トラブル集
K100RSで起こったトラブルについての報告。
本当にこれ以上増えないでほしかったんですが、・・・・12ページ目です。
飛〜んだ飛んだ、ヒューズが飛んだ。なーんで飛んだ?
(副題・自ら蒔いた種を刈り取るための準備、およびその対応の一部始終)
2016年8月
お盆休みの大イベントである北海道ツーリング前の準備(=マイクロロン定着走行)をしてた時のことです。
何気なくメーターを見ると、時計の表示が消滅してる。オマケに、ウィンカーも点滅してない。・・・・・・何でだ?
幸いにして、交通量の少ない田舎道を走ってる最中だったので、止めても良さそうな木陰を探して、一旦停止。原因を探ってみる。
今まで走ってた(=速度メーターもタコメーターもギアポジションも表示してた)から、モトロニックやバッテリー系じゃ無さそう。
だとすると、メーター本体内部のトラブルか?
いろいろと思いを巡らせてから、ふと思い立ってヒューズボックスを確認してみた。
すると、上から3番目にあるヒューズが切れてました。
何だ、ヒューズが飛んだのか。・・・・・と慌てず騒がず、テールボックス内にある予備のヒューズを取り出して、差込み直す。
ホームセンターで買った予備ヒューズ(15A)です。
「10個ひとまとめになった袋入り」のを工具と一緒に積んでます。
すると、時計表示が戻り、『0:00』になった。これが原因か、・・・・・・・しかし、何で飛んだんだろう?
試しに右ウィンカーを作動させる、・・・・・・・うんOK。で左ウィンカーを作動させると、時計表示が消え、ウィンカーも作動せず。
思い当たる節があるとすれば、あれしかない。
自分で延長した左ウィンカー用の配線が外れて、ショートしてました。
何だ、これか。
と慌てず騒がず、保護用の熱収縮チューブを剥いて、中の結線をやり直し、手持ちのテープ(救急絆創膏流用)で絶縁する。
で、再び予備ヒューズを差込み直して、完成。これで大丈夫だろう。
左ウィンカーを作動させても、時計表示が消えることなく、正常に動いてる。ほら、大丈夫。
マイクロロン定着走行後、自宅前にて、もう一度やり直し。
結線後、熱収縮チューブで念入りに保護し直しました。
ディーラーで念入りに整備してもらうのも大事ですが、何かあったときに対応できるようにいろいろと用意はしておこう。
で、出来れば、遠くへ行く前に一度『予行演習』をしておいた方がいいと思う。
「犯人捜し」に半日要したある冬の日の話。
2017年1月
正月休みの時に、気まぐれでレーダー探知機を装着して走りに行こうとしたらば、・・・・・レーダーがウンともスンとも言わない。
メーターやその他電装系は何ともないのに、ただレーダーだけが電源が入らない状態になったんです。
当然、自分の作った部分が原因なのだろうと思い、コネクター部などを分解してみるも・・・・・・何ともなさそう。
試しにK1300Sの方に接続してみたら、ちゃんと作動する。しかし、K100RSの方に接続すると、動かない。何故だ!
その後にバイク用品店やホームセンターを駆け回り、新規にコネクター部を作って接続テストをしてみても動かない。
この一連の「分解・組み立て・テスト作業」で、軽く3時間くらいは経過してました。
ここまで来て、ようやく自分の手をかけた場所以外の要因・・・・・・・・・つまりは車体側に原因があるのではないか?と思って
仕事用トラックからテスターを用意して、電源ソケット部の電圧を測ってみると、12Vちょっとの電圧がある。まあ、普通か。
しかし、そこに接続してもレーダーが動かない。レーダーのコネクター部で電圧を測ると、4Vくらいまで電圧が下がってる?
何でそんなに電圧がドロップしてるの?
もう打つ手が無いと諦めて、しみじみ車体を凝視してたら、ふと思いついたのが、「ヒューズを交換してみよう」という案でした。
それがダメだったら、レーダーを載せるのを諦めて、走り回ろうと思ったんです。
で、ネットで電源ソケット部に繋がるヒューズ(確か上から4番目)を新品に交換して、レーダーを接続したら、動いた!
