな渋滞の列をすり抜けて
やっとのことで出雲大社に到着。



前回(10年前か)来たときには早朝だったから静かだった。
でも、今回はやけに騒がしい。
何となく雰囲気は「神社の祭」です。


出雲大社の人出の多さに嫌気が差して、記念撮影だけにしてここを早々に退散。
ここから431号線を東に進み、松江市・・・・・の向こう側を目指します。
この431号線も車が多くてイマイチだったのが、松江市を過ぎたらそれなりに流れてきた。
観光地に向かう(この場合は松江市に)時と観光地から離れる時とで、こんなに違うもんか?

431号線をそのまま進んでいけば、近年有名になった境港市に行ける。
しかし、その前にルートを外れて485号線に。境港市に行く前に行って見たい場所があるんです。



隕石落下の記念碑が見たい。


ツーリングマップルに小さく書いてあったのですが、そういった地味なのを見落とすことなく拾ってみました。
記念碑ってどんなのが建っているのか?

この看板からかなり急な下り坂を下りて、ひなびた漁村の海岸沿いをゆっくり走る。
あの看板以降それらしい案内板を見かけない。もっと漁村の奥の方なのか?ちょっと不安になります。
それでもゆっくり走っていったら、それらしいモノを発見。


     
これが記念碑。
写真左の中心部に写ってる「石」が隕石の実物大のヤツなのでしょう。
しかし、・・・・・・・・・・この記念碑と周囲の風景がミスマッチしてませんか?




・・・・と、このように写真を押さえたら、もと来た道を戻って431号線へ再合流。
イカしたデザインの鉄橋を超えて、境港市に到着。
NHKの連ドラの影響で有名になった「ゲゲゲの鬼太郎」ネタで一躍観光名所となった「水木しげるロード」を見てみたい。
で、そこでお土産を買うと。そんなプランです。



これがイカしたデザインの鉄橋。
なかなかモダンなデザインだと思います。
確か東京湾で同じようなデザインの橋を鋭意工事中じゃなかったっけ?



境港市内のいろんな観光地があるなかでイチオシのようです。


冗談半分で来てみたものの、本人の予想以上の車の多さ。水木しげるロードよりもまだ離れてる場所だと思うのに、
かなりの台数の車が停まってます。
こりゃ、早々に駐車して歩いていったほうが早いな。
・・・・・・・と思って実行したら、そうでもなかった。目的地までけっこう歩くはめになりました。
今までずっとバイクで走ってきたから、気分転換のつもりで歩いていこう。




水木しげるロードまで歩いてる時に見つけました。
市民の方による手作り看板ですが、・・・・・本当ですか?


最初のうちは普通の港町のような様子だったのに、だんだんと人が多くなって、一番のメインストリートに入ったら、



秋葉原に負けないくらいのホコ天になってました。


さすが、天下のNHK連ドラ効果。
老若男女問わずものすごい観光客が押し寄せていて、みんなが街中に置いてあるキャラクターの銅像と
記念撮影してました。
その記念撮影で渋滞みたいになってるし、すごいねぇ。



やっとのことで撮れました。


お土産の詮索をしながら街中をブラブラと歩き回り、それなりのお土産も買えたので、ぼちぼち移動しよう。
このときすでに午後2時半。あまり悠長にもしていられない時間になってきました。


     
有名なマンガが原作でそれがドラマになったせいか、皆さん普通に楽しんでる。
ですが、元のデザインは結構グロいと思う。




本当なら、この後『大山の山道』とか『はわい温泉』とかにを寄りたかったんですが、時間が無いのでパス。
境港市から431号線でひたすら東へ。今日の宿はここからおよそ100km先の鳥取です。

松林が続く431号線→夕方の渋滞時間のような431号線と米子市までやっとのことで走って、
それから比較的風景の良い日本海岸線を走る9号線で大山の麓を走り、それから砂と風車のある北海道のような
9号線で平らな地形を淡々と進む。
で、その途中にある道の駅「大栄」に寄り、


     
その後ろ側にある「青山剛昌ふるさと館」に立ち寄る。
やっぱりこういったところは押さえないと。

さっきの「ゲゲゲの鬼太郎」とは違い、そんなに人が多くない。
やはり青山氏の離婚が未だに尾を引いてるのか、新進気鋭の「ゲゲゲの鬼太郎」の集客力に負けているようです。
それとも、向こうよりこっちの立地条件が悪すぎたか。

