トラブル集
K100RSで起こったトラブルについての報告。
本当にこれ以上増えないでほしかったんですが、・・・・7ページ目です。
暑さのせいで、ラジエターファンがダウン
2011年7月。
2011年の春先から始まったサイドカウル加工が完成した後、休日の16号線を走って、
わざと渋滞の列に加わり意図的に水温上昇させて、どのくらいでラジエターファンが回り始めるかを
確認してたときの出来事です。
曇り空で比較的風が吹いていた(台風が接近中だった)んで、さほど高温になることも無く
件のカウル加工による冷却性の向上?もあったせいか、渋滞にハマっても全然ラジエターファンが回らない。
ある程度までは、「やっぱカウルをイジって正解だったね」などと思っていたんですが、長時間渋滞にハマっていても
一向にファンが回らないってのは、ある種の不安感を誘います。
「もしかして、噂のラジエターファンの固着が起きてるとか?」
そんな不安を払拭すべく、信号待ちの渋滞の中でわざとアイドリング回転数を上げて、より一層水温を上げてみたら、
メーター内の水温警告ランプ(説明書だと、オーバーヒート警告灯)が
点きました。
この状態になっても、全然ラジエターファンは回らず。悪い予感、的中!
おいおい。せっかく冷却性を向上させたと思ったら、プラスマイナスゼロどころかマイナスですか?
ここで実験走行を中止して、少しでもラジエターに風を当てるべく渋滞をすり抜け、交通量の少ないルートで
エンジンに負担をかけないように高めのギアでクーリング走行(をしてるつもり)で帰宅。
これから北海道ツーリングだっていうのに、これですか。
ま、渋滞の中を走るのを避けるようにすれば、普段の使用には問題なさそうだし、
もし、何か突発的に事態が悪化するようなコトがあれば、K1300Sにスイッチすれば何とかなるだろ。
さらに、運が良いことにこの秋には車検だから、そのときに冷却水交換共々ラジエターファンも診てもらうか。
多分、十中八九ファンの交換だな。
2011年7月追記
休日早朝から引っ張り出して、右カウルの黒いカバーを取っ払ってエアダクトの隙間からラジエターファンを
触ってみる。これで動かなかったら、本当にヤバいなぁ。
この奥にファンがあります。
指で触る感触では、固着してるような感じはしない。
で、次に以前に交換した「ラジエターファンが回りっぱなしになる」モトロニックを用意して、仮に接続して始動してみる。
エンジンはかかったけど、ファンは回らない。
ってことは、ラジエターファンに電気を送るリレーあたりがトラブルの元凶か?
燃料ポンプみたいにそんなので制御してると予想されるので、それを取り替えれば良いんじゃない?
幸いにして、『北海道ツーリングに向けてやっぱりオイル交換くらいはやっておいたほうが良いだろう』という予定もあったんで、
ディーラーに行ったついでに診てもらおうか。と、道具とかモトロニックを物置にしまって、さっさと出発。
※このオイル交換はラジエターファンのトラブルの発覚前にディーラーに予約を入れてました。
・・・・・・・しようとしたら、今度はエンジンがかからない。
ラジエターファンと同時進行でモトロニックトラブル
2011年7月
ラジエターファンとのダブルトラブルです。
ディーラーに出発しようとしたら、エンジンがかかんなくなって、♪〜そして、僕は途方に暮れるぅ〜♪
幾らスターターボタンを押しても、エンジンがかからない。
何度キーをひねっても、何度サイドスタンドを出し入れしても、燃料ポンプは動いてもエンジンがかからない。
しかし、以前にやったトラブルだし、幸いにして自宅前で対応しやすい状況でもあったんで、
上のラジエターファン編で使用した
「ラジエターファンが回りっぱなしになる」モトロニックをもう一回用意して
エンジンを始動してみる。
これだと普通にエンジンがかかる。
つまり、また・・・・か、どうかは分からないけど・・・・ラジエターファンも関係するモトロニック絡みのトラブルか?
仕方ないので、車載してるモトロニックとシートの間に「ラジエターファンが回りっぱなしになる」モトロニックを置いて
ディーラーに行くことに。
「ラジエターファンが回りっぱなしになる」モトロニックなんだけど、それでもラジエターファンが回らない(確認済み)ので
途中の渋滞にさえ巻き込まれなければ、オーバーヒートせずにディーラーに辿りつけるだろう。
で、何事も無く開店直後のディーラーに到着。
ディーラーの人は「じゃぁ、さっさとオイル交換しましょうか?」ってなスタンスだったんですが、それは一旦保留。
ラジエターファン&モトロニックのことをディーラーの人に伝えて、もしそのトラブルの原因が分からないのであれば
オイル交換は解決するまでしないことを念押しして、暫し店内で待つ。
最悪は、K100RSで北海道は行けないなぁ。
『部品取り寄せ→お盆休み近くor休み明けじゃないと修理不可』とかだったら、どうしよう?
そのときはK1300Sか?
