kmラボ アラ40男の趣味の部屋 TOPページへ 地震への備え その1 2014.05.17
地震が多い関東在住ながら、3.11以前は地震のことは深く考えていなかったが、以降は真剣に考えるようになった。物流の混乱、被災地への優先配送、 買いしめによって首都圏でも物資不足が起こった。首都圏が被災地になれば、これだけの人口だから避難所に皆が入れるとは到底思えない。 もちろん食料もたった3日ではすべてに行き渡るのは無理だろう。南海トラフ巨大地震でも首都圏の物資不足は確実だろう。ということでまずは自宅籠城のための備蓄を始めた。
うちは免震ゴムで建物全体が地面から浮いている免震構造なので普通の地震だと揺れがマイルドだ。揺れによる建物へのダメージも小さい。 普通の地震なら備蓄さえあれば、家で気ままに過ごせるだろう。 普通じゃない地震、つまりうちの近所が震源の直下型地震や長周期地震動でどうなるかは運次第だが、その時はその時だ。
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(1)飲料水 志布志の自然水 非常災害備蓄用(5年保存水)合計72L分
72÷3=24日分 ひとり暮らしなのでこれぐらいあれば十分だろう。 始めの1年は20Lポリタンクを5個(計100L)買って、水道水を汲み押し入れに保管しておいた。もちろんただ水道水を入れただけではすぐに腐敗してしまうので、 「ピジョン 哺乳びん除菌料」を使って除菌後に水道水を入れ、半年後に入れ替えた。入れ替え時に飲んではいないが、特に臭いも色もなくきれいだった。 しかしさらに半年後に見てみると中身は問題ないのだが、ポリタンクのキャップ部分に亀裂が入りそこから微量ながら漏れていた。 どうも材質に柔軟性がないのか長期間きつく密閉するのには向いていないようなのでやめた。容器は給水車へ並ぶときに使用予定。肩にかけるためのベルトも用意した。
(2)トイレ もみがらくん炭+衣装ケース+布+ひも
ブログを参考にさせていただいた。トロ箱では量があまり入らないのではと思い、また座って用を足せるように衣装ケースを買った。 「小」を受ける手つき桶をダイソーで買った。これらも押し入れに保管している。

(3)食料
米は無洗米に変えた。他は特別な非常食は用意していない。被災時に乾パンなど非常食を食べると、被災した感が余計に強くなり悲しくなりそうなので。 その代わり通常の冷凍食品・レトルト食品・カップラーメン・乾麺・お菓子・ようかん・缶詰・もち・野菜ジュースをかなり多めに備蓄している。 新たに補給したら期限切れになる前に古いものから日常生活で食べ、常に一定量を備蓄するようにしている。被災時にもこんぺいとうよりキットカットを食べたいしなぁ。 缶詰はサバの味噌煮も買ってみたが、食後の容器の魚臭さが強烈なので、水が使えない被災時には自分には向いていないと思った。

(4)カセットコンロ+ガスボンベ12本

(5)鍋での米の炊き方を印刷した紙
日頃は炊飯器で炊いているので、鍋では米を炊いたことがない。本来は炊く練習をしておいた方がよいのかもしれないが、物資の準備 以外は震災時に挑戦するドキドキ感を残しておいた方が気も紛れるのではと思っている。ただネットは繋がらないと思うので印刷は事前にした。

(6)単3形電池使用ラジオ・iPod nano(第6世代)
3.11でもラジオは送信局の予備電源がなくなるまで放送していたし、ネットが不通の状況では有力な情報源と予想。
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(7)単3形eneloop×12本
(8)eneloop stick booster[KBC-D1]
単3形eneloopを2本使用し、iPod・携帯などにUSBから充電するスティックタイプのハンディ電源。出力時間:約1.5時間 DC5V/500mA(MAX)
(9)eneloop USB専用充電器[N-MDU01AS]
パソコン等のUSB端子から充電できる充電器。充電時間:約5時間 入力電源:DC5V/500mA(MAX)

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(10)ガーデン用ソーラーライト×2
ソーラーで発電した電気を専用充電池(単三型)に貯め、暗くなると自動点灯。もし東京湾岸の火力発電所が被災すれば、臨時のガスタービン発電が設置されるまで、 へたすれば1ヶ月くらいは電気が来ない可能性も想定している。光量は少ないが停電した真っ暗闇の部屋では心の支えになってくれるはず。

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(11)FOMA ecoソーラーパネル01 ドコモショップにてポイント交換でゲット。
Docomoガラケー専用ソーラーパネル。ケーブル端子はガラケー専用なのでそのままでは他に流用できない。仕様を見ると「出力 1.22W(最大) 5.4V」とあるので、 電流は1.22÷5.4V=0.23A=230mA(MAX)。うちのパソコン(USB2.0)のUSB端子が5V 500mA(MAX)なので電圧はほぼ一緒だが電流がUSB端子の約半分。 もしかしたらiPod nanoとeneloop USB専用充電器の充電にも使えるかも?と工作魂に火がついた。

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電子パーツ屋さんで端子のメス側を検索するが部品は流通していないもよう。普段使っている充電台の裏(画像)を見たらメス端子発見! しかし取ってしまうと日常が不便になってしまう。充電台を分解してみると配線とスイッチのみで特に半導体もない。裏から給電して表の+と-の端子に出力しているだけ。 では表の+と-の端子からUSBに給電するケーブルを作りましょうとダイソーへ。片側がメス端子になっているUSB延長用ケーブルを切ってメス端子側を利用する。

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パソコンのUSB端子に切ったオス端子側を接続し、テスターで確認すると赤色が+で黒色が-と判明。 今度は切ったメス端子の赤色と黒色を充電台表の+と-の端子に繋ぎ裏にソーラーパネルを接続。メス端子にiPodを繋いでみるが充電マークが出ない。 ガラケーをUSBで接続すると充電できるので電気は来ているはずだ。ネットで情報収集してみると、iPodはUSB中央の2つの端子に+2V~+3Vが来ていないと認識してくれないらしい。 皆さん同じことで悩んでいたんだなぁ。誰もが通る道らしい。しかしはっきり何Vか情報を探しきれなかったので、再度パソコンのUSB端子で計ってみると、白~赤、緑~赤が5V。 あれっ?2Vとかじゃないの?そうか、これはパソコンだからデータを送ってきているんでその値なのかも?

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では充電専用USB端子で計ってみようと、eneloop stick boosterで計ってみた。すると黒~緑・黒~白が+2V、緑~赤・白~赤が+3V。 ということは5.4Vを約3:2に分ける回路を作ればいいわけね。

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家には200Ωと680Ωの抵抗しかなかったので、図のような回路にした。皆さん何kΩと大きな抵抗を使っておられるが、まぁiPodをだますためだけなんで大丈夫でしょう。 本当は緑~白はeneloop stick boosterでは導通がなかったんだが、同じ電圧だし一緒にしても何とかなるっしょ!

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次回の工作のためにUSB端子のピンアサインを掲載。時間が空くと忘れてしまうし、平面図だとどっちから見た図なのか、よく分からなくなるんで。
地震の備えのはずが、何かただの工作になってきた。長くなったので、その2へ続く。


地震への備え その2 へ続く
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