当然のことながら、ここでも話題用のお土産を買って一安心。
しかし、さすがにタイムリミットが迫ってるようなので、これ以上の寄り道はせずに真っ直ぐ鳥取に行きます。




道の駅大栄から9号線→9号バイパス→9号線と使って、直前の渋滞をガマンしてやっと鳥取市街地に到着。
ナンダカンダで予定どおりの到着時間だったから、良しとしよう。

で、ホテルにチェックイン後に街に出て、いつものように「お土産を買って→宅急便で送る」をしたかったんですが、
ここではしませんでした。
なぜか。だって、あまりにマイナーな商品&あまりにひねりの無いお土産の数々。

ラッキョウと梨と長いも。・・・・・・・・ちょ〜っと魅力的じゃないなぁ。
今までいろんな場所へ行って、それぞれでお土産を買ってきましたが、今回ばかりは諦めました
大人しくホテルで休んで明日に備えます。



鳥取駅前にて。
先入観のせいか、そんなに魅力的な街ではなかった。




5月4日
えー、いつものように早朝出発です。
とりあえず、・・・・・・・鳥取はもういいです。砂丘もいいです。



でも、一応押さえておきます。


鳥取から昨日通ってきた9号線を西に戻る。
今日は昨日回れなかった大山の道を交通量の少ない早朝の時間帯に十分に楽しみながら走ってみたい。
なので、早いトコ先に進みます。

けれども、そういった中でも「ユーモア」を忘れずに、



はわい温泉に行こう!


って言っても、写真を撮るだけです。
去年の「USA」ネタと被るようなネタですが、ここまで来たらやらないと。

9号バイパスの終点から左に折れて、しばらくいったらそこはもう「はわい」


     
オシャレな名称がついてますが、普通の市民ホールでしょうか?



「はわい」と言うネーミングを全面に押し出すわりに
見た目はいたって日本です。


うーん、正直・・・・・・期待はずれでした。



南国風のシュロの植えてある道も・・・・・ショボい。




ここに寄り道したことをちょっと後悔しつつ、目指すは本日のメインである大山。
また9号線に戻り西へ向かい、途中の44号線を左に折れて大山方面へ。

この44号線からの風景がやけに北海道とオーバーラップする。
早朝の涼しい気温のせいもあるのか、見た目が非常に良い風景=北海道チックに写ります。
道の緩やかな上り坂&左右のカーブが非常に心地よい。やっぱり今年のツーリングでここに来て良かった。

その44号線→45号線と大山を反時計周りで進んでいって、十分に大山の道&風景を堪能したのちに
よく大山の風景写真で使われる途中のパーキングに到着。
で、そこで記念撮影。



まだ黄砂の影響が残っていて、ちょっと霞んでます。



走っていて楽しい道なのですが、
いかんせん寒すぎる。
場所によってはこんなに残雪があります。


本当は大山を一周するつもりでしたがあまりの寒さに挫け、45号線を道なりに走っていき、大山を下って482号線へ。
482号線→179号線と進んで、次の目的地が三朝温泉・・・・・・の向こうのお寺。
絶壁の中に建つお堂を見てみたい。そのお堂の名を『投入堂』と呼ぶ。




よくこの地方の観光案内で見る断崖絶壁の中に建つお寺で、その昔「その場所に投げ入れて立てられたに違いない」と
言われた程の立地条件の悪い場所に立てられています。
(この辺の内容は各自調べてみてください)

せっかくだから、それを見よう。幸いに道沿いからそのお堂が見られるみたいだし。


三朝温泉から21号線をひたすら上っていき、狭い山道の途中にその場所がありました。



お堂のあるお寺の正式名称です。


     
この山の入山料金所です。
投入堂まで片道90分の道程を行こうとする人達がかなり大勢います。


この案内板の場所からもうちょっと先に行った道沿いの展望ポイントからその投入堂が見えるのですが、・・・・あれか?


     
「見える場所と指定された場所」からの
望遠と超望遠。
遠いなぁ。


よく観光案内なんかで見るイメージ以上の場所に建ってました。
これを作った時代が平安時代って言うんですから、昔の人の行動力には驚かされます。


     
お寺の途中にある茶屋で一服。
その茶屋にあった「平成になって修理されたお堂」の写真。
そのときには下から工事用モノレールを引いてやったのですが、
それでも大変な工事だと思います。




一息ついたら、21号線をそのまま進んで53号線に出て、今度は南下だ。
・・・・・・・意気込んでみたものの、見事に空回り。53号線に出たつもりが、ナゼか鳥取市の近くにある湖山池付近に。
どこで道を間違えたかなぁ〜?

