12月30日
 言うまでもなく暮れです。

 また暴れるビンが出てくるんではないかと日に一回は飼育部屋のチェックを行っております。 今のところそう言ったモノは杞憂で終わっていますが、食痕の出方やビンの状態から判断してもいつ暴れてもおかしくないので気は抜けません。 ま、こんな事でソワソワするくらいならばいっその事交換してしまった方が早いのかな〜なんて思ったり。 時間もたっぷりある事ですし、早めに手を打っておくのも悪くありませんね。

 12月2
 気が付きゃ残すところ1週間で御座います。

 詰めたビンはこの時期でも飼育部屋にて培養を行っているので問題なく菌が廻ってくれてます。 粗めの培地って事もありますね。 他に何もする事が無いのでアレなんですが、暴れだけは注意したいところなので2日に1回くらいの割合で巡回はしています。 早いもので2本目に入れてから2ヶ月ちょっと経過と言う事で食痕の目だってきているヤツがあり、このタイプはちょっとしたタイミングで暴れ出したりするので気をつけないといけません。 温度管理しているとは言っても何分アバウトな管理ですので、急に氷点下なんて事になると温度差で影響が出てくる可能性ありますからね。

 ♂はこんなんですが♀は順調。 暴れてるビンは見えている限り有りませんので、このまま引っ張って羽化まで持ってく予定です。 所謂「2本孵し」ってヤツ。

 12月21日
 前日にブロックが2ケース届いていたので暇潰しも兼ねて詰めとりました。 羽化ビンと言う事で1本あたりの分量を少な目にしたお陰か、普段よりは多くビンが仕上がる。 なので、今回ので十分かな〜と思ったんですが、数えてみるとどうやら最低でもあと1ケース分くらいは必要な感じですね。 昨日の今日なので不足分を詰めるとしても来年かな。

 ついでに飼育部屋に入って幼虫達の具合をチェックしてみると1本暴れてますね。 4〜5日前にもチェックしているのでここ数日で暴れ出した事になりますが、その理由が思い当たらないので培地の劣化を嫌ったものかと思われます。 そうすると、同時期に詰めて幼虫を投入したビンも似たような状況にあってもおかしくは無いと思われるので、これから日々のチェックは怠れないかなと。 本来ならば来年の2月くらいまで引っ張りたいところなんですが、暴れ出しては意味が無いので、兆候が見えたらスグに交換します。

 12月17日
 相変わらずの雪模様。

 飼育部屋のチェックをしてみると、上部と下部での温度差が結構有る様です。 大体3〜5℃くらいの幅。 可能な限りこの差を小さくする様に努めているんですが、なかなか上手くいきません。 攪拌が足りないのか?と、風量を1段階引き上げました。 正直この程度の事で大幅に好転するとは思っていないけれど、打てる手は打っておきますよ。 この差を考慮して、冬季には高い位置の棚に菌糸ビンを配置するとか来年の飼育に役立てたいと思います。 あと、そろそろ3本目を詰める算段をしとかないと。 年内には詰めておいた方が無難かな〜。

 12月12日
 今年を表す漢字は「輪」だそうですが、あんまりピンと来ない。 と言いますか、なんかネタ切れっぽい感じがします。

 もう飼育部屋に用事が無くなったので見に行く回数も減りました。 久々に開けてみると、暴れてる幼虫が幾つか。 う〜ん・・・暴れる要素が無いんだけどなぁ。 原因は兎も角、放置しておくワケにはいかないので交換です。 2本目の暴れと言う事で、中身の状態は言わずもかな。 20gちょっと。 暴れたから小さいのか、暴れなくても小さかったのか分かりませんが、まぁ〜そんな事はどうでも良いですね。 それよりもスグに暴れた事に気がついて、他のビンにそれが伝播しなかったので良かったです。 今期は数が多いので温室の他に飼育棚を用意し、可能な限りビン同士が触れない様にしたのも他のビンに影響が出なかった事に繋がってるのかなと思います。

