タイヤについて〜第Y章
ほぼGPX生誕30周年のための準備だったりする




     
確か、前回25周年イベントに合わせて交換したタイヤ。
約4年で程よく磨耗してます。


2015年の4月ごろですか。2015年度のカワサキのイベント情報で6月7日に富士山麓でKCBMをやるということを知りました。
(ねえ、Baliさん)
結構近くでやるイベントなので、せっかくだからそれに行こうと決めて、今年の秋口にはGPXの車検もあることだし、
さらには来年2016年の6月頃にはやるであろうGPXの生誕30周年イベントの準備も兼ねて
結構大掛かりな車体メンテをやっておこうと、前々からそれなりの準備(主に資金面で)をしてきました。

で、5月のGW後にK100RSと入れ替えて、メインである(主に金額面で)タイヤを筆頭にブレーキ・エンジンオイルなどを
交換してみました。・・・・・・・・・・・・・という話です。
それをいつものように書き並べていきます。


そのタイヤ。前回のタイヤネタのときに、リアタイヤをラジアルでいくかバイアスでいくかを要検討事項としていまして、
今回はバイアスで行くことにしてみました。連続してラジアルで行くよりも、バイアスと交互に使っていっても良いかなと思って。
しかし、そう考えたのは良かったけれど、GW後(思いついた時点)から6月7日までの残存『日曜日』を数えると2回しか
残っていなかったんで、タイヤ交換とブレーキパット交換とオイル交換までを済ませようとすると、作業時間があまり残って無い。

そこで、無理やりに時間を捻り出して、5月23日の土曜夕方にライコランドへ行って一番大物のタイヤ交換をしてもらいました。
もちろん、事前に電話でタイヤを取り寄せてもらいましたけど。


     
今回のタイヤの組み合わせは
F=K155FとR=GT601の組み合わせにしました。
タイヤサイズは純正と同じです。


ライコランドの閉店時に流れる「蛍の光」を聞きながらタイヤ交換が終わるのを待つのは、あまり気分良いものではありません。
けれど、おかげで無事にタイヤ交換は済ませられたし、今後の計画遂行の時間的余裕が生まれたんで、結果オーライです。
ちなみに、タイヤには窒素ガスを充填してもらい、その空気圧は今後のタイヤの膨らみを考慮してF=2.3・R=2.6で
調整してもらいました。

その帰り道。ライコランドからの帰り道は走りなれているものの、夜だし、新品まっさらなタイヤだし、いつものペースよりも
ゆっくり走るのを心がけながら走って帰りました。
で、交換前と後での違い・・・・・リアのラジアルとバイアスの違い?・・・・・・・・を比べると、バイアスのGT601の方が
タイヤ幅がより細く感じて、よりタイヤ面が硬くて、何となくリアが回りこむような走り方に変わったような気がします。
うーん。慣れの問題かもしれないけど、何か前のラジアルタイヤの方が走り方も乗り心地も良かったかなぁ〜。


翌日5月24日。
昨日までの天気予報では雨の予報だったのに、雨の降りそうな気配の少ない曇り空で、何となく一日持ちそうな天気でした。
それならば、今日一日を費やして、やるべき・やっておきたい事を済ませようと早速行動開始です。


     
これも事前にライコランドで準備した
ブレーキパットとオイルフィルターを含めたオイル交換をしました。
オイルはホームセンター品の10W−40です。

久しぶりの作業内容だったけど、思いのほか手先は覚えているもので、さほど使う道具を迷うこともなく
GPX一番の難所であるオイルフィルター部の分解もスムーズに行えました。
で、それぞれをよーく脱脂洗浄してから



GPXのパーツカタログなどから、9月の車検時に交換してもらいたいパーツを拾い出して
車検を頼んでいるバイク屋へ。
この道のりでオイル漏れやブレーキチェックをしてるつもりです。


当然、そのチェックに加えてタイヤの慣らし(皮むき)をも含んでいるのですが、走ってると何となくリアタイヤの『違い』みたいのが
分かった気がします。
多分、ラジアルタイヤよりもバイアスタイヤの方が、間髪入れずに反応するのかなぁ〜?
上に書いた『何となくリアが回りこむような走り方に変わった』ってのが、前のラジアルのときよりも反応が早いために
そういった風に感じるのかな〜って。
今のGPXだと、昔言われたフロント16インチタイヤのクイックさが絶妙に醸し出されている感があります。
まあ、あくまでもGPXらしい走り方の範疇での話しですけど。


