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意を決して分解にとりかかる。万が一改造に失敗し壊れた時に備えて、ヤフオクで中古ユニットの出品を確認したのは言うまでもない。人生は冒険だ。しかし、よーく考えよう♪
保険も必要なのだ。小惑星探査機「はやぶさ」でも「こんなこともあろうかと。」という技術者たちの保険が功を奏した。私の改造とはレベルが違いすぎる話だが。
話が横道にそれてしまった。下の黒いパーツがフロントパネル。上のパーツは上から順にチューナーユニット、テープデッキユニット・プリアンプユニットの3層構造。
パワーアンプユニットは別体で運転席下に設置されている。
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上から順にチューナーユニット、テープデッキユニット・プリアンプユニットの3層構造。チューナーユニットは左側赤丸の櫛状の端子がささっているだけなので、
基板を上に持ち上げればとれる。
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チューナーユニットをとった後のテープデッキユニット。底板から立っている4本の金色の柱(真ちゅう?)にネジで固定されているので、4本のネジを外す。
右側赤四角の垂直な基板が下の基板にささっているので、基板を上に持ち上げればとれる。
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プリアンプユニットを裏から見たところ。テープデッキユニットの垂直な基板がささっていた部分。しばらく基板とにらめっこして、テープ出力端子がどれかを検討してみる。
「TPL」がTAPE L プラス、「TPR」がTAPE R プラスだろうとすぐに判断できたが、マイナスが「SGTP(おそらくsignal ground tapeの略。接地?)」なのか、
「TAPEB(おそらくTAPE BASEの略)」で迷った。あーでもない、こーでもないと基板を穴が開くまで眺めていると、「SGTP」のプリントパターンが幅広いことに気づいた。
きっとモーター電源などを含めたテープデッキ全体のマイナス電源に違いない!と考えて、消去法で「TAPEB」をマイナスと決定。あー、疲れた。
続いてはんだ付けする場所だが、3つの端子が近接しているので、やりづらそう。プリントパターンが表から裏、裏から表へあみだクジのように続いているので、
目視&テスターを使って繋がっている箇所を調べ、TPLとTPRは離れた場所にはんだ付けする端子を確保!
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iPodとの接続に使うのはダイソーのミニプラグ⇔RCAプラグ変換ケーブル。RCAプラグ側を切断して使う。
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ミニプラグとRCAプラグの端子の極性は画像のとおり。
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ケーブルのRCAプラグ側を切断し、3つ下の画像のようにケースの外から中にケーブルをあらかじめ通しておく。
その後、被覆を剥きLR両方のGND(マイナス線)を一緒によじり、「TAPEB」端子にはんだ付け。画像ははんだ付け後、黒い結束テープで絶縁処理をした状態。
「TPL」「TPR」も隣の端子とショートしないようにはんだ付け。
あとは、テープ出力側からの音楽信号(ヒスノイズ)がiPodからの音楽信号に混じるとS/Nが悪くなるので、
テープ出力側からの音楽信号を遮断するために3つ上の画像の赤い×印のプリントパターン1箇所をカッターでギコギコ切断。
テスターで導通が断たれたことを確認して、まだ導通があれば再度ギコギコ。
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基板の表もテープ出力側からのプリントパターンを目視で追ってテスターで確認し、
赤い×印のプリントパターン2箇所をカッターでギコギコ切断。
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テスターで導通&絶縁を確認したら元通りに組み立て。赤丸部分は画像のようにケース爪が基板の上にくるのが正解!
最初何も考えずに間違って組みつけたら基板がたわんだ状態になった。あのまま使っていたらそのうちハンダクラックが生じて故障したかも。危ないところだった。ふぅ。
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ケースからケーブルが出ている箇所をグルーガンで固定。これで多少雑にケーブルを扱っても大丈夫だろう。
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