kmラボ アラ40男の趣味の部屋 TOPページへ iPodを車で聞く その4
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マイコンをだますのはあきらめて、電源の確保に移ろう。フロントのシガーソケットにUSB充電シガープラグ+USB充電ケーブル+iPodを差し込むと、 セミの音のような大きなノイズが発生。おー、これが噂に聞くオルタノイズなのか?こりゃ音楽どころではないなー。でも純正のオーディオからは全く聴こえないから、 やっぱメーカーってすごい!と妙なところに感心してしまった(後でトヨタ電子パーツカタログを見たら、オーディオ電源用か分からないが、 ラジオセッティングコンデンサとノイズフィルタが使用されている)。試しにリアのシガーソケットに繋いでみると、わずかに小さくなるだけであまり変わらない。 聴くに堪えないので方法を検討しよう。家に戻ってネットで先人たちの格闘を拝見すると、ノイズフィルター・ラインフィルターを入れたり、アースポイントを変えたりされているが、 効果は様々で決定打はないようだ。だんだん面倒臭くなってきたら、ふと安直な方法が思い浮かんだ。
(1)通常は充電なしで聴く。
(2)残量がなくなったら、eneloop stick booster[KBC-D1](画像右側)で充電しながら聴く。
(3)使用後のeneloopはUSB専用充電器[N-MDU01AS](画像左側)で充電する。

eneloopは4本もあれば十分だろう。これらは震災を機に揃えたが日頃ほとんど使わないのでナイスな使用法かも。早速(2)(3)を同時にやってiPodと電源をくっつけてみたが、 雑音は皆無!これで問題はクリア。あとはiPodと充電系統をどこに納めるかを考える。ここはやはりトヨタフラッグシップのLEXUS LSさまを参考にさせてもらおう。 ホームページによるとLSはUSB/AUX端子をセンターコンソール内に装備しているようだ。 やはりLSはコードがオーディオからぶらーんと延びるような配線はスマートではないと考えているのだろう。じゃ私もそうします!
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というわけでコンソールボックスに直径25mmの穴を開けんといかんので、ホールソーをドイトに買いにいく。日本製で鉄から合成樹脂まで対応していて、2,180円(税抜)。 さっきまでの新たな出費がダイソーで200円のみだったのだが、ここで10倍にアップ!だがやはりこのような工具類は加工精度、切れ味、耐久性とか日本が世界に誇れるものなのだろう。

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ドリルで下穴を開けてから、初体験のホールソー!ゴリゴリ削れてあっという間に終わってしまった。はやっ!

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USB充電シガープラグにはんだ付けして配線する。配線の反対側にギボシ端子をつける。ピンクのケースは黒く塗装。
はんだ付け途中ではんだこての温度が上がらなくなった。この前から温度が上がらなかったり不調ぎみだったのでもう寿命だろう。
またドイトへ。goot はんだこて 1,080円(税抜)。
もう少し早く教えてくれればさっき一緒に買えたのに。20年間お疲れさまでした。

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USB充電シガープラグを接着剤で穴に固定する。コンソールボックスのフェルト面に接着剤が付かないようにマスキング。

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マスキングテープは、カッターマットの上で形を切り抜いてから貼った。

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続いて電源の分岐。今まで新たな装備を追加する際はヒューズボックスから直接配線していたが、ACC連動はすでにETC、ドラレコで分岐しているので、 今回は灰皿Assyから電源を分けてもらう。はんだ付けして配線の反対側にギボシ端子をつける。食い込ませるタイプの配線コネクターは後々導通不良となるのが嫌なので使わない。

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コンソールボックスにミニプラグケーブルの穴を開けようとしたらプラグが思ったよりも太く、家にあるドリルでは細すぎるので、またまたドイトへ。
もっと早く気づけばよかった。10mm鉄工用ドリル 1,980円(税抜)。
画像は全体像。赤い配線の途中にあるのは管ヒューズボックス。今回のダイソーUSB充電シガープラグには管ヒューズがなかった。回路に内臓されているのかもしれないが、 念のため5Aヒューズを入れた。内装とのこすれ音防止のためにすきまスポンジテープで保護。
なんか本体の改造よりも電源関係の方が金と手間がかかっているのは気のせい?

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ミニプラグケーブルはカーオーディオ側についているので本当はここにないが、撮影のため別のケーブルを挿している。 ボックス下段はeneloop stick booster[KBC-D1]とUSB専用充電器[N-MDU01AS]。

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上段のトレーは家にあった灰皿を利用。コンソールボックスのフェルト面のこすれ防止のため、側面に戸当たりの防音テープを貼っている。 カチャカチャ音がしないように滑り止めシートを置いた。


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