間違えたのは、しょうがない。鳥取市内で給油しながら、再度ルートの確認。
今度は鳥取市内から53号線に出て、岡山方面に南下します。

朝方の大山の道も良かったけど、こっちの53号線もなかなか気分の良くなる道だなぁ。
川沿いの緩やかなカーブを快適な速度で通過していく時間の過ごし方が、ものすごく贅沢な気がします。
そういったなかで、「枯葉マーク(死葉Ver.)をつけた軽」が4人乗りで危なっかしく走ってる
周囲の風景などを楽しむことが出来なくなり、何か起こった際の身の危険を感じます。
悪いけど、もっと真剣に走ってくれないか?




途中から使える鳥取自動車道を使うことなく川沿い53号線→373号線を気持ちよく走って、
本日最後の観光地の「宮本武蔵誕生地」に到着。



何て書いてあるか読めますか?
「宮本武蔵誕生地」と書いてあります。


     
写真左が確か宮本武蔵が生まれた家(があった場所)で
写真右が宮本武蔵が二刀流≒両刀使い?をしてる銅像。


この場所ですが、宮本武蔵のネームバリューの割りにあまり観光客が来ていませんでした。
確か何年前か忘れましたが、NHKの大河ドラマでやってたネタですよねぇ?
潰れた土産物屋とか人の入っていない蕎麦屋とか、「兵者ともが夢のあと」的風景が広がっていました。
まあ、こういった人気なんて数年で終わってしまいますよね。
境港市は何年持つだろう?




この場所を出た時間が、だいたい午後1時過ぎ。
さて、2011年GWツーリング計画で行ってみたいトコロを巡るのは、ここでもう終わりなんですが、
まだそれ相応に時間が残ってます。
頑張ればもう数ヶ所くらいは巡れそうな時間ですが、今回はそういったコトはしません。

じゃあ、これから何をするのか?




ここから373号線→179号線と進んで、途中適当な道の駅でジャンクフードみたいな名物を食って、
国道2号線に出たらバイパスも使わずにダラダラ東へ進んで、夕方5時ごろですか・・・・・・・


     
6月にやる「GPX25周年」の宿泊地の西明石駅前のルミナスホテルに到着。


えー、せっかくこっちにツーリングに来てるのだから、6月の予行演習&ロケハンがてらここに来てみたかった。
それだけです。
当然、このチェックインの際に6月の宿泊予約も済ませました。


その後、ホテルで簡単な周辺地図を貰い、夕食を食べに行くのも兼ねて周囲の散歩へ。




これが貰った地図。ちょっとずれてますが。
6月の参考になるかと思い、ここに載せておきます。



西明石駅前の様子。
普通に飲み屋チェーンもあるし、数件の地元の飲み屋なんかもあるし、
前回同様の『前夜祭』をやるには問題ないと思います。


で、ホテル周辺の探索が終わったら、地図に書いてあったあった中華料理店だった韓国料理店
食事を済ませて、楽しかったツーリングも終わりになります。
さて、ホテルに帰って、6月に向けて有料チャンネルもチェックしておこうか。




5月5日
今日は完全に移動日。ただ千葉に帰るだけの日です。



恒例の『駅前にて一枚』。


でも、このまま直帰するのも面白くないので、



川重工場前にて一枚。


ついでに、



元?カワサキプラザ明石前でも一枚。


事前情報では隣のライディングスクールを止めてしまった?ようなので、この建物もカワサキのものでは無いと
思ってたんですが、この建物はまだカワサキの所有しているようです。
中にバイクも飾ってあるし。



前に見た地図で「マツダに変わってしまった」と思ってましたが、
マツダは隣でした。


ここがまだあるのなら、今度もここに集まっても不都合な無いですね。
今度の6月もまたここに集まりますか?




で、ここを見終わったらば、2号線を東に。
明石海峡大橋を眺めてつつ、早朝の市街地を走りぬけて若宮ICから高速に。
後は無理せずに流しながら、千葉までひたすら走り続けました。

このツーリングの延長戦は、次回6月の予定です。