トラブル集
K100RSで起こったトラブルについての報告。
これ以上は増えないでほしかったんですが、・・・・2ページ目です。
カウルの塗装の剥がれ。
2006年4月。それは左バックミラー用のウィンカー作動コードをイジってた時に見つけました。
「何かカウルにくっついてるな?」と思って触ってみたら、それは剥がれた跡でした。
現状の黄色の塗装膜が剥がれて、下から元の青色の塗装が見えていて、その周辺の塗装膜もかさぶたの様にパリパリと
剥がれそうな雰囲気。
確かにうちのK100は、元の塗装がダメになった上での再塗装車両ですが、こういったことが無い様にちゃんと下処理をしてからの
塗装だと思っていたんですが、・・・・・・・・どうなんでしょ?
とりあえずタッチアップペイントで修復しようと思います。
振動で剥がれたのかなぁ?
続・カウルの塗装の剥がれ
2006年5月。休みの日に走らせる前、車体のホコリとか(このときには主に雨露)を雑巾で拭いていたら、また見つけました。
今回は「剥がれ」というよりかは「亀裂」なんですけど、とにかくまた塗装膜が変になってました。
まあ、何て言えばいいんでしょうか。外車の塗装ってこんなもんなの?あまりにも対候性が低いと言うか弱いというか。
少なくとも、GPXでは塗装の「剥がれ・割れ」なんてのは無かった。やはり、再塗装はこんなもんなのかなぁ。
新車&純正塗装の様子は知りませんが、ちょっとガッカリする出来事です。
もしかしたら、塗装自体の耐久力の他にも、FRP製カウルが細かく振動することで塗装膜が劣化するのかも知れない。
(アルミ製タンク周辺は何とも無さそう、・・・・・・・後から問題が出てきそうだけど。)
そういえば、昔のBS誌に塗装で有名な中沖さんが、スクーターの「合成樹脂に顔料を混ぜた」カウルの仕上げを評して
「ポリバケツにエンジンをつけたみたいなもの」と例えてますが、塗装が剥がれる心配をしなくて済むのならBMWも
「ポリバケツにBMWのエンジンをつけたみたいなもの」でいいんじゃないのかな?って思います。
ラジエターカウル内側と右サイドカウルに亀裂が入ってるのがわかるでしょうか?
多分だんだんこういうのが増えていくんだろうなぁ。
サイドカウルのは腿とか膝で挟んだりするせいで痛んだのかもしれない。
2006年10月追記
あ。
予想どうりというか・・・・。
番外編 補修のアレコレ。
せっかくなので、塗装のタッチアップ補修について自己流のやり方を紹介。
まずは6ヶ月毎点検時にディーラーで買った純正タッチアップペイント。
独語・英語・仏語・スペイン語でパッケージが書いてあります。
で、ベース色とクリアとがセットになってます。
まあ、クリアは必要ないんですが。
カウルサイドの剥がれの時や立ちゴケした時の補修では、ライコランドで買ってきた「タッチアップペイントペン」で補修したんですが、
今度は純正でやってみたかったんで買ってみました。
まあ、色具合はどっちも変わらないでしょうけども・・・・・・・。
それでは、早速補修開始。
剥がれた部分をブレーキクリーナーで強引に脱脂して、最初に銀色のタッチアップで下地を塗りましょう。
→
こんな感じ。
小さな擦り傷くらいならそのままタッチアップを塗ってもいいんでしょうが、こんなデカイ場合は直接塗らずに銀色とか灰色とかで
下の濃紺色を隠すようにしたほうが黄色が良く塗れるようです。(昔読んだタミヤの塗装ガイドで読んだことをマネしてみました。)
これを省略すると、黄色が濃紺色に負けて緑色っぽく見えてしまいます。
乾いた頃を見計らって、今度は黄色を塗ります。
塗るときは、キレイに仕上がることを考えずに満遍なく塗っていきます。
何故なら、剥がれた周囲もパリパリと取れそうなので、保護&補強のつもりで周囲も遠慮なく塗りたくります。
→
1回目の塗装が乾いてから、
2度目の重ね塗りをして、乾くとこんな感じ。
これで完了。周囲もカチカチに固まってGOOD。
参考資料写真
純正・ペイントペンそれぞれの色を紙片に塗って比較してみると
色自体はどっちも悪くない。
ただ、純正の方が塗料が濃い(粘度がある)ので、傷が埋まりやすいと思う。
気まぐれなHIDライト
2006年6月。直接BMWに関係のあることじゃないんですけどね、ここんところBMWネタが無いんで。
平日でも仕事から帰ってきた後に、K100を引っ張り出して夜の買い物なんかに出かけるんですが、
そんなことをしてたある夜にそれは起こりました。
信号待ちで考え事しながら発車しようとしたら、思わずエンスト。まあ、他に車が無かったんで良かった。
で、エンジンを再スタートして再発進したら、何かそれまでと様子が違う?何だ?・・・・と、良く見てみたら、ライトが点いてない!?
信号待ちの時には点けっぱなしだったライトが、自然に消えてました。それも、スイッチは「オン」の状態なのに。
ライトスイッチがおかしいかな?と思って何度かイジってみても、点かない。メーターパネルは明るくなっても、ライトは点かない。
何度か走りながらスイッチをイジってるうちに、無事に(というか何事もなかったかのように)点灯?!
