フォークガード取り付け
GPXに取り付けるのを再チャレンジ!





やっぱりGPXにもこういうの着けたいよねぇ。

2005年3月にK100RSとGPXに取り付けようとしたフォークガード。
わざわざカワサキ純正フォークガード・部品番号『55020−1691』を取り寄せてチャレンジしたものの、
K100RSには着けることが出来たけど、GPXには出来ませんでした。

その理由ってのが、GPXのカウル内側の余裕が少なくて、カワサキ純正フォークガードを取り付けるとその上端が
当たってしまうんです。
もう少し小さなサイズのフォークガードがあったら取り付けられそうだったんですけど。




もう少し前側への出方(オフセットって言うの?)が少なければいいんですけど。



それからというもの、いろんなバイク雑誌を眺めながら小さめのフォークガードをつけてるバイクを探してみました。
GPXのフォークのサイズ(インナーチューブのサイズ)が38mm。それと同じサイズもしくは小さいサイズのフォークを使ってて、
フォークガードを採用してるバイクを探して見ると・・・・・・、そんなに無い。
そもそも、今のバイクって結構大きめなサイズのインナーチューブの寸法になってて、GPXの方が逆に細く見えるくらい。
400ccクラスですらGPXよりも太い41mmだし、ZZ−R250でも37mm(だと思うんですけど)を使ってるし。
使えそうな250ccクラスのバイクを探しても、フォークガードを使ってるのって見当たらな・・・・・・・、あった。

久しぶりに本屋で立ち読みしたバイクカタログの250ccクラスのところの写真に、「GPXよりも細い」サイズのインナーチューブで
「フォークガード」を使ってるバイクを見つけました。それは、ヤマハのドラックスター250。
このバイクのインナーチューブのサイズは35mm。そして、写真で見る限りはカワサキ純正フォークガードよりも小さそうなサイズ。
「これならなんとか着くかもしれない」と、早速前回と同じように・・・・・

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                                            ・・・・・・へ行って、ドラックスター250のパーツリストから
その部品番号が「5JX−2331G−00」であることを記憶して、バイク屋でGPXに要る部品を一緒に頼んでみました。

で、部品が到着。はやる気持ちを抑えつつ、早速拝見。




初めて買ったカワサキ以外の部品。
気のせいか、カワサキのパッケージよりもカッコイイ気がします。



     
左がヤマハ純正で、右がカワサキ純正のモノ。
若干ですがヤマハ製のがフォークに嵌まる部分が小さいです。




過去に使ったヤツとの比較。
前をカバーする部分の面積はほぼ同じくらい。



     
が、しみじみ測ってみると、ヤマハ製の方が若干巾が狭い。
やはり元々のフォークサイズが違うからねぇ。




過去に使ったヤツとの比較2
前側へのオフセットはヤマハ製(左側)の方が少ない。



このヤマハ製のを使って尚且つ取り付け方法を改良すれば、GPXのカウル内側に干渉することなくフォークガードを装着
できるんじゃないかなぁ〜と考えてるんですが、時間がありません。

1月21日に降った雪の除雪作業&休日出勤のため、一日潰れました。

まあ、やることはK100RSの時と同じなので、そんなにあわてずに取り付け作業(取り付け方法)をやってきます。
せっかく車検の時にインナーチューブも新品にしたんだから、出来る限りつける方向で頑張ってみます。
何かの拍子に傷がついたらガッカリするからねぇ。




2006年3月
久しぶりにGPXの整備(前に買ったエアクリーナーとかの交換)をしたついでに、フォークガードの取り付けにチャレンジ。
・・・・とは言っても、前に作ったフォークガードを再装着してみてどこが当たるか?の再確認をしてみました。


GPXにつけるとこんな感じ。ちょっと余裕がないです。

やってみると、普通の状態(直進状態)でなら問題なし。
これでも良いんじゃないかと思いましたが、ハンドルフルロック状態ではカウル内側とフォークガードの一部が当たってしまい
あまり具合が良くない。
やはりちょっと大きすぎるのか?


