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■ VOLVO 850の修理事例

ターボエンジン載せ替え

001 ターボエンジン載せ替え

横置きエンジンのFWDレイアウトを採用された850は、240シリーズの後継として約5年の歳月をかけて開発されました。直列5気筒エンジンで、ターボチャージャー付きのハイパワーモデルがT5-Rですが、「エンジンが壊れて修理を…」と、入庫してきました。調べてみると、ターボの故障と思いきや、エンジンブローが原因で、高額なオーバーホールが必要な状態でした。このため、中古の同型エンジンを探し出して、そっくり載せ替える“心臓移植”を提案しました。

エンジンから燃料漏れ

002 エンジンから燃料漏れ

エンジンのマニホールド接続個所から微量のガソリンが漏れている850が緊急入庫。高温部の燃料漏れは大変な事態になる可能性がありますので、一層慎重に点検。結果、レギュレーターのバルブが劣化しており、ここからジワジワと漏れ出していることが判明しました。早速、中古パーツを入手して交換。安価に修理できました。

ブレーキから大きな異音

003 ブレーキから大きな異音

ブレーキペダルを踏むたびに「ブォ〜ン」という大きな異音が発生する850。ローターとパッドを純正の新品に交換しても鳴り止まず…音止めシートを貼っても収まらず…まさに、お手上げ状態でした。念のため、取り置きの中古ローターを装着してみたら…これが的を射たように、ピタッと音が鳴り止みました。調べてみると、取り寄せた新品ローターにも歪みがあり、不良品だったことが判明。クレーム処理で再度、新品ローターを送っていただき交換すると、問題の異音もせず、無事に解決しました。新品の純正パーツでも、こんなことがあるんですね。

グローブBOXの不具合

004 グローブBOXの不具合

小物の収納に何かと便利なグローブBOX。何気なく開けようとしたら...全く開かない状態になってしまった850。この場合は、一旦、グローブBOXに穴を開け、ロック部分を解除できる範囲を切り開いて作業します。今回はシャフト部分が折れた状態のため、パーツを交換。切ったカバーも新たなものに取り換えて修理は完了です。

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