タイヤについて〜第二章
さようならラジアル。こんにちはバイアス。




前後ともGT501にしてみました。


2005年正月に乗って気づいたリアタイヤの寿命。すっかり硬くなってしまい全然ダメなので、取替えました。
「TYRE」にも書きましたが、今度は前後ともにバイアスタイヤ仕様にしてみて様子を見てみます。(サイズは変更無し)

GPXに限らず昔のバイクに合うタイヤを確保するのはそれほど難しいもんじゃないみたいです。
タイヤメーカー各社が昔のバイクに合うサイズのタイヤを今の技術&材料で作ってくれているので、サイズで苦労するのは
そんなに無いことかもしれません。
しかし、そこに個人的好みを優先させるタイヤ選びをすると、とたんに選択枝が無くなります。
やっぱり、自分の好きなタイヤメーカーの好きなタイヤを付けたいじゃないですか。
単純に「合うサイズのタイヤ」ってよりも「好きなタイヤ」の方が付けて納得するでしょう。
どうしてもタイヤが無いって時には仕方ありませんが、そういう選択の仕方はギリギリまでガマンしたい。
そういうもんでしょ?



で、選んだのが上の写真のヤツ。なんでこれにしたのか?ここに行き着くまでのタイヤ選びの過程を書きなぐると・・・・・・

選択枝1・・・・どのサイズにするか?
これは今までのサイズを変更せずに、130サイズで行くことにしました。ホイールとタイヤの適正幅も問題ないし。

選択枝2・・・・ラジアルかバイアスか?
これはバイアス。ラジアルとの違いを見てみたいってのもありますが、130サイズのラジアルが無くなったのも理由の一つ。

選択枝3・・・・どのタイヤメーカーにするか?
個人的好みでのメーカー順位をつけると
D社≧M社B社≧その他メーカーになるので、D社のなかからチョイス。

選択枝4・・・・その他の項目での選び方
上の選択枝3にも当てはまるかもしれませんが、タイヤの顔でもあるトレッドパターンも重要でしょう。目に付くところだし。
後は、HとかVの速度記号。Hで210km、Vで240kmまでの速度という意味らしいですけど、そもそもそういう速度で走る機会が
そんなにあるわけじゃないし、一般道ではHよりVが硬く感じるという話もあるから、今の使い方ならHでも十分。
同じようなことで、特別ハイグリップタイヤを必要とはしないから、ツーリング向きのタイヤでもOK。
そして、出来るなら前後同じ銘柄タイヤで揃えたい・・・・・

と言う訳で、このタイヤに決定したんです。そんなに大げさなことじゃないですね。
もともとは前から決めていたことですから。



2月20日
前にライコランドへ行ったときにGT501の130サイズタイヤがあったのは確認しているので、いろいろと家事をこなしてから
GPXを引っ張りだしてライコランドへGO!!
向こうに着いて、店員さんにタイヤ交換をするのにどのくらい待つかを聞いてみると、「30分後には入れます」
即決!タイヤ持ってレジへ行きました。
待つこと小一時間。タイヤ交換終了ぅ。GPXを引き取りにいくと作業をしてくれた担当者から
「そろそろオイル交換した方がいいですね。それと、リアブレーキのOHをした方がいいですね。
ダストシールが捲れてます」
とアドバイスを頂きました。・・・・それは今後のネタにしよう。
で、タイヤの皮むきがてら100kmばかり走ってみると・・・・・う〜ん、新品は良い。ちょっと滑ったりするけど、
特にラジアルより悪いとかバイアスだから良いとかは無く、実に素直な感じ。前のマカダムと遜色なし。
まだ真ん中くらいしか使えてませんが、これから暖かくなるからそれに合わせてタイヤを慣らしていくようにしましょう。



2月27日
タイヤ皮むき2日目。
まず、先週リアタイヤ交換時に指摘されたリアブレーキ周りを掃除してみたり(ブレーキかすと錆が出ててひどいモンだった)・・・。
それから買い物がてら秋葉原まで走ってみる。
まあ、普通に走る分にはだいたい皮むきが終わってるのか、軽快な感触でカーブをクリア出来るんですけども・・・・・
いかんせんフロントタイヤが全くダメ。軽快過ぎて不安定なことこの上ない。
交差点では切れ込むし、路面のわだちには敏感に反応しすぎだし、雨排水のためについている「路面の縦溝」があるところでは
ハンドルが震えだす始末。フロント16インチの悪弊が出まくってる状態か?
やっぱり100サイズのタイヤはやり過ぎたか・・・。
こりゃ早いうちに110サイズのタイヤに交換してしまってもいいかな。遅かれ速かれ交換はするんだし。
いままではこれほど100サイズの悪弊が気になんなかったのは、リアタイヤも結構ダメになっててそのバランスが
取れてたから目立たなかったのだろうか?不思議なもんです。



3月20日
オイル交換させるのに引っ張りだして、その際にタイヤの空気圧の確認とステアリングナットの調整をしてみました。
これが効いたのか(調整のほうね)前回乗ったときよりも断然良くなりました。
もう少し調整の余地があるとも思えますが、かなり良い感じです。今後100サイズのままもうちょっとがんばって走って
夏までに110サイズへバトンタッチしてみたいです。



3月21日
仕事終わってちょっと買い物で有明まで行ったんですが、昨日の調整が効いてか高速走行でも安定して走れるように
なってました。(アベレージ140くらいまでで)
まあ、こんなもんでしょう。前100サイズ後130サイズの現在でこれ以上こだわっても仕方ないと考えているので、今のうちは
これで走りこむのみ。さっさと前タイヤを減らして交換してもいいような状態へ持っていきたい。
普通に走っていても前タイヤの方が早く減るんですけどねぇ。(前タイヤが小径だから距離あたり換算で後タイヤより余計に回る)
そういえば、久々に乗るとGPXが6速あることを忘れてる。いつもK100RSが5速だから・・・・・。



7月10日
3月から早4ヶ月。いろいろ試して・・・・タイヤの空気圧を上げたり下げたりとかリアサスの減衰力調整とかやってみたり・・
乗ってみたものの、「何か知らないが不安定な感じ」が減ることはあっても完全に消すことが出来ずに乗ってました。
K100RSと比べるのもナンですが、あまりにも「クイック過ぎる」ステアリング。四輪車風に例えるなら「オーバーステア気味」。
もしかしたらダグ・ポーレンなら「GOOD!」と言うかもしれないけど、(注 ダグ・ポーレンはヨシムラ在籍時代、GSX−Rの
ステアリングの感触を「とにかくクイックにしてくれ」とリクエストしていたらしいんです。まあ、こことは関係ないですが)

持ち主はそういった感触をもう少し押さえたいので、その原因であろうフロントの100サイズタイヤを変更すべくライコランドへ
行って110サイズタイヤを取り寄せてもらうことにしました。D社のK155ってヤツの110/90−16。
まずタイヤを交換して、どのくらいの違いが出るか(体感できるか)を確認してから、他の原因で考えられる所を部品交換
していきたいと思います。


見にくいですが、注文書の控えです。

7月17日
ライコランドで無事タイヤ交換終了。詳しい内容は別ページで発表予定。