フォークガードのふち(写真左側の部分)がカウル内側と当たって白っぽくなってます。

カワサキ製よりも小さくてオフセットの少ないヤマハ製フォークガードも、もしかしたら当たる可能性があるかも知れないなぁ。
最悪はフォークガードを削って装着するしかないか?
ガードが小さくなっちゃ意味ないんだけど。




2006年4月
やはり「久しぶり」にGPXを引っ張りだして、フォークガードの取り付けに再チャレンジ。ヤマハ製のヤツも試してみました。


左側がカワサキ製で、右がヤマハ製。
よ〜く見ると、ヤマハ製の方が細くてインナーチューブをカバーしきれてません。

やっぱりヤマハ製のが細くてねぇ。見た目がイマイチ。
38mmのインナーチューブに対して約35mmのガード幅では、ちょっと「安心感」が足りない。
それでも真正面からの異物には効果はあるでしょう。それに全体的に小さい分、カウル内側に「当たる箇所」「当たり方」
カワサキ製のよりも少なくなったんで、これでもいいかな?とも思ったんです・・・

・・・が、

やっぱりカワサキ製のでもう少し頑張ってみようといろいろと試行錯誤(小手先騙しの方法)をやってみました。

要は、「カウル内側に当たんなくすればいいじゃん。」ということなので、当たらないように後ろ側に斜めに取り付けてみました。


真正面側の取り付け部に対して、「下半分」にだけスポンジシートを貼り付けて・・・・




インナーチューブ本体に当たらない程度にまで後斜させて取り付けてみました。

結果・・・・やっぱりカウル内側に当たる。
でも、それまでの付け方よりも「当たる箇所」「当たり方」は格段に軽減したようなんで、良いんじゃないかなと思います。
これで試走してみて当たり具合を見ながら経過観察をして見たいと思います。

・・・・って言うか、早く走りに行きたいんでここまで!
注) 本日も半日仕事でこの時午後2時過ぎ。そして夕方から雨の天気予報だったんです。。




2006年5月のGW。
GW休みにやったオイル交換の時に走ってみてわかったんですが、どうやらGPXとフォークガードの相性は良くないようです。
Uターンの時なんかにカウル内側とフォークガードがガリガリ当たる音が聞こえてしょうがない。
このカワサキ製フォークガードを外して、ヤマハ製のに取り替えてみようと思います。


写真真ん中くらいのところに、激しい傷が・・・




2006年5月のGW後。
また穴の開いたマフラーの補修がてら、フォークガードもイジってみました。
それまでのカワサキ製からヤマハ製に変更して、再度当たるかどうかハンドルを左右にきって確認してみると・・・・
やっぱ当たる。
それでも、カワサキ製のよりかは「幾らかマシ」なので、これで行ってみよう。

     
(左)ヤマハ製装着図
(右)試走してみたら、「ブレーキングしながら・ハンドルきりながら」の時に当たりました。




まあ、当たるとは言え、フォークガードの方が柔らかい材質なのか削れるのはこっちだけだし、
K100RSの方で効果を期待するような場面に出くわしたので、なんとかこれでいってみようと思います。


参考写真・K100RSのインナーチューブ。
フォークガード効果範囲外のとこに「虫の死骸」らしき跡が付着してました。
当然、このあと一生懸命拭いてきれいにしました。




2006年のGW後の「後」
なんか幾ら頑張っても、カウル内側とフォークガード本体が当たるのは避けられそうにないので、さっさとカウル内側部分を
切ることにしました。

     
当たりそうな部分を大雑把に切って、棒やすりで切り口を整えてみました。
白っぽいのは、昔使ってたレーダー探知機のステーです。




カウルを再取り付けしてから試走してみたら・・・・・・、全然当たってる様子がない。
今までの苦労が報われたというか、最初からこの方法でやっときゃ良かったというか、いろいろと思うところはありますが、
これで何が飛んで来ようが大丈夫。
K100RSでは、インナーチューブ上部がカバー出来ていませんでしたが(向こうの「フォークガード」参照)、
GPXはインナーチューブの上半分くらいがカウルの内側に隠れているんで、このフォークガードだけで充分じゃないかと思ってます。




これで安心して明石まで行けそうです。