せっかくこれ↑も用意したのに。
(これはまた別項にて)
たっぷり2時間ほど待ってみましたが、ラジエターファン&エンジン始動不能の原因は分からず。
それでも、ラジエターファン単体では稼動し、ラジエターファンを稼動させるリレーも正常、・・・・ってことまでは確認できました。
しかし、2つの問題は全然解決出来なかったので、そのままK100RSをディーラーに預けて、電車で帰宅。
カレンダー的には8月7日までに解決してくれれば良いんだけども、そこまでに解決する保障などドコにも無いから・・・・・・・、
一応はK1300Sでツーリングに行ける準備はしてみたりして。
2011年8月追記
北海道ツーリング直前の日曜。無事にディーラーから帰ってきました。
で、今回発生した2つのトラブルの原因ってのが・・・・・
これ。
ラジエターファンが回らなくなったのも、エンジンがかからなくなったのも、このリレーの接触不良が原因・・・らしい。
上にも書きましたが、リレーそのものは問題無いようなのですが、リレーとそれが収まる差込み口とのところで
リレーの足の表面が経年劣化のため・・・・・・か、そんな感じの劣化で・・・・・微妙な通電不良を起こしていたようです。
で、最初にラジエターファンのリレーがそんな状態になって、次にエンジン関係のリレーでそれが起こった・・・・らしいです。
そして、モトロニックを取り替えたときにはそれがたまたまリレーが通電して、エンジンがかかった・・・・・・・・・・・ようです。
本当に運が良かった。
ディーラーで話を聞くと、上の4つのリレーがそれぞれ「ラジエターファン」・「負荷分散」(後2つは失念)のリレーで
今回はその4つのリレーの交換と、その差込み口の点検・修正して、無事に完治したようです。
過去を振り返ると。
燃料ポンプリレーの不良とか、ホーンリレーとか、電気系統の経年劣化と思われる事象が発生してたんで、
今後のことを考えて4つ共交換しますか?と言うディーラーの提案に『乗りました』。
これで、しばらくの間は安心できる・・・・・・・・のだろうか?
もしかしたら、今度はスターターリレーとかその他の電気系統にシワ寄せが来る予感がします。
外したリレーはまだ使えるかもしれないと思い
パンク修理キット・予備のヒューズといっしょに乗せておくことにしました。
言い換えれば「魔よけ・お守り」代わりです。
ラジエター水路からの水漏れ
2011年の大晦日。『K100RSで走り納め』兼『秋葉原で正月を楽しく過ごすためのアイテム購入』の買い物で出かけた帰り道で
コンビニに寄った際に気が付きました。エンジンサイドに何か水の流れた跡がある?
ナンダコリャ?
サイドカウル内にも結構なシミがあるなぁ。
出かける前に洗車した訳でもないのに、こんなのが付くなんて?
非常に嫌な予感がしたんで、さっさと帰宅してサイドカバー(黒いヤツ)をとってみた。
すると・・・・・・・・
エアダクトの上にもある。
エアダクトの上から漏れてる?
どうやらこの上かららしい。
一旦、車体を放っておいて、BB誌アーカイブスvol2でこの上に何があるかを確認してみると、
ラジエターキャップとリザーバータンクに繋がるホースがある。・・・・つまり、その辺りから漏れてるのか?
確か、ウォーター&オイルポンプを修理した際に、ラジエターホース類も交換したから、そのホースのどっかの締めでも
甘かったのかな?
ま、大体の予想(タンクを外して、この辺りを目視して、増し締めでもすれば止まるレベルの内容だろう)がついたんで、
明日・・・・・・つまり2012年の元旦・・・・・・にでもやってみよう。
しかし、大晦日年越しトラブルが発生するとは思わなかったなぁ〜。
そして、翌日・・・・・2012年元旦。見るべきTV番組も皆無なので、温かくなった頃を見計らって
早速水漏れ部分を確認してみよう。
作業を開始したのは10時過ぎでしたが、やっぱり寒かった。
ここがK100RSのラジエターキャップ部分。
耐熱プラ製と思われる部品とラジエターホースとの接続部から水漏れが発生してる。
とりあえず、無難な作業内容としてのホースバンドの「ネジ部の増し締め」をやってみる。
あまりやり過ぎて逆に水漏れが増えても困るので、ほんの気持ち程度の増し締めにしておきました。
ダメだったら、また増し締めすれば良いんだし。・・・・・・何より、壊す方が怖い。
で、ラジエターホースとリザーバータンクに行く太・細それぞれのホースバンドを増し締めたら、手早く元に戻して試走開始。
正月休みなので、成田山とその周辺・成田までのメイン街道を避けて走り回って、一旦帰宅。
エンジンが冷めたころに再確認してみると、
また完治してなかった。
仕方ないので、さらに増し締めして→得意の液体パッキンを盛ってみる。
見えない場所も歯科検診なんかで使う口腔用の鏡を使ってしっかりチェックして
隙間が無いように注意してやってみます。
せっかくなので、サイドカウルを外して中を拭き掃除してみた。
ここまでやって、2012年1日目が終了。
このまましっかりと液体パッキンを乾かしたいと思います。
で、その後(正月3日)
ちょっと千葉市内まで買い物に出かけて、大体2〜3時間くらいでしょうか?、走り回った後にまたサイドカバーを取ってみた。
その隙間にデジカメを捻じこんで撮影。
今度は大丈夫?
このホース周辺を丹念に触ってみても、濡れてる様子は無い。
これで止まった・・・・・・・だろう。けど、この分だと、他のホース接続部も不安になるなぁ。