そのバイク屋への往復で十分にエンジンオイルが温まったところで、



エンジン保護を目的に
マイクロロンを再々々々々添加。
指定された添加量にはちょっと少ないけど、やらないよりも良いだろう。


この後、千葉&茨城界隈を100kmほど走って、貴重な日曜日が終わりました。
後は夜の散歩にでも出かけて、走行距離を稼ぐようにして、2週間後の本番を待ち構えます。


その一方、部品を頼んだバイク屋からケータイに留守電が入り、1個を除き部品が入ってきたと連絡がありました。



92045−1196のベアリングが欠品でした。


リアホイールのスプロケット部に入るベアリングがもう無いんだ。
まあ、仕方が無いんで、大人しく残りの部品を引き取ってきて(約9000円也)、後の対処方法を考えてみる。
6月のKCBMには必要ないけど、秋の車検時までにはそのベアリングを手に入れておきたい。
部品が無くても、ベアリングの寸法が分かれば・・・・・・もしくは、現物があれば、どっかのベアリング店で手に入れられる?

と思い立ち、すぐ実行。ネットオークションで必要となるであろう『部分』を入手。ついでに、何となく目に付いた『部品』も買っちゃった。
他に競合が無くて、あっけなく落札し→次の日曜(5月31日)には届きました。


     
ベアリングの入ったスプロケット部とハブダンパーを手に入れ、
同じ相手からGPX純正フロント&リアブレーキディスクも。
別な日にでもベアリングを取り出して、製品番号とかを探し出そう。


さて、ついでに買ったブレーキディスクですが、特注でフロントブレーキを作った際に、古いディスクを予備として残してあるので、
それと入れ替えて使えそうかどうかを比較チェックしてみた。


     
まずはフロント側から。
古い方は3.6mmまで使ってしまっていたのに対し、入手した方は4.7mm。
サービスマニュアルの標準値よりも薄いけど、まあ合格でしょう。


     
次にリア側。
古いのは4.5mmで、入手したのは5.5mm強。
こっちもまあ良いでしょう。


いずれにせよ中古品だから、新品同様のでは無いのだと割り切りましょう。もう新品部品は無いのだから、こうやっていくしかない。
買ったのは『モノ』ではなくて『安心感』と思うようにします。
そして、磨耗して薄くなったディスクは資源ゴミへ。


で、本当はGPXの走行距離を稼ぎたい日曜でしたが、いつもの休日出勤とK1300Sに乗ったら止まらなかったんで
結局GPXに大したコトもせず日が暮れました。
まあ、今の状態でも来週のKCBMに行って問題無いと思うので、後は天候だけを気にするようにします。




2015年6月追記。
KCBMin富士山の後、仕事の合間を使って欠品部品の正体を探ってみた。


     
仕事場にスプロケットハブを持ち込んで、中のベアリングを取り出してみた。



そのままでは抜けなかったんで、ベアリングが収まってる裏側から
ドリルで穴を開けて、タガネで叩き出した。


     
収まってた側に刻印があって、「7006」という数字があった。
これが製品番号だろうか?


で、これを持ち帰って、デジタルノギスで採寸した。


     
外径が55mm、内径が30mm。



厚みがほぼ13mm。


ネットで調べたら、ベアリング品番の「7006」ってのの寸法が、55mmx30mmx13mmだったんで、まず間違いは無さそうだ。
どっかでこのベアリングを手に入れれば、あの部分のベアリングも新品に出来る!
後はネットショッピングでこの品番〈サイズ)のベアリングを買えばOK.


しかし、問題がある。
GPXを持ってくバイク屋であのベアリングを抜くことが出来るのだろうか?
大昔に同様の作業を依頼したことはあるけれど、・・・・・大丈夫かな?




2015年7月追記
ぼちぼちと車検のときに交換してもらいたいけど、メーカー欠品だったベアリングをネットで購入してみた。



サイズは一緒だったものの、細かい差異があった。
まあ、寸法が問題なければ交換は出来るだろう。


後は、手持ちの部品とかの数をチェックし直して、必要なモノがあれば車検までに入手しておこう。




2015年9月追記
だいぶ『題名』と『内容』とがかけ離れてきましたが、気にせずに話を進めます。

GPXの車検の時期(9月26日が車検満了日)が近づいたので、天気の様子を伺いながらバイク屋へ行って
GPXを預けてきました。マメにバッテリーを充電させてたせいか、エンジンのかかりが悪くても、それに打ち勝つまで
セルを回すことが出来ました。


     
マイナーな車種ゆえの準備も含め、あちこちの部品を携えて
バイク屋へ預けました。


車検のついでに部品を交換する場所は、フロント&リアのホイールベアリング・フロントブレーキ&クラッチのフルードの交換・
冷却水の交換とラジエターキャップを新品にする、・・・・・・・・の3ヶ所。
6月のKCBMin富士山のときにタイヤやオイルやブレーキパットを交換してるから、自分じゃ出来ない部分の交換をやってもらいます。

ここまでやっておけば、来年の30周年までなんか楽勝に走れるでしょう。