kmラボ アラ40男の趣味の部屋 TOPページへ iPodを車で聞く その3
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完成したところで、チャリでカセットテープを買いにダイソーへ。90分ノーマルタイプが2本1組で100円。ダイソーは頼りになるなぁ。 テープ買ったのは20年ぶりくらいだろうか。果たして改造は成功するのだろうかと、20年前の告白時にも似たドキドキ感を味わいながら帰宅を急ぐ。
駐車場でおそるおそる車側のハーネスに繋いでみた。家には12V電源もオシロスコープもないので、ここで初めての確認となる。 機能に問題がないかを、iPodを接続する前にひと通り試してみる。CDチェンジャーからの音もいつも通りの音質で聴こえるし、チューナーも大丈夫。 テープデッキはテープを入れていない状態ではボタンが反応しないのは仕様なので、これもOK。
ではいよいよ本番。テープを入れiPodをミニプラグに繋いで再生。まぁ、何ということでしょう。きちんと再生されるではありませんか!しかも音質はCDと遜色ありません。 音空間の匠によってテープデッキが新たな価値を持ちました~!ヽ( ´¬`)ノ ワーイ
再生したまま何気にFMボタンを押したら、まぁ、何ということでしょう。iPodの音とFMが混ざって聴こえるではありませんか!CDも同じです。
これは予想外だった。頭の中のナレーションが加藤みどりさんから、田口トモロヲさんに変わった。

足りない頭で考えた。インプットセレクターの後に繋いでしまったのか?いや、回路パターンを見る限りではテープ出力のすぐ後に繋いだはずだ。 そもそもセレクターが存在するのか?家庭用の単品アンプとは違って、選択されたユニット以外の出力を禁止することでもセレクターの代わりにはなる。 マイナスはケーブルを省いてボディアースする車業界のことだから、セレクターを省くことも十分考えられる。
といろいろ考えたが原因は分からず。後日ネットで調べたが、特にセレクターに関する情報は見つからなかった。まぁ、焦げたような臭いもしないし、 極端に熱くもなっていないので、良しとしましょうという結論に至った。
気を取り直して、テープがなくてもiPodを聴けないか試してみた。まずは思い切ってテープデッキユニットをごっそり外してみた。 テープボタンを押すと一瞬テープに切り替わるが、他のソースに自動的に切り替わる。ちぇっ。次にテープデッキユニット内のフレキシブルプリント基板を外してみたりしたが、 同じだった。マイコンをだますことは難しいようだ。
なお、画像ではRPT(REPEAT)の上にバーが表示されている。これは1曲リピートの意味なのでこのまま聴いていると、しばらくすると勝手に巻き戻しをし始める。 よってバーが消えた状態にしておくのが正解。

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