沖縄・八重山諸島に遊びました (2016年4月) |
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☆の砂を探した海岸から眺めました | 竹富島の水牛車 |
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マンゴローブの林 水中に育つこのような木々を総称するそうです。特定に木ではないそうです。 | |
この地で似て見て来た花々です | ||
2016年4月 沖縄 竹富島に シーサの面白い形を見ました。 | |
その他雑景 | |
井泉 SEI SEN 28年3月68号掲載作品 |
「 修二会 」 |
1. 闇を裂き炎は躍り火の粉舞う修二会の松明舞台を走る |
2. バンと背を「前に立つな」とどやされる君専有の空間なるや |
3. 松明の最後の一本消えて行く・・・波引く如く人群の散る |
4. 緊張の切れて気力の喪失か朝から熱の高きを覚ゆ |
5. 風邪三日回復すると古来より明日は治ると早々に寝る |
6. パラパラと傘打つ雨に勝り発つ吾葉を叩音に振り向く |
7. いちご狩り紅く姿の良き粒をこのときばかりと 胃の腑許せよ |
8. 努めれば努めるほどに買ってんの目立ちて来るも努むる他なし |
9. 次々とダメ出しされる吟なれど何故か楽しく懸命になる |
10. 菓子鉢に土ごと植えしフキノトウ窓辺の陽射しに華茎の伸ぶ |
平成27年度 祖父江短歌会 合同歌集 |
掲載作品 「 片岡球子 」 |
1. 夫逝きて早21の年を経し受け続けいる恩愛の |
2. 「お帰り」とミカエル声は無いけれど一人住む家この家が善い |
3. くつろぎぬたった3日の旅なれど我が家に勝る居場所ないもの |
4. 蜘蛛のいと流れて顔に張つきぬ木陰求めてあさを歩けば |
5. 燃ゆる夏陽射が高くな前に木陰を選りて6000歩歩く |
6 真直ぐか右か左か岐路に立つどっちも早苗田鷺佇つ方へ |
7. 爪の間に土の宿るを厭いつも草引く指に力を入れて |
8. 三代の足利将軍の面構え目の表情のそれぞれに良し |
9. 骨太に生きた描いた輝いた方織田球子の富士・面・舞楽 |
10. 止むをえず嫌な奴との同席は微笑みたたえて視線を外す |