そのときはそれ以上触らずに帰ったんです。
ところが、それ以降HIDがおかしくなりました。信号待ちなんかでスイッチでライトオフすると、次のオンの時に点かないときが
7割くらいの確率で発生するようになったんです。なんで?
それからというもの、ライトを点灯させたら目的地に着くまでずっと点けっぱなしで走るようにしました。
まあ、そういった使い方は、取り立てて不便とも思っていないんですが、消したいときに消せない(次に点くかどうか不安で
消せない)のは、あまりいい気分ではありません。
今度30ヶ月定期点検に持ってく時にでもついでにチェックしてもらいます。
多分予想だと、ライト部ではなくカウル内のユニットの方が悪いんじゃないかな?
(電圧が一気に変化したんで、中の回路がどっかイカれた?)
2006年7月追記
3ヶ月遅れの30ヶ月定期点検に持ってった際に、この件について聞いてみたら・・・・・これで「正常な状態」みたい。
何でも、HIDのライトは点ける時に一番電力を必要とするそうで、その点灯時に電圧が足りないと「点かない」時があるそうです。
だからそういった時があるのは、まあ普通のことだとの説明を受けました。
そして、このHIDライトは何度も点けたり消したりを繰り返すのは「あまり好ましくない」らしい。
「点灯時に一番電力を使うこと」=「一番負荷がかかる瞬間」のようで、これを繰り返すと今度は本当に壊れる原因になるそうな。
ならば使うとき(点灯したならば)は、途中消灯せずにずーっと点けっぱなしで走ろう。
※今回のは素人の心配のしすぎだったですね。
気のせいかもしれないけど、ブレーキが引きずってる?
2006年8月。30ヶ月点検から引き上げてきて2週間。今度の週末からの北海道ツーリングのために、軽く車体を洗って
ガソリンを入れるついでにちょっと走ってこようと引っ張り出してみたら、やけに車体が重く感じる。
「まあ、ここんところGPXでばかり走ってたから、重たく感じるんだろう」と思ってました。
しかし、走り出すと何か前の方からシャリシャリ・・・・・と音がする。
「まあ、しばらく置きっぱなしだったから、ブレーキディスクが錆びてるんだろう。そのうち音もしなくなるだろう」と思いました。
しかし、何か加速が遅いし、信号待ちで車体を動かしてみると妙に重いし、いつまでも音がするし、どっか変みたい。
「まあ、来週から北海道ツーリングするのに今からディーラーに持ってく時間が無いから、この状態で北海道へ行こう」
と決めました。
何でかなぁ!?
なんかツーリングに行く前には必ずと言っていいほど、問題が発生してる気がします。
それも、「点検後・ツーリング前」というナイスなタイミングで起こらなくてもいいんじゃない?
まあ、上のHIDライトと同じように素人の心配のしすぎならいいんですけどね。
その走ってきた後のディスクの様子。
左右で日の当たり方とかが違うから、色具合が分かりづらいですが
左ディスク(写真では右)の方が焼けてるように見えてしかたありません。
フローティングピンあたりの色を見てください。
帰ってきてからオイル交換ついでに見てもらいます。
上の方で「ネタが無い」なんて書かなきゃよかった。
2006年8月追記
・・・・・とは言え、このまま北海道へ行く度胸は持ち合わせていないんで、仕事が終わってからブレーキを分解・清掃してみました。
試走してみると、それまでの引きずる感じが無くなってほぼ元通り。安心して北海道へ行けそうです。
しかし、何だったんだろう?とりわけ汚れてたわけじゃないし?まあいいか。
サイドカバーのツメが折れる
2007年3月。
「春の無料点検キャンペーン」適用期間中に6ヶ月点検も兼ねてディーラーに預けようと計画してたら仕事が入ってしまい、
その時間が無くなってしまいました。しかし、出かける時間は残ってたんで、出かける前に車体を掃除をしてたら
右のサイドカバー(取り扱い説明書ではバッテリーカバーと呼んでた)のツメが折れて無くなってました。
このツメをプラリペアとかで再生してもまた折れそうだし、もっと簡単にカバーを使えるようにと道具箱の中をゴソゴソ探してみたら
ちょうどいい具合のネジとかが見つかったんで、それを使ってみました。
この部分のツメが根本から無くなってました。
右の写真が、左サイドカバーの様子。この部分がすっかりなくなってます。
折れたツメの代わりのネジを取り付ける穴を開けます。
このカバー、ABS樹脂製のようで簡単に穴が開きました。
今は(3月21日)仮にネジをとりつけて走ってます。
手ごろなナットが「ナイロンロックナット」だったんで、回すのが固くこの場所まで回して力尽きました
で、25日。形はどうであれツメの代わりになればいいので、有り合せの部品で仕上げます。
カウル内側のリブの延長線上にツメを持ってきたいのですが
ただネジを差し込んで固定するだけでは取り付け角度が合いません。
なので、適当なプラスチックで強引に角度を調整して固定しました。
何度かサイドカバーの取り付け角度をプラスチック部品で調整しながらネジとナットを締め付けて固定。
最後にネジ山部分を熱収縮チューブで隠して、カバーをつけてみて終了。
まあ、こんなもんでしょう。