パッと見た目は切れてたりしてなさそうだったんですが、交換して動いたのであれば、これが原因だったのだろうか?
その後、レーダーを載せたまま年末の街中を走り回っても異常なし。極めて順調にレーダーは作動してました。
その交換したヒューズは、ゴミ箱に捨てました。
その後も何ともなくK100RSを使用してたんですが、ちょっと時間があったときにホームセンターでヒューズを多めに買って
ヒューズボックス全てのヒューズを入れ替えました。その方が安心だから。
GPXの時にもあったけど、あまりの長期間使えるシロモノではなさそうだ。
特に元々取り付けられてたモノは。
クラッチのプッシュロッドからのオイル漏れで悩んでるのって、俺だけかなぁ?アゲイン
2017年4月
トラブル11で発生してたクラッチのプッシュロッドからのオイル漏れ。しばらくは大人しくしてくれてたようですが、
温かくなってオイルの流動性が上がったためなのか、またもや発生したようです。
写真を撮るのに不適切な時間帯でのフラッシュを使っての撮影。
オマケにボロTシャツで拭いちゃったから、オイルの跡が見えてない。
遥か昔のGPXでのシフトペダルシャフト部からのオイル漏れを思い出す出来事ですが、それを思い出して対処しようと思います。
とりあえず以前やったようにペーパータオルでも巻き付けて、時間稼ぎをしよう。
2017年4月追記
明るい時間帯に写真を取り直して、オイル漏れ対策。って言っても、定番の自己流です。
クラッチアームがオイル汚れでコテコテになってました。
ステンチューンマフラーのステーにも汚れがある。
ボロTシャツできれいにしてから
ペーパータオルをアジャスターボルト部に巻き付けて対処。
よく観察すると、過去に観察したとき同様に『アジャスターボルト』のところからオイルが滲んでるようで、そこを防げば
大問題にはならなそう。まあ、これでしばらくやり過ごそう。
と言うものの、アジャスターボルトから滲んで、その他は何ともないってのも悩ましい。
アジャスターボルトから滲むってことは、アジャスターボルトとクラッチアームのネジ山がすり減ってるか必要以上のガタがある
可能性がありそう。そうでなければ、そんなトコからオイルなんて滲まないだろう?
車検のときにアジャスターボルトとクラッチアームの交換だろうか。
できるなら、もっと簡便な方法でオイル漏れだけをストップさせたいなぁ。
2024年GW追記
7年越しのトラブル解決になるか?
オイル漏れの元凶がアジャスターボルトのネジ山の摩耗からくる隙間が原因と想像して、それを何とかすればオイル漏れが
止まるんじゃなかろうかと、使えそうなモノがないかネットを検索しまくって、こんなモノを買いました。7年前に。
メルメシールのSL-1という商品。
耐油性・耐熱性・耐水性・不乾性の点でアジャスターボルトに使っても良さそう。
しかし、残念なコトに「賞味期限」が過ぎ去ってます。
でも、使う。
復活作業でいろいろ交換した部品はあれど、
このアジャスターボルトは交換しなかった。
交換しなかったから、またボルト部分からオイルが漏れてます。
アジャスターボルトを適当に緩めて
(手で緩めた時に、ボルトがガタガタした感じが伝わってきた)
LS-1をボルトのネジ山部分に塗りつけて
元通りに締めこんで完成。
余計なLS-1は拭き取ったけど、ネジ山とかの分は出来るだけ
残すようにしました。
クラッチワイヤーの再調整をして、GW前半戦を走り回ってみたところ、特に変化は無し。
しばらくしたら、下を覗き込んで確認しよう。
で、そのしばらくした後。
目視しても、漏れてたり滲んでたりする様子は見られない。
成功したか?
使わなかった分が大量に残ったけれど、LS-1を買ってよかった。