 12月2日
 気がつきゃ師走で御座います。

 先週は雪なんかも降るくらいの寒さでしたので飼育部屋も温度の上下があった様でして、そのせいで子実体がビン側面に目立つヤツが幾つか出て来ています。 まぁ〜この程度ならと言う感じなので心配はしていないのですが、培地の劣化は食痕以外にもこの部分から始まっていくので、可能ならば回避したいところなんですよね。 しかし、この時期は設定にもよりますがどうしても温度差が出て来てしまい、なかなか難しい。 ここを上手くコントロール出来る様になると培地の持ちも上がって、中身の結果も上がってくるとは思うんですが・・・。 投入からの経過を考えると、そろそろ体重Maxになっている頃なので思いっきり温度を下げるって手法も有るには有るのですが、諸々を踏まえるとそれはもう少し先にしたい。 せめて年明け頃まで今の温度で引っ張りたいです。

 11月25日
 結局前回からの間で1本目のビンは全て交換してしまいました。 殆んどがまだ引っ張る事も可能な物でしたが、まぁ〜今やっても大して結果に違いは無いだろうと。 暇潰しに丁度良かったです。 食痕の出方が少ない事から予想していた通りに♀幼虫ばかりで、結果は10〜16gと言う感じでした。 デカイのも居ましたが、こんなモンでしょう。

 2本目の♀は♂よりも温度変化を若干早い時期に行いたいと思っているので、全ビンを管理のしやすい温室に入れてあります。 今期は少々飼育数が多い事から1ヶ月ほど時間差をつけて管理する予定でいて、これならば温室をキチキチに詰める事なく上手く♂も♀も蛹化させる事が出来るんではないかと思ってます。

 11月20日
 2本目に投入していないビン、残りは大体30本くらいになりました。 「出来るだけ引っ張る」と言う事で今期の飼育を行っているので、これらを全て交換するのは何時になるのか分かりませんが、ま〜暇だったりしたら適当にヤッツケで行ってしまうのでね。 案外とスグかも知れません。

 先行組は2本目投入から約1ヶ月と言うところなんですが、♂ビンの中には既に食痕ビッシリってな感じのヤツもあって、中の幼虫がまだ活発に摂食してる様子がうかがえます。 これらのビンも基本的に「暴れ」が無ければ交換はせず、このまま引っ張って温度を下げる時期迄は持たせたいですね。 これだと3本で羽化まで持ってけるので、無駄になる羽化ビン4本目が要らなくなり経済的。 来年の2月くらいの交換になれば狙い通りと言った感じです。

 11月17日
 日に何本かちょこちょこと交換しております。 基本的には「暴れ」ビンから交換し、それから培地の劣化が進んでいるビンと言う感じで行っていて、安定している様であれば可能な限り引っ張る事にしています。 以前は期間を決めての交換でしたが、結果を見ても我が家はこのパターンで問題は無い様です。 1本目30g越えも幾つか出ていますし、♀も15〜6gまで伸びていますしね。 これならば♂は3本、♀は2〜3本で羽化まで持っていけそうなので懐にも優しい。 ギネス狙いの様な超ビッグサイズを狙うのであればもう少し慎重になった方が良いのでしょうけど、そこまでの良血と呼べるヤツも居ないので十分です。

 そう言えば前は30g越えたなんて言ったら小躍りしながら画像に収めたりしていたもんですが、昨今はそのレベルではお話にもなりませんのでサッサと新しいビンに放り込んでいます。 これが35gだとかそんなのだとまた違うんでしょう・・・ウチでは程遠い夢のまた夢ですよ。

 11月6日
 先日詰めた菌糸ビンは完全に仕上がり、後はしばし熟成させるだけとなっておるのですが、無交換のビンの状態をチェックしてみると、食痕の感じからど〜も♂の割合が思ったよりも多そうな感じです・・・足りない。 と、言う事で更に1ケースを追加。 1回目の交換なので中身が♂なのか♀なのかハッキリしないので、ビンが不足してしまうのは仕方ないと言えば仕方ないです。 例年だと女系の我が家ですので、それを見越して♂ビンを詰めたつもりだったんですがねぇ・・・良い意味で裏切られましたよ。 この状況、悪くはありません。 やっぱり♂が多いのは飼育していて張り合いが出てきますから気合も入りますし、何より面白いですから。

 今度来るブロックは全部♂用として詰めておいた方が無難かな? ビンを余らす事はしたくないのですが、これからの時期は気温が下がって常温保存も可能なので問題無いでしょうし。

