アレルギーになり難い家の造り方♪

さぁ今回の皆様が1番気になる所のお話です。

どう言う風にすれば体に良い家が造れるのでしょうか?

まず手っ取り早い結論!

それは“自然の物を使う”!!

コレに限ります。

例えば外装関係は新建材を使うにしても、骨組は在来軸組工法、所謂柱と梁を組み合わせて造る家で、決して集成材は使わない事!ましてや2X4工法はもってのほか!!構造用にコンパネを使い過ぎますんで…。あれを使わないと2X4の家は建ちませんので…。

そして内部の床や壁、天井には内地産の無垢材を使用する事。

特にがお勧め♪

私は花粉症だから無理!!なんて思っていらっしゃる方は大きな間違いですヨ♪杉だからと言って花粉症の方は心配する事はありません。あくまでも杉が花粉症に影響するモノは花粉ですんで、製材加工された木は花粉症にはまったく関係ありません。

それと特に香りは桧の方が抜群に良いです♪もちろん値段も杉よりも桧の方がお高いです。そして節の無い方が有る方よりもかなりお高いです。ですんでわったくしは無節材よりも節有り材の方をお勧めします♪もちろん杉に関しても一緒です。効能はまったく変わりません♪

ただ、杉は木自体が柔らかい為あまり床材には向きませんが、お値段が安いのでそう言う面ではお徳かも?!

それからコノ内地産のヒバや桧の良い所はヒノキチオールと言う体に非常に良い物質を含んでいますし、木の製品になっても呼吸をすると言う性質で人体に悪影響を及ぼす物質も吸着する性質を持っています。呼吸する性質の証拠によく乾燥した板を透き間を空けて並べておき、蒸気をかけ続けてみて下さい。その透き間が埋まってきますので…。

そう、だから室内の調湿効果もあります。それに少々手荒い使い方をしても余程の事が無い限り、塗装仕上げやクロス仕上げの様にリフォームでやり直しなんてコトは無いので最初の時に少々高い工事代になってもなが〜〜〜い目で見れば安く付くってワケ。

 

そして壁に関して他にと言うと、最近流行り出した“珪藻土”。

コレは植物プランクトンの死骸の堆積物でして見た目はまったく普通の土と変わりません。

コレも調湿効果があり、人体に悪影響を及ぼす物質は含んでおりません。

ただしココで気を付けなければいけないのが珪藻土を塗る時の下地材です。

一般的にはプラスターボードと呼ばれる石膏系の板を貼り、その上に塗るんですがその板、ボードと言うんですがそれ自体も体に優しい物を使いましょう。

ただし予算が少々上がりますがね…。

と言うのも、最近の新建材も捨てたモンでは無くって、コノ石膏自体が通常の石膏よりも湿気を吸収するタイプやホルムアルデヒドを吸着分解するモノまで出ています。一考の価値は有りそうです。

 

それからクロス系がお好きなあなたにお薦めなのは日本古来から有る“和紙”♪確かに和風の仕上げに近い仕上りにはなりますが、センスよく使えば洋風にも仕上ります。ただし和紙だけではなかなか壁全体に貼り付けるには難しい物がありますので、その為に壁用の和紙はビニールクロスと同じ様な補強がしてあります。コノ補強方法にも各メーカーによってまちまちで、中には製品上やむを得ずビニール系の補強材や補強材の貼り付けの為ホルムアルデヒドを含んだ接着剤を使用しているモノも有りますので、出来ればその様な物は避けたいですね。

 

さてリフォームや新築なんて高いお金をかけなくてもお気軽に体に少しでも良い方法お教えします。

まず、お部屋に観葉植物を置く…。

邪魔ですけれどコレも結構Good!

それから少しでも桧などの製品を使ってみること。

最近ホームセンターなどで格安の桧のスノコがあるでしょ。

あれを押入れの中だけでなく部屋の中に上手に使って下さい。

そしてタマによくしぼった雑巾でそのスノコを拭きますと桧の良い香りが広がります♪

それからお風呂に桧を浮かべるとコレもオツなモンです♪

 

あっ!書き忘れましたが無垢材には決して塗装やワックスを塗ったりしないで下さい!外部で無垢材を使用するならやむを得ませんが室内の物には絶対に!!

木の持つ自然の効果がまったく発揮されなくなります!

だから既製品の無垢材のフローリングなんかは良くないんです。

せっかく無垢材を使っていると言うのに塗装で台無しです。

見た目よりも体に優しいモノを…。



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