浜名湖でKBM祭り2012
こういった祭にGPXで行くのは、『お呼びでない』?




去る11月4日。浜名湖で行われた「KBM祭り2012」に行って来ました。
話としては、上の一行で終わってしまうのですが、やはりある程度の現地の様子などをレポートしながら
感想文的なモノをいろいろと書いてみようかと思います。


当日早朝、だいたい朝5時ごろに自宅を出発。
事前にGPXのBBSで予告はしてたものの、途中で落ち合うようなコトも決めていなかったんで、会場までは一人旅状態。
しかし、もしかしたら途中でバッタリと出会うかも?と思いながら出発。
朝5時ごろに出れば、会場の浜名湖には10時ごろ着くだろう・・・って感じで。

今回のGPXの出番では、「せっかくの長距離走行だから、キャブレタークリーナーを使ってキャブの中をキレイにしよう」という
目論見もありました。なにせ動かさなかった時間が長かったから、キャブの中が心配だったんです。
(ガソリン劣化防止剤を使ってても)



ホームセンターで買ってきた。
謳い文句は「アルコール分は含まれておりません」


そういった準備もしつつ、東関道の成田ICから高速へ。朝の千葉県北東部は放射冷却現象のせいで、非常に寒かった。
「ちょっと服装が軽装だったかな?」と軽い後悔の念を抱きながら首都高→東名と走り込んで、海老名SAで小休止。
とりあえず、何か暖かい飲み物を・・・・・・

で、この後も海老名SA→富士川SA→三方原PAと小休止&給油などをしながら、浜名湖最寄の浜松西ICで下りて
下道を走ること暫し。
ちょうど10時ごろに会場の浜名湖の競艇場駐車場へ到着。計画どおりに着いてよかった。


     
快晴の浜名湖畔。
晴れて暖かそうに見えて、到着直後はそんなに暖かくはなかった。


駐車場内でスタッフの人に誘導されて、到着した順にバイクを並べていくんですが、・・・・・・・・やっぱGPXは自分だけ。
ま、そんなもんだろう。


メットをミラーのところに掛けて、こういった会場に来た時には欠かさない観察行動・・・・・・他にGPXは居るのかな?
午前10時の観察では自分以外には居なかった。
でも、数字上のカウントをするなら『GPX1台』は確実なわけですよ。
(この観察時点で)見かけることがなかったエリミネーター900/750や1000GTRやボイジャーとかの他のカワサキ車は
GPXよりも不人気車か無人気車確定ってことでいいでしょうか。(スゲー低いレベルとは思わないで。)

この後駐車場からイベント会場&出展してるショップなどを軽く覗いてみて、時間を潰してみる。
多分カワサキ車向けのラインナップを揃えていると思われるショップの内容でしたが、やっぱりGPX向けに使えそうなパーツは
無いし、もしかしたらBMWに使えるかも?と想像力をかき立てるパーツも無く、グルッと1周したら満足しちゃいました。
あえて注目したモノで言えば、HYODの冬物ジャケットくらいでした。

そうしてる間にも徐徐にカワサキ車が増えていってるようなので、再度GPX数をチェックしに駐車場の方へ。
すると居ました。



BaliさんのGPX。
今回のイベントのことをGPXのMixiで呼びかけた方です。


一時「行けません」なんて言ってたんですが、無事にイベントに来れたようです。
しかし、本人の姿が見えない。・・・・・・・・・まあ、会場をブラブラしてたら、どこかで会えるでしょ。
とGPX数の確認作業を再開するも、結果は合計数が2台に増えただけでした。

この後、イベント会場でやってた中野選手と清原さんのトークショーを覗きにいったら、そこで幸運にもBaliさんと遭遇。
挨拶もそこそこに、トークショーに耳を傾けていました。

そのトークショー後、Baliさんから「どこかで鰻でも食べて、コージさんの墓参りに行きませんか?」と提案されたんで、
そうすることにしました。このままここにいてもつまらなさそうだったし、ちょうど昼ごろだったんで、腹も空いてたし。
そして、このまま会場でGPXを待っていても、増える気配も無かったからね。



その前に、自分のGPXを移動させて記念撮影。
GPXが2台も集まるという奇跡の瞬間?


で、会場から2台揃って出発して浜名湖から浜松西IC方面へ。不案内な土地で良さげな鰻の店を探す。
途中で『うなぎイベント』的な催しものの所に寄り道しながらも、デカい鰻の看板を掲げた店を発見。
そこの駐車場にGPXを2台並べて店に入ったら、運よく最後の1席が空いてた。ラッキー。

席に案内されてからかなりの時間待たされましたけど(これがこの後の序章だったりする)、無事に「うな丼(竹)」を注文して
ノンアルコールビールで乾杯。うな丼が出来上がるまで時間がかかるだろうから、ゆっくり待ちましょう。


時間にしておよそ40分くらいでしょうか。まだ来ません。
その待ってる間にも店には鰻を食べに来た客が増えていき、入り口には立ったまま入店を待つ人も出るほど。
さすがに脳裏に「まだ来ないの?」と不満がイライラに変わりつつあった頃に、やっと自分たちのうな丼(竹)が運ばれてきた。
では、早速いただきます。



出来立て&かなり長く待ったせいか、とても美味しかった。


そのうな丼(竹)を食べてる間に厨房からある会話が聞こえてきました。「あと鰻何匹いるの・・・・・・・、12匹?」
どうやらこの店の鰻が売切れそうで、その対応策を立ててるようです。
スープが終わったラーメン屋とかそばが終わったそば屋ってのは聞いたことがありますが、
鰻が終わりかけた鰻屋ってのは初耳でした。そういったケースもあるんですね。
こっちは一応鰻が食べられたんで、問題は無かったんですが、・・・・・・・散々待たされた人らはあの後どうしたのでしょう。


人間が満腹になり、バイクも満タンにしたら浜松西ICから東名を東京方面へ。
ちょ〜っと鰻屋で時間を取られすぎたんで、少々走行ペースを上げ目にしながら走っていきます。
東名を清水付近まで帰ってきたら、せっかくの機会だからここから新東名へルート変更して新しい道を走ってみた。
確かに新東名は走りやすいと思うけど、走ってる車のそれぞれの走行ペースが違いすぎて危なっかしく思えた。
走りやすい&人気のあるSA・PAがあって道が混むようだったら、あえて旧東名でもいいかな。
試しに今度のGWのときには、新東名を使って様子を見てみるのもいいかもしれない。


そんな新東名から旧東名に合流して、事故渋滞をやり過ごしながら・・・・・中略・・・・コージさんのお墓のある場所に到着。
時刻は5時。やはりお昼に時間を取られすぎたのか、その入り口の門はすでに閉まっていました。
仕方なく、ここでUターン。後はすっかり陽の暮れた中を寒さに耐えながら帰路につきました。