 11月4日
 いつの間にか11月・・・流石に寒いのでファンヒーターを出しました。

 菌糸ビンの交換は♂用のビンが底をついた為、途中で終わっています。 前回からここ迄の結果ですが、相変わらずHopei♂の成績が良くて30g付近の幼虫を連発しておりまして、まずまずと言った感じです。 こうなってくると新しい菌糸ビンの補充が急務! 早速1ケースを注文し、♂用のビンを10数本と残りを♀用に詰め替えました。 常温では菌が廻り難いこの時期も、エアコンの稼動している飼育部屋なら問題有りません。 数日監視しましたが培養はスムーズに進んでいる様で、1週間後には使える様になるんではなかろうか? ですが、これは2本目なのでもう少しジックリ待ってからの投入が良いでしょう。 10日から2週間くらい待ちますかね。

 10月26日
 ちょこちょこ暇を見つけては交換をしておるワケですが、菌糸ビンに関しては既製品を使わずにブロックを崩して手詰めで行っているので空ビンが出ます。 これも同時進行で処理・洗浄しなければならず、冷え込みが厳しくなってくる今の時期くらいからは苦痛でしかたありません。 洗ったのは良いが乾くのに時間が掛かったりと、まぁ〜色々と面倒ですね。 しかも、今回の交換で菌糸ビンのストックが寂しい状況になってきまして、詰め詰め作業も視野に入れておかないといけません。 生き物を飼うとはこう言う事・・・なんですよねぇ。

 さて、ここ数日内の結果ですが、♂は結構重さが乗っているヤツが居りましたね。 この大きい幼虫が国産ではなくてHopeiだったのがミソで、成虫時のカタチは抜群な血統なのですが、今までなかなか幼虫がデカくならず小粒なのが多かったんですよ。 この血統は「そう言うもんだ」と思って諦めていたのでデカい幼虫が出て来てくれたのは嬉しい。 体長はある程度の大きさがあれば十分なので、Hopeiらしく横の方に伸びて欲しいな。 ちょっと期待しましょうか。

 10月22日
 日に数本ずつ交換しております。 まず暴れたビンから始めて食痕の出方の激しいヤツへ。 温度変化が原因で暴れたと思われる物は何故か殆んどが♀でして、これは成長度合いの違いと言ったところでしょうかね? 重さは10〜14gと我が家ではまぁ〜まぁ〜な感じでした。 食痕を見ての交換組は当然の事ながら大多数が♂。 大きさはかなり幅が有りましたが、20〜30gとこちらも想定内と言ったところ。 昨今は大型化が進んでますのでこの程度では「小粒」と言われてしまうかもしれませんね。 でもこれで十分。 マイペースで行きますよ。

 全体の3割くらいの交換が終わりました。 残ったヤツも時間を見つけビンの具合を見ながら交換していきます。 とりあえず今期1回目に関しては交換時期を定めずに行う事にしており、そんな事から言うと全部終わるのは11月イッパイ掛かるのではないかと思います。

 10月17日
 大分寒くなってきておりまして、飼育部屋の温度記録をたどってみると20℃も下回る事がある状況です。 そろそろ加温かな〜と言う事で、今まで冷房だったエアコンを暖房に切り替えました。 まぁ〜大体このくらいかと設定との誤差を加味しつつ21℃にセットしてみるも、しばらく様子を見守ると24〜5℃くらいまで上がってしまう様な塩梅。 空気の攪拌をしたり色々手を尽くして調整した結果、19℃設定でなんとか求めている温度帯になってくれました。 この調整で温度の上下動があったお陰か今まで順調だった菌糸ビンに子実体が出てきてしまう。 いや〜難しいですね。 そろそろ交換時期と言う事で大して影響は無いとは思いますが・・・見栄えは悪いし良い事は何もない。 また、温度変化を敏感に感じ取った幼虫が幾つか暴れ出してるし困ったもんです。

 10月1日
 もう今年も残すところ3ヶ月となりました。 早いですねぇ〜。

 培養は完全に終わり、後は交換するだけとなっております。 幼虫の方もほぼ全部が3令と思われる状況になっており、中にはビン側面から顔を覗かせているモノも。 ただ、この期に及んでまったく食痕が出ておらず生死の怪しいビンが幾つか目に付きます。 昨年は少数飼育ながらもこの段階で☆ってしまったビンが1〜2本とかなり少なくて驚いたんですが・・・どうなんてしょう、疑わしいのが10数本。 割り出している時に「傷つけたかな?」って幼虫は直接ビンに投入はせず、マットで数日保管して極力1本目落ちの無い様に努めておるんですがね。 ま、生き物の事だし、その辺は仕方ないのかな。